2013年06月29日

■めんぱのお弁当箱の撮影をしました。

工房の漆畑のある、高松市と坂出市にまたがる山、五色台。
この梅雨の雨で「幻の滝」と呼ばれる、県下最大の滝が登場しているそうです。
ふだんは目立たないささやかな滝らしいんですが、大雨の後はそれは見事な滝になるそうで…
雨のあと、通りかかる時は注意して見てみたいなあ〜と思います。ハートたち(複数ハート)


さて、そんな今日はお弁当箱をご紹介しますね。


バッド(下向き矢印)工房のもこみち君が、庭でハーブや大葉をつんできて、なにやら準備中です。
国産漆、めんぱ、曲げワッパ、弁当箱 1 それは…。

めんぱのお弁当箱の撮影でした。
お弁当が入らないと、やっぱりイメージをお伝えしにくいと、お弁当にしていました。
私もめんぱのお弁当箱(もちろん自作の漆塗りです)は愛用していましたが…
このタイプのスリムなめんぱ弁当箱は、まだ使ったことがありません。


バッド(下向き矢印)ただいま撮影中〜。
国産漆、めんぱ、曲げワッパ、弁当箱2

国産漆、めんぱ、曲げワッパ、弁当箱 細長、スリム、

この細長いお弁当箱って、やっぱりいいですねexclamation
おかずを詰めるのも、とても楽です。いろいろ仕切りがなくても、ちゃんとさまになるんです。このお弁当箱は、おかず入れをはめ込むタイプなので、おかずの汁がごはんにつきにくくてそこもポイントなんですよ〜。

確か木地を仕入れたのがかれこれ4年近くも前…。
パーツが多くて時間がかかることもあって、「いつできるかな〜〜」と思いつつ、 (確か去年の春も布貼りなどをしてましたね;;) それでも、ぼつぼつ進めていたら、やっといくつか出来上がってきました。
来月1日の特選品にアップしようと思っています。ムード



朝顔さて、今日のおまけ写真は、アサガオちゃんです。
松本が種を蒔いて育てています。大きくなったので、ネットを張ってアサガオカーテンにするらしいですよ〜。
どんな色のお花が咲くのか、楽しみです。ぴかぴか(新しい)

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2013年06月28日

■うるうるの漆の湯飲みです。

もう少しで6月も終わりですね。
今年ももう半分が過ぎようとしているなんて、ホントに早いです。ダッシュ(走り出すさま)

さて、そんな今日は来月の特選品の一つをちょっとお見せいたしますね〜。



バッド(下向き矢印)こちらです… ペアの湯飲みです。
漆の湯飲み 国産漆の湯飲み

可愛いでしょう?? 松本の挽いた木地なんですよ。
薄挽きで、ふわっと軽いです… お茶を入れるとしっとりとした重みとスッキリした口当たりにうっとりします。ぴかぴか(新しい)
漆の湯飲みは、とっても使い心地がよいということで、その心地よさを松本自身が味わいたいために?作りました。
お茶を入れても、いわゆる漆の匂いはほとんどしません。
軽やかな紅茶、煎茶などのお茶に合います。すーーーっと口に入っていきます。


バッド(下向き矢印)31gと、とっても軽い湯飲みです。(フリーカップの約半分!)
漆の湯飲み 国産漆の湯飲み2徳島県脇町産のヒノキちゃんです。

いつも半艶消しの塗りが多いんですが…。
この湯飲みはうるうると濡れたような塗り肌です。しっとりと手先に吸い付きますよ〜。

後ほど詳しくご紹介しますので、ごらんくださいますと嬉しいです。わーい(嬉しい顔)



うり坊さて、今日のおまけ写真は…。本日もうり坊です。
大きな獲物を取り逃がしたうり坊ですが、ぜんぜんメゲずに今日もパトロールに繰り出していましたよ。


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posted by 宮崎佐和子 at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 工房の仕事

2013年06月27日

■ここで安静にしています。

数日前からズリハイができるようになった娘…。
最初はズズッと微妙に前進するのみでしたが、わずか2〜3日程度で格段に上達し、モジョモジョと目的地まで進むようになりました。
寝返りも、以前は下駄を飛ばすようにどこへいくやら?だったのが、かなり進路調整できるようになってます。布団くらいの段差で動けなくなっていたのが、今やキャタピラーのようにずんずん乗り越えていますよ〜。あせあせ(飛び散る汗)
知らぬ間に廊下などに流出していることもあってビックリです。がく〜(落胆した顔) 
体も締まってきましたしたらーっ(汗)…これはもうハイハイするのももうすぐなんでしょうね。
忙しくしている間に、子供はどんどん成長していっています。


さて、そんな今日は… 屋外の作業部屋の置き室をお見せいたしますね。

バッド(下向き矢印)ここには、塗りあがったうつわを置いています。
上塗りしたうつわ

乾いたうつわは、こうしてしばらく安置しておくのです。ぴかぴか(新しい)
漆は、乾いて触れるようになったあとも、実は長い時間をかけてゆっくり締まっていくのですよ。工房のうつわは、塗り上がり後は1ヶ月くらいここでゆっくりと熟してもらっているのです。
この過程を経ると、やっぱりうつわがより安定してくるような気がしますね。漆って、分からない部分が多いので、面白いです。


うり坊のネズミさて、今日のおまけ写真は…うり坊の獲物のネズミさんです。(見えますか?草影にシッポだけ写っています)
でっかいネズミさんを捕まえたうり坊、すぐにしとめずに草むらに放して遊んでいました…が!!
本当に見失ってしまい、うり坊が草むらでガサゴソしている間に草むら脱出したネズミさん、「フン」という感じで反対方向に走り去っていくのを、私はハッキリ見ました…。


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posted by 宮崎佐和子 at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 工房の仕事

2013年06月26日

■梅雨の中のウルシの木です。

シトシト降る梅雨らしい雨のおかげで、四国の水がめといわれる早明浦ダムの貯水率がほぼ100%になったそうです。
これで、とりあえず生活面では渇水に悩まされずにすみそうですね…。


バッド(下向き矢印)工房の庭のウルシちゃんも、雨に濡れております。
ウルシの葉

ウルシの実

この時期のたっぷりの雨が、木の成長のかなめとなります。
梅雨明けはいつごろになるのかな? 暑い暑い盛夏が訪れると、ウルシの木もいよいよピークに達します。

ところで、雨続きで室内の湿度が半端でないです…あせあせ(飛び散る汗)
80%近かったりしますから、もう漆室の中とさほど変わらないですね。がく〜(落胆した顔)
高温高湿度でないとなかなか乾かない、とっても気難しい工房の国産漆たちですが、仕事の調子がはずれちゃいますね。
気をつけようと思います。


うり坊さて、今日のおまけ写真は… 木工場の高い所で雨宿り?のうり坊です。材料の入ったコンテナを積み上げたてっぺんに、自分のベッドをこしらえてハイジ状態です〜。


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posted by 宮崎佐和子 at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ ウルシの木の記録

2013年06月25日

■塗りの時の大事な小道具です。

上塗り前に「あ〜、アレがもうないわ」と、何やらゴソゴソと準備する松本…。
ハサミと古い濾し紙(漆を濾す時に使用する和紙)を出してきて、塗りの時に欠かせないものを作っていました。

IMG_9048.jpg※ちなみに、濾し紙はこうして使います。


さて、どんなアイテムを作っていたかといいますと…


バッド(下向き矢印)これなんです。
濾し紙1
濾し紙を1.5cmくらいの幅で繊維方向に平行して折っていったもの。両端をねじって留めたリボン状のものです。
どうやって作るかというと…。


バッド(下向き矢印)1/3に切った濾し紙を、切り口が内側になるような折り方で折っていきます。
濾し紙2

濾し紙5端をねじっておわり。

これが、上塗りの時の何に役立つのでしょうか??
それは塗ったうつわのふちにはみ出た、余分な漆を拭き取るためです。
濾し紙


←使い終わったら、こんな感じになります。





一般的には「鯨ベラ」を使うんだと思いますが…。
工房では、いつしか鯨ベラは使わなくなり、もっぱらこの濾し紙を重宝しています。(鯨ベラは、鯨ひげから作った薄くて弾力に富んだヘラのことです) 
松本の実家でも、香川県漆芸研究所でも使っていなかったので、由来はたぶん私が研修に行った東京か東北で仕入れた方法だと思うんですが… ゴメンナサイ、忘れてしまいました。あせあせ(飛び散る汗)


漆用の濾し紙は、材料としてはかなり貴重品の一つなのですが、亡くなった松本の父が大量に持っていたので、その中からちょっとイマイチなのを出してきてこのように使っています。

漆の濾し紙は、繊維が長いので繊維が出にくく、塗膜を汚さないですみます。
だから、こういった使われ方もあるのですね。

ささやかな工夫ですが、美しい塗り肌はこうした気遣いの積み重ねで出来上がります。ぴかぴか(新しい)
今回の上塗りも、きれいに仕上りますように…。ムード

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posted by 宮崎佐和子 at 23:40| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 工房の仕事

2013年06月23日

■メンテナンスの終わった、工房初期のお椀です。

おとといは夏至で、今夜はスーパームーンの日でしたが…
いずれも雨&曇りだったので、日の長さも大きなお月様も感じられず残念でした。あせあせ(飛び散る汗)

さて、そんな今日は、工房にメンテナンスに来ていたお椀をご紹介したいと思います。
昨年の秋にリフレッシュのため、戻ってきていたものです。※こちら

バッド(下向き矢印)少しずつ、手直しをしていまして…。
お椀修理3

「よし、OK!」と、松本のゴーサインが出ましたので、持ち主様のところにいよいよ戻る事となりました。


バッド(下向き矢印)退院前に記念撮影です。ムード
お椀修理5

もう10年以上も使っているとは思えないほど、状態の良いお椀でしたので、そんなに大掛かりな修理はしていません。ちょっとしたつくろいくらいです。
が、デリケートなスプーンは、かなり傷みがきていましたので、ていねいに塗り直しました。


バッド(下向き矢印)もう少しでおうちに帰れますよ〜〜〜。
お椀修理6

お椀は、あいかわらずのウルウル肌です。(うらやましい〜〜)
それもそう、このお椀たちは工房初期の制作(2001年頃)のもの。材料も工程もレア過ぎて、今では作れないお椀です。初期特有の特殊仕様?に加え、愛情込めてていねいに10年以上使って下さった、経年の美が景色に加わり、こんなに美しいお椀になりました。

お椀の不具合は、主に高台の漆の少しの欠けだったのですが…。


バッド(下向き矢印)漆でつくろいをして、スッキリしました。
お椀修理7IMG_7215.jpg
左が、つくろい前の写真です。直した箇所はもうほとんどわかりませんね。あせあせ(飛び散る汗)














先の塗膜がなくなっていたスプーンも、元通りになりました。ぴかぴか(新しい)
スプーン修理

「ものすごく気に入って、一生使いたいので10年を節目にメンテナンスをしたい」と、工房にこのお椀とスプーンを持ってきて下さったお客さま…。
半年以上かかりましたが、やっとお手元にお届けしますね。しばらくの間、ご不便をおかけしました。




ちびカマキリさて、今日のおまけ写真は…。
オモダカの葉っぱの上で待機する、カマキリの赤ちゃんです。吹けば飛ぶようなチビッコですが、カマをふりふり一人前のポーズでした。ぴかぴか(新しい)


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posted by 宮崎佐和子 at 23:18| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 工房の仕事

2013年06月22日

■塗り下地の終わったカップ類です。

台風が去り、爽やかな青空がもどってきました…。
そして、寝返りばかりが達者になっている娘が、ここ数日ズリハイの前触れらしき動きをするようになりましたexclamation
腹這いになって両手両足を突っ張って、不格好にもがきまくりながら、微妙に移動するようになったのです。
ちょっと目を離したら、意外な所に転がって、キャットフードを握りしめていることもあってヒヤリとします。この一粒があぶないあぶないあせあせ(飛び散る汗) 気をつけなくては… ふらふら



今日は、松本の挽いた木地で塗り下地の終わった木地をお見せいたしますね。


カップ 国産漆1



バッド(下向き矢印)いろいろあります。酒器、向付け、湯のみなど…。
カップ 国産漆2
大きさや形がさまざまなので、見ていて楽しいです。


バッド(下向き矢印)見やすいように、並べ直してみました。
カップ 国産漆3
背の高いうつわが多いですね。
どれもかなり薄挽きなので、スッキリと軽いです。ぴかぴか(新しい)

サイズの近いカップ二つを出してみますね〜〜。


バッド(下向き矢印)ヒノキ材のカップ。
カップ 国産漆4

バッド(下向き矢印)こちらはケヤキ材のカップ。
カップ 国産漆5

このままでも、十分雰囲気が出ていると思いますけど…。
このあと、中塗り、加飾をして仕上げとなります。
木のかたまりから、たくさんの殻を脱ぎ捨てて誕生し、漆の服をどんどん重ね着していく様子は、生き物の成長にも似ていて、楽しいものです。


スズメの保育所さて、今日のおまけ写真は、工房のバードレストランの様子です。いつも、今年生まれた子スズメちゃんが、群れを作ってここにたまっています…。あせあせ(飛び散る汗) (みんなとってもヒマそう)


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posted by 宮崎佐和子 at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 工房の仕事

2013年06月20日

■雨、雨、雨の一日でした。

次々と台風がやってきて、香川県もやっと梅雨らしくなりました…。雨
ただ、報道を見ていると、雨不足解消と言っていられない感じになってきているのが気になります。
皆さんのお住まいのところは、大丈夫でしょうか。

さて…そんな今日は、雨の日の一コマを少しお見せいたしますね。ムード


バッド(下向き矢印)しっとりと雨の中のオモダカちゃん。(こんなに茂りました…汗)
オモダカ


そして、工房の猫たちですが… ほとんど外出していないうり坊とミルミル。
しかし今日は緩急つけてのひっきりなしの雨なので、工房のネコさんたちも濡れるのがイヤなのか…?
あまりお外で遊ばず、おうちで過ごしていました。


バッド(下向き矢印)心なしか、憂いに満ちたうり坊です。
うり坊休憩中の松本の膝にギュッとしがみついています。


バッド(下向き矢印)ギュム〜〜〜〜〜〜 (手をモジモジしてより強く握りしめてます;;)
うり坊
なぜだか分かりませんが、ちょっと寂しいキモチになっているみたいです。
(またケンカに負けたのかな?)

そんなおセンチ気分のうり坊とはうらはらに、食い込むうり坊の鋭いツメに「いたたたた」とうめく松本でした。あせあせ(飛び散る汗)



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posted by 宮崎佐和子 at 23:34| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 工房のネコ

2013年06月19日

■ツヤツヤに塗りあがると思ったけど…。

台風が接近して、水不足の香川県にも雨雲がやってきました。
「四国の水がめ」と言われる、早明浦ダムの貯水率が低下しているので、香川用水の1次取水制限が間近なのですが… 
カラカラの夏なんて、大変ですよね。ふらふら
この雨はまさに天の恵み、まとまった雨で四国をうるおしてほしいです。


さてさて、今日はショップ和×和に四寸小皿の五枚組を入荷いたしました。
朱溜の方は、うちの工房では珍しい??うるうるツヤツヤした艶ありの塗り肌になっています。ムード


国産漆100%←こんなふうに…。
とっても可愛い真っ赤な小皿ちゃんたちです。


さて、実はお客様からのオーダーの中に、艶ありの塗り肌ご希望のものがいくつかありまして…。
「う〜〜ん、どの漆が艶ありに乾くんだろう?」と悩んでいたところでした。

普通、漆器で「艶あり」のものは、油をたっぷり入れた漆を塗って光らせているか、磨きをかけているものが一般的です。あと、漆に強くナヤシをかけているか。
しかし、そんなことはしない変わり者のうちの工房… 大事な漆に人間の手による矯正はかけていません。
漆たちのそれぞれの出身や経歴を見て「この漆はこんな塗り肌に乾くんじゃない?」と予想をつけて、それぞれの漆のコンディションの良い塗り肌を見つけていっています。
それが艶消しだったり、艶ありだったり…というわけです。
しかし、基本的に高品質の国産漆100%の塗り肌は、艶消しのことが多いので、艶ありに、しかもいい感じの艶ありになってくれる漆は、けっこう貴重だったりします。

(漆はツヤツヤが好き、というお客様はやはり多いですね)


この漆(2010年茨城県の奥久慈漆生産組合の盛辺生うるし)は、当初はツヤ子さんだったんですが、月日が経つに連れだんだんツヤケシ子さんになっていきました…。
しかし!!最近になって試してみたら、この朱溜の小皿のようにグロス感たっぷりの可愛いツヤツヤさんになってくれたんです。なぜ?でも嬉しい!

バンザーーイexclamation とばかりに、ツヤ希望のお椀に塗ってみたんですが…。



バッド(下向き矢印)う〜〜〜ん 微妙…。バッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)
国産漆100% お椀

ツヤ子さんになってくれない…


なぜ〜〜? 確か、台風が来る前に塗ったものははツヤツヤちゃんになってくれたんですが。がく〜(落胆した顔)

…とまあ、最近の例を一つあげてみましたが…。
こんなふうに、漆がコロコロと表情を変えることはしょっちゅうあります。あせあせ(飛び散る汗)
純粋な国産漆、しかも工房にあるのは日本の国産漆でもトップクラスの漆ばかり(集めるのは苦労しました♪)なのですが、高品質ゆえ扱いは難しく、使い手はいつも振り回されてばかりです。
価格が高いだけではなく、使うのがムツカシイ事も国産漆が滅んでいく原因の一つなのでしょうね…。

それはさておき。
これしきではめげません。とりあえず台風が去ってから、またトライしてみようかな?と思っています。



 mugiさて、今日のおまけ写真はむぎ君です。
暑い&ハラヘッタアッピールだと思われます。


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posted by 宮崎佐和子 at 22:32| Comment(2) | TrackBack(0) | ■ 和うるし(漆)について

2013年06月18日

■カップの木地をいろいろ作っています。

台風のおかげで?やっと梅雨らしい雨に恵まれそうな、香川県です。
水を張った田んぼやため池からやってくるのかな?と思うのですが… 
この時期特有の風、つまり涼しい清浄な風と、熱い生命力に満ちた力強い風が、混ざりきらず色の違うリボンが重なったようになって、工房の周りに届いてきます。

よい雨がしっとりと程よく降りますように…。ぴかぴか(新しい)


さて、今日は松本の挽いた木地をお見せいたしますね。


バッド(下向き矢印)最近は、こんな背の高いカップを挽いています。
カップいろいろ 1

いろんな形でかわいいでしょう?
ケヤキやヒノキ(徳島県の脇町産)、クスなどの材を使っています。


おっと…あせあせ(飛び散る汗) カップの中にまだ小さなカップが入っていましたよ。
カップいろいろ 2
計7つのカップたちです。

今年の1〜2月に荒ぐり〜荒取りをしていた木地を、仕上げているんですよ。
昼間はこうした木地を挽き、夜は塗りの仕事をせっせとしております。


バッド(下向き矢印)わあ、薄くて軽〜〜〜いexclamation
カップ3
(松本いわく、こんなの薄いうちに入らないんだそうです;;)

深いうつわは、以前は中が暗くてよく見えず、挽けなかったそうですが…。
専用のヘッドライトを購入して以来、快適に中が見えて、大喜びでこんなカップを作っています。たらーっ(汗)

また、秋頃には仕上げたものをお見せできると思います。わーい(嬉しい顔)



ブルーベリーさて、今日のおまけ写真は…。
工房のお庭にやってきた、ブルーベリーの苗木ちゃんです。松本が実家に帰った時に義母から「これいらんの?」と言われて持って帰ったらしいです。
大粒の実を見て、ちょっとテンションの上がっている私です。




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posted by 宮崎佐和子 at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) |   木工旋盤
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