2013年07月18日

■工房の猫、ミルミルが10才になりました。

2001年よりスタートしたこの工房。気がつくと、はや13年目になりました。
そして…。


バッド(下向き矢印)工房のハンター、ミルミル嬢。
ミルミル1

10才になりました。


そう、ミルがこの工房にやってきて、10年目のお誕生日を迎えたのです。ぴかぴか(新しい)
※ミルミルの経歴
黒猫のせいか、あんまり姿が変わらないミルミルですが…。
赤ちゃんが工房にやってきて以来、なんだか元気がないような気がします。たらーっ(汗)
猫は猫さんなりに、気を使っているのでしょうね。

工房のなりゆきを、そばで見守ってくれたミルミルのために、ささやかなお祝いをしましたので、ちょっとお見せしますね。ムード

お誕生日、ということで…。


バッド(下向き矢印)ミルミルのバースデーケーキを作りました。
ミルミルの猫ケーキ
(なんてことはない、テリーヌの猫缶にフードでデコレーションしたものですが…)
まんなかのデコは、猫の肉球を模したつもりであります。


猫皿←お皿はこれを使っています。

かわいいでしょう??
松本が横浜で買ってきた猫ちゃん皿です。
猫さん用に、時々出して使っています。

大皿もありまして(こちらは人間用です)それもとってもかわいいです。
大皿はたっぷり入るので、炒め物を乗せてよくいただいています。ハートたち(複数ハート)




ほ〜らミルちゃん、めしあがれ〜〜〜。
ミルミル2
おとなしく、チョコチョコ食べているミルちゃんですが…。


バッド(下向き矢印)おい、コラコラ〜〜。ふらふら
うり坊のお手伝い
いつの間にか、うり坊も参戦です。あせあせ(飛び散る汗)

うり坊2どんどんずうずうしくなるうり坊です。



その様子をジト目でみつめるむぎ君…。(食事制限中)
面白くないむぎ君

なんやかんやで、外野が賑やかでいくらか手伝われてしまいましたが…。
こうしてささやかなミルのお祝いができました。ハートたち(複数ハート)


バッド(下向き矢印)食後にマッタリのミルちゃん。
ミルミル3ちょっとは元気になったかな??


そうして、ミルが工房に来た頃を思い出して、ちょっと懐かしく思いました。
今でこそ、国産漆100%の漆器はちらほら登場していますが、当時は「何それ?」と、うさん臭がられたり、「ありえない」と言われたりと、いろいろ大変だったりしました。
今は、たくさんの漆大好きなお客様に恵まれまして、本当にありがたいことです。もうやだ〜(悲しい顔)

少し前まで、私もよく作品展会場に出ていましたから、猫さんを実家に預けにいったなあ…。

ミルの誕生日をきっかけに、いろいろ思い出して懐かしくなりました。
いろんな方のご恩を忘れずに進んでいきたいと思います。
これからも、よろしくお願い申し上げます。

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posted by 宮崎佐和子 at 23:33| Comment(2) | TrackBack(0) | ■ 工房のネコ

2013年07月17日

■漆をチューブ詰めにしています。

先日の夕方、お庭と隣家の境界で久しぶりにヘビさんと遭遇しました。
赤くないヤマカガシ?ちょっと怖いけど、ヘビってやっぱりきれいだな〜と思いつつ家に戻ったのですが…。
しかし、時間が経つにつれ、その子の菱形っぽい模様が、だんだんと気になってきまして…。がく〜(落胆した顔)(私はマ○シさんを見たことがありません)
そこで、長靴&火箸持参の松本に調査に行ってもらいましたが、残念ながらヘビさんはおうちに帰ってしまいもういませんでした…。
モヤモヤしたままでしたが、その後、検索して調べてその子は青大将の子供ということが分かり、ホッ〜〜exclamation×2
そういえば今年は巳年ですが、ほんとうにヘビをみかけなくなりましたね。



さてさて、今日はこの夏から開始している仕事をご紹介したいと思います。

それは… 漆のチューブ詰めなんです。


バッド(下向き矢印)チューブに詰めた浄法寺漆、大森俊三さんの末辺(12辺目)です。
国産漆 チューブ1
これ1本で、約200gの漆が入っています。


バッド(下向き矢印)こちらが空のチューブ。筒型で、お尻の部分があいています。
国産漆 チューブ詰め

この漆のチューブ詰めは数年前からの課題でした。
が、なかなか忙しくて進められなかったのですが…あせあせ(飛び散る汗)
ついに、この夏から頑張って始めることにしました。


工房で貯蔵している国産漆の樽←こちら、工房で貯蔵している多量の国産漆たち。

その大半は、杉の樽で保管して、熟成をかけています。
国産漆はすばらしい素材ですが…。
そのうちでも上質なものは、長期間の熟成により、いっそう品位の高いすばらしい漆に「出世」してくれる楽しみがあります。
工房の国産漆たちは、古いものでは10年貯蔵しているものもあったりするのです。ムード

この熟成により、「ポテンシャルがピークに達した」と松本が判断をした漆は、樽から出してチューブに移し替えて、熟成を止める、というのが今回の作業の目的なのでした。




バッド(下向き矢印)チューブがギッシリ詰まった箱です。
国産漆チューブ詰め作業
このチューブは、500本以上あります。

「松本さん… もしかして国産漆の販売をされるんですか?」

と、チューブを納品してくれた漆業者さんがおそるおそる尋ねるので、
あ〜確かに普通の漆の感覚の方だと変だと思うよなあ〜あせあせ(飛び散る汗) と松本と苦笑しました。
(もちろん販売はしないのですが)

マニアックな工房ですみません。ふらふらあせあせ(飛び散る汗)


このチューブ詰めの作業は、合間合間にだらだらと進める予定です。
詳しくはまた後日ご紹介いたしますね。



アサガオさて、今日のおまけ写真は…。お庭のアサガオちゃんです。
この春から、松本が種を撒いて大事に育てていた子たちが、大きなお花を咲かせるようになりました。ぴかぴか(新しい) (なんか、変わった模様ですね…;;)

アサガオを見ると、もう夏本番!という感じがします。


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posted by 宮崎佐和子 at 15:30| Comment(4) | TrackBack(0) | ■ 工房の仕事

2013年07月15日

■オーダーの茶櫃と茶托を木地固めしました。

連休も最後の日でしたが、楽しく過ごされましたでしょうか?
私たちは、ちょっと買い物に出たくらいで、結局はいつもと同じように仕事をして過ごしてしまいました…。ふらふら
暑い中出かけたりするより、あれこれ仕事をしている方が楽しいです。(困ったもんだ〜;;)


そんな今日は、オーダーいただいていた茶櫃の木地固めをしましたので、ちょっとお見せいたしますね。


茶櫃の木地 茶托の木地 オーダー 国産漆←こちら茶櫃、径が一尺二寸(約36cm)と茶托。
どちらも栃材で、茶托の方は虎杢入りです。
ご注文いただいた今年の2月に、木地を確保してしていました。
製作中のものでいっぱいだった漆室に少しスペースができたので、「いよいよ進めるか」ということになりました。







バッド(下向き矢印)白木地に、最初の漆を吸わせる作業を「木地固め」と言います。
国産漆 塗りの作業 木地固め

国産漆専門工房ですから、もちろん木地固めから国産漆だけです。ムード
たっぷりと漆を塗り込んでから…。

木地固め

少し時間を置いて、十分木地に漆が浸透した頃合いに、よぶんな漆をそっと拭き取ります。
洗顔後のお肌に、ローションをたっぷりつけるような感じでしょうか?
白く、そっけない感じだった白木地が、漆との出会いでいっきにイキイキとするから不思議です。


バッド(下向き矢印)漆を拭き取ったあとの木地。
虎杢 茶托

十分漆を吸い込んで、茶托の虎杢がくっきりと浮き出てきましたよ〜。ぴかぴか(新しい)
そうこうしているうちに、木地固めがすべて完了しました。

今回、使った漆は、2006年茨城県産の漆。飛田祐造さんの盛辺機械精製漆です。
今回のご注文は木地固めから完成まで、一貫してこの漆を使う予定なんですよ。



バッド(下向き矢印)茶櫃さんと茶托さんは、しばらく漆室でゆっくりします。
漆室 国産漆
木地固めは、深部まで漆が浸透しているので、じっくり時間をかけて乾かす必要があります。
土台にあたる部分ですから、十分締まっているとのぞましいですね。
じゅうぶんお時間をいただいていますので、良い頃合いになるまで置いておこうと思います。

MT様TM様M.T様T.M様


さて、今日のおまけですが…。
写真ではなく、お久しぶり(数年ぶり?)の動画です。漆を濾している様子です。漆が、2009年の浄法寺漆、大森俊三さんの末辺の天日精製漆です。



淡々とした5分くらいの作業の動画です。
…娘を背負っていた私が撮影しましたので、子供の声が入ってしまいました。あせあせ(飛び散る汗)
興味のある方は、気にせずごらんくださると嬉しいです。

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posted by 宮崎佐和子 at 23:40| Comment(4) | TrackBack(0) |   オーダー品制作

2013年07月14日

■細長のめんぱのお弁当箱、上塗りしました。

今日の夕方、少しだけ夕立がありました。
短い通り雨でしたが約10日ぶりの雨でしたので、なんだか心地よかったです。ぴかぴか(新しい)


さて先日は、松本が上塗りをしていました。
今日は、その上塗りしたうつわを見に、そーーっと上塗り部屋をのぞいてみましたので、ちらっとお見せしたいなと思います。
うまく乾いているといいなあ…。あせあせ(飛び散る汗)


バッド(下向き矢印)上塗りの漆室に入っているのは… 細長のめんぱのお弁当箱ちゃんたちです。
めんぱ、曲げワッパ弁当箱 上塗り1
たしか先月も、この細長めんぱたちを上塗りをしていましたね。
今回は2回目です。絵付けをしたバージョンのお弁当箱を主流に、そして前回、塗りが今ひとつだったものを塗りました… 
ガラス越しですが、どうやらいい雰囲気に乾いているようでホッとしました。
 

バッド(下向き矢印)こうしてみるとたくさんあるようですが…。
めんぱ、曲げワッパ弁当箱 上塗り2めんぱ、曲げワッパ弁当箱 上塗り3
パーツが多いタイプのお弁当箱なので、組むと数個になります。
(ひとつだけ、小判型のものも入っています)

上塗り←ほかにもお皿類や高杯などを塗っていようです。

まだ、近付いて見られないのが残念〜〜。
お弁当箱の一部は、来月にショップ和×和でご紹介する予定です。ムード



スイレンの花とハチさんさて、今日のおまけ写真は、工房の庭のスイレンちゃんのお花です。清楚な白いお花に、小さなハチさんがお食事をしていました。



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2013年07月13日

■熱処理するうつわの木地です。

思わず「暑い〜」と何度も言ってしまう毎日ですね。あせあせ(飛び散る汗)
熱中症にならないよう、冷えた麦茶と控えめにしたエアコンは欠かせません。
最近、娘が吸い口のついたマグでお茶を飲むのがいっきに上手になってホッとしています。…きっとこの暑さでのどが渇くので、上達したのでしょうね〜。
この暑さはしばらく続きそうなので、皆さん体調に気をつけて連休をお過ごしくださいね。


さてさて、そんな今日は旋盤で挽いた木地をご紹介しますね。
ある処理を一斉にするために、木地をためています。


バッド(下向き矢印)ここは乾燥炉の中… うつわの木地がどんどん溜まります。
熱処理の木地1
中に入っているのは、中荒挽きの木地です。
炉の中がいっぱいになったら、まとめて一気に熱処理にかけます。それから、やっと仕上げ挽きに入って、木地が完成!ということになるのですね。(う〜ん、いつもながら思うのですが、時間がかかりますね)



そして…

バッド(下向き矢印)こちらは先に、熱処理をした中荒挽きの木地。
熱処理の木地2
松本が仕上げ挽きをするのを待っています。お皿やカップ、お椀などの木地があるみたい…
ここまでくると、木地完成まであとわずかですねexclamation

また、近いうちに松本がマタギ姿で仕事をする予定です。わーい(嬉しい顔)


ウルシの実さて、今日のおまけ写真はウルシの実です。真夏のギラギラした酷暑のもと、どんどん成熟に向かっているようです。土用に向けて、漆の木の時刻の針の刻々と進んでいます。



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posted by 宮崎佐和子 at 22:47| Comment(2) | TrackBack(0) |   木工旋盤

2013年07月11日

■背の高い木地を挽いています。

連日、暑い日々が続いていますね…。今日の香川県高松市の最高気温は36度でしたexclamation
私はまだ授乳中なので、水分補給はいつもよりこまめに心がけています。
そんな今年も猛暑で、お野菜とかが高くなったりするんでしょうか。
そろそろひと雨ほしいところです。夕立でもやってこないかなあ〜。あせあせ(飛び散る汗)


さてさて、そんな今日は木工場の様子をお見せしようと思います。


バッド(下向き矢印)太陽がギラギラ〜。ウルシの木立に囲まれた木工場です。
木工場
最近、この木工場の中を模様替え?して、さらに木工旋盤が使いやすくなったそうなんです。
ちょっと近付いてみましょう。


んん? 何やら人影が…。
木工場2


マ、マタギ?がく〜(落胆した顔)
木工場3

…クマを撃っている猟師のおじさんではありませんでした。どんっ(衝撃)

うんと背の高いカップを挽いているみたいですね。
木工旋盤の配置を変えたので、いろいろ向きを変えて削れるようになり、さらに仕事がしやすくなったそうです。
そして、こんな細く深いカップを挽くために欠かせないのがヘッドライト。
(いま、ヘッドライトを装着していますね)
真昼でも、こんな形状の器物の内側は真っ暗ですから、やはりライトは必要です。

バッド(下向き矢印)深いうつわの中までよく見えます〜。
木工場4

中もきれいに挽いておかないと、きれいに塗れませんし、使い勝手にも影響しますよね。


木工場5

木工場6
これはケヤキ材ですね。
どんな素敵なカップになるのか、楽しみです。ムード



お昼寝ミルミルさて、今日のおまけ写真はお昼寝ミルミルです。木工場で遊んだので、木クズだらけになっています。(黒猫だからよけい目立ちますね;;)
もう数日で、ミルちゃんはなんと10才になります。缶詰でもあけてやろうと思います。

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posted by 宮崎佐和子 at 23:28| Comment(2) | TrackBack(0) |   木工旋盤

2013年07月09日

■木曽からめんぱのお弁当箱の木地が届きました。

先日、娘に下の前歯がまた生え出しているのを見つけました…ビックリ。
これで歯が8本になりました。ウルシの苗木ちゃんと同様にすくすくと伸びて嬉しいですね。ぴかぴか(新しい)

さて、今日は久しぶりにめんぱの木地を仕入れましたので、ちょっとお見せしようと思います。


バッド(下向き矢印)木曽からやってきました… めんぱのお弁当箱の木地たちです。
めんぱ、曲げワッパの木地1
木曽ヒノキと木曽サワラで作られた、目にもさわやかな木地です。
箱から出したとたん、すーーっとした清々しいヒノキの芳香が漂いました。ハートたち(複数ハート)
気持ちが洗われるような香りですね。クスも薄荷のような香りがありますがヒノキはもっと軽やかな感じです。(この芳香もしばらく経つと消えてしまいます)

今回やってきたのは、3つのサイズのお弁当箱です。
めんぱ、曲げワッパの木地2

バッド(下向き矢印)安心感のあるサイズ。奥行12cm×幅18cmくらい、容量が約570ml。
めんぱ、曲げワッパ 弁当箱 国産漆の木地1 

バッド(下向き矢印)手頃なサイズ。奥行10cm×幅16cmくらい、容量が約400ml。
めんぱ、曲げワッパ 弁当箱 国産漆の木地2


バッド(下向き矢印)ちっちゃくてカワイイ。奥行8cm×幅14.5cmくらい、容量が約260ml。
めんぱ、曲げワッパ 弁当箱 国産漆の木地3

めんぱ、曲げワッパ 弁当箱 国産漆の木地4
めんぱの木地がやってくるのは何年ぶりでしょうか。
(実はもう、このうちのいくつかは予約が入っていたりします。あせあせ(飛び散る汗)) 
合間に少しずつ仕事をするつもりですが、出来上がるのは来年になる予定です。ときどき経過をお知らせしますので、ごらんくださいね。わーい(嬉しい顔)


H.K様K.H様、K.M様M.K様、T.K様K.T様

むぎ君さて、今日のおまけ写真はむぎ君です。
うり坊とミルミルのご飯タイムの物音を敏感に察知exclamation 次は自分の番かとソワソワしています…。


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2013年07月08日

■中塗り用の漆刷毛を切り出しました。

やっと梅雨明けです、暑くなりましたね〜〜。
そして今日は、ショップ和×和の方に、ギフト用のお箸をアップしました。お気軽なギフトとして使っていただけたらな〜と思い、ちょっと多めにご用意していますので、ぜひごらんくださいね。ムード


さて、今日は漆刷毛を切り出す様子の写真を撮っていましたので、ご紹介したいと思います。
ずっと仕事に使っていると、漆刷毛も穂先が摩耗したり傷んだりして、仕事がしにくくなってきます。
これが絵筆だったりしたら、もう買い替えかもしれません。
しかし、漆刷毛(全通し)は毛が鉛筆の芯のようにお尻まで入っているので、削り出すと新たな穂先が出てきて、ふたたび新鮮な状態で使うことができるのです。


中塗りの作業に2年ほど使っていました。穂先がもう塗りにくくなったので、不要な部分をカットしちゃいます。
刷毛の切り出し 1

すっきりとカット終了。
刷毛の切り出し2

砥石をあてて断面を整えます。
刷毛の切り出し3

ピシッときれいになりました。(重要!ここが基準になります)
刷毛の切り出し4

穂の長さを決めて切り出しで切り込みます。
刷毛の切り出し5

刃物でよぶんな板を除去します。
刷毛の切り出し6
刷毛の切り出し7

横の板はつけたまま、刃物でピシッと成形します。
刷毛の切り出し8

穂先を作り上げました。
刷毛の切り出し9この毛の部分は「糊漆」で固めてできています。以前の漆刷毛は、これを石のように?固く固くして仕上げていました。ごく最近の漆刷毛は、この糊漆が柔らかすぎてすぐグズグズに崩れてしまうので、このようにピシッと仕上げることができません。














この糊漆をほぐして仕上げとなります。(この作業に、少し時間がかかります)
刷毛の切り出し10
先端は重要な部分なのでゆっくりほぐします。
今回は湿らせてから、コップのふちで揉んでだんだんやわらかくしていきます。

刷毛の切り出し11
少しだけほぐれてきました。
刷毛の切り出し12
時間をかけてほぐします。
刷毛の切り出し13
刷毛を固めている糊漆は熱湯に弱いので、熱めのお湯にしばらく浸けてふやかしておきます。
ここでイライラして?むりやりほぐすと、毛が傷んでしまい、肝心の塗りの作業中に毛が切れてゴミになって塗りに出やすくなってしまう傾向があるので、ていねいにふやかします。
刷毛から、くずれた糊漆のゴミが出なくなるまで洗ってから、作業が終ります。


やっと完 成ぴかぴか(新しい)
刷毛の切り出し14
今回は1時間ほどかけてほぐしました。
(仕上げに松本が、私のヘアアイロンを使って、穂先を揃えているのを見てしまいました…;;)
この作業のあと、オイルをなじませてしばらくおいています。漆刷毛の毛は、女性の人毛ですから、ヘアケア?もちょっと似通ったところがなくもないところが、面白いですね。
この刷毛ちゃんは、前回の穂先で中塗りの作業に2年ほど使っていました。
とても調子がよかったので、また使えると思うとうれしいです。わーい(嬉しい顔)

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posted by 宮崎佐和子 at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) |   道具

2013年07月06日

■ウルシの木とアマガエルさん。

今年の梅雨明けはまだなのでしょうか。
よいお天気だなーと思ったら、夕方からすごい豪雨が続いたり… もう十分降ってくれたなと思います。
きっと、もうそろそろギラギラした真夏がそこまで来ているのでしょうね。

工房のお庭のウルシの木たちも、この時期はしっとりとした姿でたたずんでいます。


分根で発芽した、ウルシの苗木ちゃん。雨粒をたくさん乗っけています。
漆の苗木(この子には、初めての夏ですね〜)

バッド(下向き矢印)ウルシの幹です。
ウルシの幹

雨が上がって、なんだかすっきりした雰囲気のたたずまいです… 
葉が茂ると目立たなくなりますが、ウルシの幹はちょっと青白い色合いです。

これは若い木なので、木肌がまだみずみずしいですね。



こうしたウルシの木の枝葉には、あの住人が好んでやってきます。














バッド(下向き矢印)アマガエルちゃんですよ〜〜。ぴかぴか(新しい)
漆の木とアマガエル1
アマガエルちゃんは、いろんなスタイルやいろんな色、模様をしたお洒落さんなので、見るのがとっても楽しいです。(中には、こんな変わり種のカエルさんもいました… ※
この子は、カジュアルな模様の装いですね。ムード


漆の木とアマガエル2←そして、気になったのはこの子…。


漆の木とアマガエル3
可愛いでしょ?? ぷっくりプクプクの、なんだか生菓子のような?カエルちゃんです。ぴかぴか(新しい)
ちょっと青白い肌色です。とっても大きな子でしたよ〜。
昨日のおまけ写真でもチラリと触れましたが… うり坊がやってきて邪魔をしたので、この子はいなくなってしまいました。あせあせ(飛び散る汗) (うり坊めexclamation


うり坊そうとは知らず、お庭の撮影には必ずやってきてお供をしてくれるうり坊です。



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posted by 宮崎佐和子 at 23:07| Comment(0) | TrackBack(0) |   漆の木の住人

2013年07月05日

■中荒挽き木地です。

娘はもう9ヶ月に突入しました。
この調子であっという間に一歳になりそうですね…。あせあせ(飛び散る汗)
以前は、外で道を聞かれることもめったになかった私ですが、この子を連れていると、知らない方から良く声をかけられるようになりました。かくいう私も、赤ちゃんをみかけるとついつい気になってじっと見てしまいます。
特に子供好きというわけでもなかったので、以前は小さい子を見ても「赤ちゃん」という記号しか感じなかったのですが、今やもすごい情報量が伝わってくるので、我ながらビックリ…。
「何ヶ月だろうか」「男の子かな女の子かな」「もう歯が生えているかな」ときりがありません。視野が広がるということは、こういうことなのかなあ。
私自身、自分の変化に驚いたことの一つでした。漆についても、一つのお椀からもいろいろ感じ取ってくださる方が増えるよう、がんばりたいと思います。手(グー)


さてさて、そんな今日は松本の挽いた木地をお見せいたしますね。


バッド(下向き矢印)先日から、ちょこちょこと中荒挽き木地をためているみたいです…。
木地
形もサイズもまちまち… 賑やかな感じです。なんだかとっても楽しいですね。ぴかぴか(新しい)
材はケヤキ、クス、ヒノキなどです。こんな木地を見ると、ちょっと大変だったけど木工旋盤を導入してよかったなあ〜と思います。


これらの木地は、昨年末年始からもう準備していたものなんですよ。
この中の木地から荒挽きを出してきて、今回さらに中荒挽きまで挽いたみたいです。


バッド(下向き矢印)そしてコンテナの中の木地は…。
no-title
こっちの木地たちは、熱処理をさらにもう一度したものだそうです。
木地の熱処理は何回かに分けてやっているみたいで、木の塊から一気に成形できないのが、見ている方ももどかしいところだと思います。少し挽いてはしばらく置きのくり返しでだんだんと形が整っていきます。

これらはすごーく薄挽きの酒器や湯飲みになるそうですよ。(最近の松本のマイブームですね)
以前は、こんな背の高いうつわはなかなか挽けなかったのですが、刃物がそろい、さらにうつわの奥が覗き込める専用のヘッドライトを購入して、水を得た魚のよう?に仕事しています。
出来上がりまで時間がかかりますが、見ていて下さるとうれしいです。


うり坊さて、今日のおまけ写真はうり坊です。ウルシの小さな木にスリスリ…。
この小さなウルシの木に乗っていたアマガエルさんを撮影していたんですが、どことなく邪魔者うり坊がやってきて、木をユッサユッサと揺すぶったので、カエルちゃんはどっかに行ってしまいました…。もうやだ〜(悲しい顔)
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posted by 宮崎佐和子 at 23:16| Comment(0) | TrackBack(0) |   木工旋盤
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