2013年07月15日

■オーダーの茶櫃と茶托を木地固めしました。

連休も最後の日でしたが、楽しく過ごされましたでしょうか?
私たちは、ちょっと買い物に出たくらいで、結局はいつもと同じように仕事をして過ごしてしまいました…。ふらふら
暑い中出かけたりするより、あれこれ仕事をしている方が楽しいです。(困ったもんだ〜;;)


そんな今日は、オーダーいただいていた茶櫃の木地固めをしましたので、ちょっとお見せいたしますね。


茶櫃の木地 茶托の木地 オーダー 国産漆←こちら茶櫃、径が一尺二寸(約36cm)と茶托。
どちらも栃材で、茶托の方は虎杢入りです。
ご注文いただいた今年の2月に、木地を確保してしていました。
製作中のものでいっぱいだった漆室に少しスペースができたので、「いよいよ進めるか」ということになりました。







バッド(下向き矢印)白木地に、最初の漆を吸わせる作業を「木地固め」と言います。
国産漆 塗りの作業 木地固め

国産漆専門工房ですから、もちろん木地固めから国産漆だけです。ムード
たっぷりと漆を塗り込んでから…。

木地固め

少し時間を置いて、十分木地に漆が浸透した頃合いに、よぶんな漆をそっと拭き取ります。
洗顔後のお肌に、ローションをたっぷりつけるような感じでしょうか?
白く、そっけない感じだった白木地が、漆との出会いでいっきにイキイキとするから不思議です。


バッド(下向き矢印)漆を拭き取ったあとの木地。
虎杢 茶托

十分漆を吸い込んで、茶托の虎杢がくっきりと浮き出てきましたよ〜。ぴかぴか(新しい)
そうこうしているうちに、木地固めがすべて完了しました。

今回、使った漆は、2006年茨城県産の漆。飛田祐造さんの盛辺機械精製漆です。
今回のご注文は木地固めから完成まで、一貫してこの漆を使う予定なんですよ。



バッド(下向き矢印)茶櫃さんと茶托さんは、しばらく漆室でゆっくりします。
漆室 国産漆
木地固めは、深部まで漆が浸透しているので、じっくり時間をかけて乾かす必要があります。
土台にあたる部分ですから、十分締まっているとのぞましいですね。
じゅうぶんお時間をいただいていますので、良い頃合いになるまで置いておこうと思います。

MT様TM様M.T様T.M様


さて、今日のおまけですが…。
写真ではなく、お久しぶり(数年ぶり?)の動画です。漆を濾している様子です。漆が、2009年の浄法寺漆、大森俊三さんの末辺の天日精製漆です。



淡々とした5分くらいの作業の動画です。
…娘を背負っていた私が撮影しましたので、子供の声が入ってしまいました。あせあせ(飛び散る汗)
興味のある方は、気にせずごらんくださると嬉しいです。

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posted by 宮崎佐和子 at 23:40| Comment(4) | TrackBack(0) |   オーダー品制作
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