まだ時に『イテテ…』とつぶやくことはありますが、もういくらか良くなっているようです。ホッ

まだまだ寒くなるので、体調管理には気をつけないといけませんね。
気がつくと1月も半ば、いろいろ仕事もたまってきました。確定申告の準備もしないといけないし…(いつも苦戦)早め早めに片付けてしまいたいです。

さて、そんな今日は箔を使う仕事をしましたので、少しお見せいたしますね。


千代紙みたいなかわいらしい華やかな感じになるように…。
金箔と銀箔を使いました。上塗りをかけるとどちらもゴールドカラーになりますが、輝きや質感が違いますので、楽しい感じになりますよ。

ちょっときっちり貼りすぎたかな?と思いましたので、バランスをとりながら揉んだ箔も散らしました。
こうした乱れ箔貼りは、気軽な作業のようですが…。
箔貼りに適した塗膜の状態の「貸し時間」が短いので、あせりながら貼ることが多いです。

今回、調合した箔下漆も乾きがよくて急いで貼らないといけませんでした。

そして、一仕事おわったあとは
こんな箔あかしの紙があちこちにてんこ盛り…。
金箔や銀箔は向うが透けて見えるくらい、薄くて繊細なので扱うのがたいへん難しい素材です。
なので、このような薄い紙にくっつけたりはさんだりして、カットして貼ります。


春らしい、かわいく華やかな丸重箱になりそうです。
上塗りして仕上がったところが早くみたいなあ〜と思います。


ウルシの枝に刺した輪切りミカンです。
そうです、メジロさんを召還中なんです。もう12月半ばごろには、この近所までメジロさんたちが降りてきていました。
はやく工房の庭にも来ないかなあ。