2014年06月11日

■北海道から来たウルシのひこばえです。

バッド(下向き矢印)ハッと目を奪われるような、みずみずしいマスカットグリーンの実…。
ウルシの実

初めてごらんの方もいらっしゃるかと思いますが、ウルシの実なんですね。ぴかぴか(新しい)
この実を娘がちぎりたがっていて、困っています。(かぶれちゃう〜ふらふら
通常は、子供の手の届かないような、ちょっと高い枝に花が咲き実がつくんですが…。


バッド(下向き矢印)こんなおちびさんのウルシに、今年初めての実がついたんですexclamation
北海道産のウルシ
高さはわずか135cmの小さな木なんです。なので、娘にも簡単に手が届いてしまうんですね〜。
熟して地味な色になったら、子供の注意を惹かない存在になると思うんですが、なるべく近寄らさないようにしなくては。あせあせ(飛び散る汗)
この木、今年はじめて花が咲いたので「雄木か雌木か?」やっと分かるな〜と思っていたら、女の子でした。


実は、このちびのウルシの木ですが、北海道から来たんです。
松本が平成17年度に文化庁新進芸術家国内研修制度の研修者になったとき、網走の公園から苗木を分けていただき送ってもらったことがありました。
その苗は、工房に庭に埋めて仮置きし、その後は香川県森林センターに作られた漆畑へ植栽されたんですが、どうやら根っこの一部が工房の庭に残っていたらしいです。
翌年、ムクムクとひこばえが出てきていて、ビックリしました。
しかし、草刈りの時に刈ってしまったり、草に埋もれて日が当たらなかったりの不遇で(北側の土地だし;;)なかなか成長しませんでした。
がんばって大きくなりだしたのは、去年からなんです。

そんなけなげなウルシの木ちゃんですが、さらに「けなげ話」があります。


バッド(下向き矢印)この幹のでっかい傷跡。
ミノムシ物語IMG_390 8.jpg
飢えたミノムシの兄弟を冬の間、養ったというエピソードの持ち主なんですね。
※ミノムシ物語
木が幼い時に、かじられた樹皮は予想通り回復せず、大きな傷跡となりました。


バッド(下向き矢印)この木には、カマキリの赤ちゃんがたくさん生息していますよー。
カマキリベビー
この木のそばに、昨年の晩秋、お腹の大きなママカマキリがいたので そのママの子供たちかな?と思っています。
小さな木にもいろんなドラマがあるので、ちょっと感慨深いです。わーい(嬉しい顔)




うり坊さて、今日のおまけ写真は…

木工場の入り口に鎮座していた、妙な物体でした☆



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posted by 宮崎佐和子 at 23:18| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ ウルシの木の記録
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