
いつもこの時期は仕事で忙しいので「イヤイヤ花火どころではないでしょ〜」と、スルーしていたんですが…。
娘が成長して、幼いなりに世の中を楽しむようになったので、遠くからみせてやろうかなあ〜という気になっていたのです。
う〜〜ん、残念

さて、そんな今日はこれをご紹介いたします。
台風が近付く前の日なんですが、発芽したウルシの苗をポットへ移しました。

今年4月に種まきしたものです。


種まきから3週間後から発芽が始まったのですが、一気には芽が出ず3ヶ月も続けてダラダラと発芽が続いていました。
もう7月ともなると、先発隊の成長が著しいので、もう潮時ということで一苗ずつポットへ移していくことにしました。
大人?へのステップです。ウルシのおチビちゃんたちは、大部屋→個室への昇格します。


…さて、この苗木をポットに移す作業ですが、これがけっこう手間がかかります。
表面は小さな苗なんですが、土の中では隣り合った兄弟たちの根っこがからみあって網のように広がっています。これを取り出し、ていねいにほぐしてやって分けることから始まります。


からみあった根っこをお箸や(お箸お役立ちです)や指先でていねいにほぐし、なるべくダメージがないように分けてやります。

そんな苗木ちゃんたちをていねいにポットに植え込んでいきます。

(もうこの時点で、接近しつつあった台風の雨がポツポツ…






先発隊の苗木はもう背が20cmくらいの子もいるんですが、最近発芽した子は、まだカイワレくらいのサイズです。
めちゃめちゃサイズに差のあるポット苗の出来上がりです。

でも、しばらくすると、そんなに大差なくなっていくと思いますよ。
これらの一部の苗は、香川県漆器工業協同組合へ提供する予定です。


むぎ君です。
雨続きで、工房のネコさんたちもおうち率が高いなあ…。
あちこちに毛玉が倒れていて、うっとうしく感じる瞬間です。