私の本命は「魔女」で、魔女見習いの女の子と黒猫ちゃんが登場するので、きっと喜ぶんじゃないかな?と思ったんです。「千と千尋」の方は面白いには面白いけど、内容が難しいし、キャラクターも含みがあって物心がつくかつかないかの娘にはちょっと早いような気がしたんですが…。 (そもそも、ジブリ作品はほとんど貸出し中、あまり選択肢はなかったです;;)
し、しかし


千と千尋… 2時間くらいありますね。
おやつを食べながら、最後のエンドロールまでしっかり観ているんです。エンディング曲のいつも何度もの曲も真剣に聞いているようで…。最後に「おしまい」の字幕が出ると画面にバイバイします。
実はいつも何度もの曲、きれいだけど歌詞が怖くて私はちょっと苦手です。霊的な、あの世とこの世の歌ですよね…聞くのは重いです。 この子はいったいどんな気持ちで鑑賞しているんだろうなあ…。なんだか妙な気持ちです。
さて、ただいま高島屋京都店さんで作品展中ですが、ご来場ありがとうございます。

工房の方では、松本が出張前に仕上げたオーダー品を納品する準備をしています。



どちらもちょっと小さめの400mlのお弁当箱です。
写真の右の木地になります。
さて、左のお弁当箱が外黒内朱、右のお弁当箱が総ベンガラ溜です。
こうしてみると、両方ともシンプルな外観のお弁当箱に見えますが…。
どちらもお客様のこだわりがたっぷり詰まっています。



蓋を開けると、身の方だけに可愛らしい銀彩が入っています。

開けたときの新鮮な喜びを味わいたいとのご希望で、こうなりました。持ち主さんだけの楽しみ、素敵ですよね。
そして…。


制作の様子はこちら → ※2014年06月05日 ※2014年06月27日
ベンガラ溜なので、朱溜よりも落ち着いた雰囲気ですね。なかなか見られないテイストだと思います。
自分で作る作品では、こういったものは作らないと思いますので、お客様のセンスってとても勉強になります。

ご注文から、大変お待たせしてしまいました。長く可愛がっていただけると嬉しいなあと思います。

娘が無造作に置いたタオルの上に乗っかるうり坊です。
片付けても片付けてもなんかもう、ね…。
しょせん、多勢に無勢、だんだんあきらめの気持ちが沸き起こっています。
