2015年06月30日

■今年の漆掻きが始まりました。

先日、人間ドックを受けた松本…。
結果待ちでドキドキしていますが(私のほうが;;) 先生からは、たぶん何もないだろうと言われた上で「しかしあなたの場合、体重がなあ〜。あと10キロは痩せたら?」と言われています。おおっ出た。10キロですかーー。がく〜(落胆した顔) 
それより私もやせたいです、まず2〜3キロでいいですから。
…どうしたら痩せるんでしょうか?? 子供がいるからのんびりウォーキングは難しいし…。夜食を控えて、なおかつ仕事をたくさんして、体を酷使するしかないですね。

さて、そんなどうでもいいことを考えながら?今日から漆掻きをやっとスタートさせました。ぴかぴか(新しい)
      (※注 通常の漆掻きではなく、オタクによる実験の漆掻きです)

バッド(下向き矢印)最初の傷つけ。
2015年漆掻き 和うるし工房あい  香川県善通寺市 松本和明
今年の漆掻きは実験の漆掻きです。辺掻き(幹からの漆掻き)というより、枝掻きです。


バッド(下向き矢印)こんなふうに仕立てた木を掻きます。
うるしかき 国産漆 香川県 善通寺市 松本和明 和うるし工房あい
一度伐採して、箒状に再生した木から漆を採ります。
分かれた枝一本を一気に傷を付け、下から上まで掻いていきます。


バッド(下向き矢印)今回使用する道具たち。
漆掻き うるし掻きに使った道具
左から鉈、掻き鎌、掻きヘラ、掻きカンナ、樹液を入れる容器です。


バッド(下向き矢印)まず下草を刈ります。
2015_8987.jpg
作業環境を良くするための作業です。よけいな枝も少し落とします。

バッド(下向き矢印)傷つけします。
2015_9003.jpg
枝掻き用に仕立てたカンナを使っています。


バッド(下向き矢印)切った直後。じんわりほぼ透明な樹液がにじみ出てきました。
2015_9031.jpg


バッド(下向き矢印)すぐには採らずに1時間放置。いくらか樹液がたまってきましたよ〜。
2015_9065.jpg
一般的には漆樹液は、最初は乳白色ですが、空気に触れて黒く色が変わります。


2015_9079.jpg
今日、採れた漆はこれです。器にはとうていたまりません。あせあせ(飛び散る汗)
最初の傷つけは、一番細い枝なので… ほとんど採れないものなんですね。

そんな感じで今日の作業はあっという間に終わりました。
自分の家の庭だから、ホント気楽なもんです。以前、漆掻きに通っていた時(特に徳島とか高知とか県外の山とか…汗)と比べると大違いです。こんな軽作業で、この夏やせるのかしら…??



2015_9088.jpgさて、今日のおまけ写真は…

漆掻きの応援?うり坊です。
今年は思いっきり猫たちにジャマされそうな予感です…。
(みんなヒマだもんねたらーっ(汗)
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2015年06月29日

■明日から、漆掻きをスタートします。

梅雨まっさかり、今年の七夕も曇り空でしょうか。
先日の夏至もバッチリ曇りで、日の長さのありがたみをぜんぜん感じませんでした…。ふらふら
そんな6月ももう終わりです。今月は決して数は多くないですが、日本各地の漆樹液産地で、「漆掻きスタート」のニュースが飛び込んできましたね。ムード
じつは今年は、うちの工房でも、数年ぶりに漆掻きをする予定なんですよ〜。
はたして、いったいいつ始まるのやら??


バッド(下向き矢印)ターゲットのウルシの木ちゃんです。
和うるし工房あい  ウルシ畑 漆畑
工房の庭のウルシの木です。工房の敷地内、木工場の隣に2本並んで立っています。
将来、漆掻きをするために育てている、五色台の漆畑の木ではないんですね〜。
※五色台の漆畑 (五色台のウルシの木は、2018年ごろに漆掻きを開始する予定です… まだ先なのね)


バッド(下向き矢印)それにしても… 今年は葉っぱがものすごく多いわあ〜!
松本和明 漆掻き
昨年と比べても、かなり葉っぱのボリュームが違うような気がします…。
これはとってもいいことで、木に勢力がある証拠なんですよ。葉っぱが漆樹液の工場なので、たくさん樹液が生産されます。

今年は大きい?ウルシの葉
しかも、葉っぱがやたら大きい…たらーっ(汗)
私の手のひらに匹敵するサイズの葉っぱが簡単にみつかります。

四国 香川県 うるし掻き

このウルシの木ちゃんは、工房スタートした時に植えた木です。
…だから、もう15才近くなりますね。でも、その間に2回ほどバッサリ切ってしまい、現在の木は更新木なんですよ。


バッド(下向き矢印)伐採のあと… 切株から箒状になっています。
うるしかき 国産漆 香川県 善通寺市 松本和明 和うるし工房あい

通常は、箒状から整えて、1本のみ残して大きくするんですが… 箒状に大きくなったウルシがほしいのでこのままにしてました。
頃合いの太さになったので、古典…からうけたイメージを庭の漆で再現するつもりなんですよ。
…と文章にしても、「??」という感じだと思いますがあせあせ(飛び散る汗) たんに漆樹液を得るための漆掻きではないってことです。
ほんのお遊び?松本が「こんな掻き方したら、こんな漆が採れるんじゃないかな〜〜」と以前から思っていたことを、条件に合うくらいに庭の木が成長してくれたので、今回確認してみるというわけです。(つまり、自己満足の実験の漆掻きなんですな〜)
さて、うまくいくのでしょうか?
あしたから、開始してみようと思います。ワクワク〜〜。わーい(嬉しい顔)



2015IMG_8949.jpgさて、今日のおまけ写真は…

ウルシの木の住人のアマガエルちゃんです。
今日もツヤツヤきらきらしています。ぴかぴか(新しい)
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2015年06月27日

■オーダー品のお皿の木地を挽きました。

ライバルの登場です…。
今年もヤマモモのジャム&フルーツソースを作ろうハートたち(複数ハート)と、以前からチェックしているヤマモモ・スポットに収穫へ行きましたが… ななななんと!!同好の士がいち早くやってきたらしく、ゴッソリと実がなくなっていました。ショボーーーン。もうやだ〜(悲しい顔) そんなあ〜。
…まあ、自然の授かり物なので、しかたないんですが…。
なんとか残った実を集めましたが、落ち穂拾い状態で、収穫量はかなり少なかったです。
それでも、なんとかいくらかの今年のジャムを作る事が出来ました…。ありがたやありがたや。


さて、そんな今日はただいま製作中のオーダーのお品をご紹介したいと思います。


バッド(下向き矢印)木工旋盤で、木地を挽いていました。
2015IMG_8865.jpg
オーダのお皿の仕上げ挽きの仕事をしていましたよ〜。

2015IMG_8866.jpg
オーダーの内容は…。
昨年の作品展で、いろんな形のお皿の中から、お客様が気に入ったお皿を選んでくださって、それを5枚組で追加制作することになったものです。
材はケヤキです。石川県産の横木取りのケヤキ材を使いました。
もともとは、生木で工房に届いた材だったので…。木地乾燥がキモでした。いろいろ工夫をして、時間はかかっちゃいましたが、良く枯れた感じに乾燥出来たようです。
ただ、意外にも熱処理した後の調湿に時間がかかってしまいあせあせ(飛び散る汗) お客様には予想以上にお待たせしてしまって、申し訳ありませんでした。ふらふら


バッド(下向き矢印)ちなみに…。
2015IMG_8868.jpg
こちらのコンテナの中の皿や鉢は、今から熱処理に入る予定の木地ですよー。(乾燥炉)
無事に炉から出てきますように。


そして!!
2015IMG_8919.jpg
やっとそろいの木地、五枚組の完成です。ぴかぴか(新しい)
やっと出来上がりました〜〜。径20cm弱のお皿です。ご注文から、木地完成まで約1年かかってしまいましたよ。
うるしが良くしみ込むように、刃物で切ったままでの仕上げです。ペーパーをかけていません。(←オタクなので、こういった木地が好き)
これから、やっと漆の作業に入りますよ。このお皿は朱溜になる予定です。わーい(嬉しい顔)



2015IMG_8898.jpgさて、今日のおまけ写真は…
ジャムになるために砂糖漬けになっているヤマモモちゃんです。
じみ〜な木ですが、6月になるとたくさん実が落ちるのですぐ居場所がわかります。
濃厚でおいしいジャムになりますよ。
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2015年06月26日

■漆チューブがワインクーラーに引っ越しました。

あれからミルミルは、翌朝に「フギャー」とよばわりながら、何食わぬ顔で帰ってきました…。
ホントによかったです。(たぶん大丈夫だろうとは思っていましたが…)
そして、娘の手足口病も良くなりましたexclamation 体の発疹はたいしたことはなかったんですが、とにかく口内炎がひどかったです。食の細い子なら、簡単に飲まず食わずになるだろうな〜〜と思いました。子供の病気は、いろんなものがありますね。親の方も初体験なので、いろいろ戸惑います。あせあせ(飛び散る汗)


バッド(下向き矢印)さて、先日のチューブ詰めした漆ですが…。
2015IMG_8665.jpg

こちら。左が新しいワインクーラーです。
2015IMG_8872.jpg
右の小さいのは、今年のはじめに買った中古のものです。 …こうしてみると、そんなに大きくないですね。
あんのじょう、あっという間に漆チューブでいっぱいになってしまい、満室です。そこで、さらに大きなものを松本が探してきたというワケです。(もちろん、中古ですが…)


2015IMG_8874.jpg
とりあえず、急きょ手配したワインクーラーにお引っ越ししました。ぴかぴか(新しい)
うう… デカイと思ったこの住居も、満室になるのも早そうな…。(まだまだまだ詰める漆がひかえてますよ)
こんどのワインクーラもあっという間にスペースが埋まりそうです。



2015IMG_8881.jpgさて、今日のおまけ写真は…

いつもの場所でお昼寝のうり坊です。
鼻っ柱に、むぎ君にひっかかれた傷跡がいまだにあります。


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2015年06月24日

■しだれ桜の角重箱の様子です。

「ミルミルがいないような気がする…」と、先ほど松本が見回りに出て行っていました。
昨日から、工房のネコの一匹、ミルの姿を見かけていないそうです。…エッそうかな?はっきりと思い出せません。あせあせ(飛び散る汗)
娘の病気でバタバタしていたし、でも昨日は見かけたような… しかし今日はどうだったか覚えていません。
言われたら、とたんに私も気になって、工房のまわりをウロウロしてみましたが、ミルもうり坊もいませんでした。ただ、タイミングが合わずに見かけないだけだといいけれど。ふらふら


さて、そんな今日はこれをご紹介したいなと思います。


バッド(下向き矢印)しだれ桜のお重箱、それなりに描き進んでいます…。
2015IMG_8856.jpg
写真に写っているのは二段ですが、三段重箱です。
最初は蓋から先に描いていました。 先日、やっと側面にうつりましたよーー。疲れました。
お重箱は面積が広いので、全面絵付けするとなると、すごく時間がかかります。しかも、この子は角重箱なので、絵付けまでの仕事量もかなりなものです。
側面の四面のうち、一面に取りかかっているので、あと三面も残っていることになりますよね…。たらーっ(汗) 今月内に、ほとんど絵付けができれば、と思っていたんですが、ちょっとムリそうです。
このしだれ桜の角重箱ちゃんは、うちの工房の中では、かなりお高めのお重箱になると思います。このお重箱の絵付けが終わったら、すこしお手頃感のある丸重箱のしだれ桜バージョンを作りたいなーと思っています。



2015IMG_8839.jpgさて、今日のおまけ写真は…
これが最後の姿になったらどうしよう?
昨日の夕方、たまたま写真に撮っていたミルの姿です。(横は石の猫地蔵)
おうちに入りたくて待機していました。
ストレスハゲ?もちらっと見えていますね。最近ぜんぜんかまってなかったからなあ…。大丈夫かな。だんだん気になってきました。もうやだ〜(悲しい顔)
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2015年06月23日

■オーダーの茶櫃にミズナラのドングリを描いています。

2才8ヶ月の娘が、手足口病になりました…。もうやだ〜(悲しい顔)
先週の金曜日に、「おくち、いたい…」と言っていて、口内炎ができていたのですが、どんどんひどくなり、昨日くらいから手足に発疹が分かるようになりました。
発疹はたいしたことはないんですが…。舌の口内炎がひどいです。少し前までは「いたいよ いたいよ」とポロポロ涙をこぼしながら、好物のサクランボとかを必死で食べていたんですが、さすがに昨日からピタッと食べなくなりました。今日はゆるゆるの離乳食のようなスープやゼリーを少しずつ食べてます。
保育所はお休みですね。このぶんだと、今週はずっと自宅で過ごす事になりそうです… ハア〜。

そんなこんなで仕事が手に付きませんが;;今日はこれをご紹介したいと思います。


バッド(下向き矢印)ひそかにオーダーの茶櫃のミズナラの絵付けがだいたい終わっています…。
2015IMG_8732.jpg
前回はこんな感じでした。
あとは少し修正が入りますが… だいたいこんな感じです。写真ではちょっと分かりにくいかもですが;;ドングリの部分は少し盛り上げてふくらませています。カサのウロコのような部分も漆でぷちぷちさせています。
上塗りをかけると、この凹凸がグッと引き立ってくるというわけです。ドングリの実の部分は金箔、カサの部分は銀泥なので、その素材感の違いも表情の違いとなってあらわれます。
銀泥の部分は銀白色ですが、漆の色が入って、黄金色になってより一体感も出てきますよー。国産漆と金、銀の貴金属色はとても相性がよいので、仕上りが楽しみです。ムード
このあと、そろいの茶托もあるのですが、そちらの高台裏にも同様のドングリが入ります。
こちらは、先日金箔を貼ったところ…。短い作業時間ではできない作業なので、娘が回復して預けられるようになったら再開したいなと思います。


2015IMG_8606.jpgさて、今日のおまけ写真は…

先日蒔いた、ヒマワリちゃんです。蒔こう蒔こうと思ってて、なかなかだったんですが。
ちょっと蒔くの遅かったかなーと思ったんですが、あっという間に発芽してグイグイ伸びているのにビックリです。
(当たり前だけどウルシとはぜんぜん違うよ〜)

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posted by 宮崎佐和子 at 13:33| Comment(0) | TrackBack(0) |   オーダー品制作

2015年06月21日

■2009年の岩手県の大森俊三さんの末辺生うるしをチューブ詰めしました。

今日、娘を実家に連れてこうと出かける直前のことです。
松本が「出る前に仕事場に行って、写真撮って来て〜」と言うので、「エーッ、このタイミングで?(メンドクサイなーーっ)」と思いつつ、松本の仕事部屋に行ってみました。

するとこんな光景が…。


バッド(下向き矢印)一面銀色。ずら〜り、国産漆入りのチューブです。がく〜(落胆した顔)
国産漆のチューブ詰め
うわっ、いっぱいあるなあ〜〜。あせあせ(飛び散る汗) 昨晩、もくもくとチューブ詰めしたらしいです。

2015IMG_8665.jpg
この大量の漆チューブが発生した経緯
       ↓
国産漆専門の漆工房として、2001年よりスタートした和うるし工房あい。
現在まで溜め込んだ?お宝級の国産漆がとんでもない量で保存しています。(そのほとんどが、大森俊三さんの採ったマニアックな漆です)
この漆たちは、数年〜10年ほどかけて杉の樽で熟成させていたのですが、「十分熟成して、ポテンシャルがピークに達した」と判断した漆は、チューブ詰めにして熟成を止めるようにしているんですよ。
…この作業を、2013年の夏から、断続的に行っております〜。

2015IMG_5019-thumbnail2.jpg
そして、チューブたちはワインクーラーにて保存します。


しかしながら、これは、けっして一般的な方法ではなく、松本流の漆の向き合い方なんですよーー。
ふつうの漆屋さんにしてみれは「…??」という感じだろうなと思います。あせあせ(飛び散る汗)


バッド(下向き矢印)今回、詰めた漆は、2009年の岩手県の大森俊三さんの末辺生うるしの5貫目(20kg弱)です。
2015IMG_8671.jpg
200gのチューブですが、80本ほどここにあるそうな…。荒身の状態で長期保存して、いくらか水分を抜いています、濃縮された熟成生漆のチューブ詰めとなっています。あせあせ(飛び散る汗)
大森俊三さんの末辺漆…。一般的には、盛辺が最上とされる漆樹液ですが、あえて松本は、大森俊三さんの末辺の盛り寄りの辺数指定や午後のうるし、日にち指定などの特注品の漆を偏愛?しておりました。(盛辺のど真ん中、日にち指定などもたくさん仕入れましたが…)
もう、マニアック過ぎて、アッチの世界に行っている感もいささかありますが… コレが工房の日常のひとつです。

このチューブさんは、あたらしいマンションともいうべき?2台目のワインクーラーで、いつか使われるその日まで保存される予定です。わーい(嬉しい顔)



2015IMG_8726.jpgさて、今日のおまけ写真は…

犬走りで涼むうり坊です。
これからの時期、猫たちの出没度がアップします。


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2015年06月20日

■外黒内朱の丸いめんぱのお弁当箱です。

つかれた…。ふらふら 今日は、2才8ヶ月の娘を連れて、海に遊びに行きました。
娘にとって、人生はじめての海です。リゾート 軽い浜遊びのつもりだったんですが、靴を脱ぎ捨てての猛ダッシュで、それはそれは大興奮でした。 
砂場遊びの小さなバケツにヤドカリやカニ、おじさんからもらったマテ貝などをごちゃごちゃ入れて、急ごしらえのめちゃくちゃなアクアリウムの完成です。服はびしょびしょ、体中砂まみれでひどいもんでした。あせあせ(飛び散る汗) 明日は洗濯ものが干せるんでしょうか…?
結局、午前中と午後と2回も行ってしまいましたよ…。(違う浜辺ですが) かな〜り疲れました。
とにかく次行く時は、水着必須ですね… 泳いでいる人はいませんが、浜にはたくさん家族連れが遊びにきていましたよ〜。夏本番までもう少しですね。

さて、そんな今日はこれをご紹介したいと思います。


バッド(下向き矢印)丸めんぱのお弁当箱です。
めんぱ 丸弁当箱
ここ最近、ご無沙汰していた丸いめんぱのお弁当箱。ただいま、中塗り中です。レトロな外黒内朱に塗り込んでいます。
以前から置いていた木地なんですが、小判形のお弁当箱が主流となってしまい;;なんとなく残っていたものです。
最近、ぽつぽつ丸いめんぱのお問合せもあり、残っていた木地を探してまとめて(とは言ってもごく少数なんですが…)仕上げる方向で作業をしています。
丸めんぱのお弁当箱を外黒内朱にするのは、実は初めてかもです。(今までは、木地溜メインでした)
こうして見ると、小判形とはひとあじ違うなんだか昔懐かしい雰囲気のお弁当箱になってきましたね〜。
完成しましたら、ショップでご紹介する予定になっています。わーい(嬉しい顔)



2015IMG_8633.jpgさて、今日のおまけ写真は…
わーー待って待って!
いつまでも遊んでいるので、置いて行かれそうになっている娘です。

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2015年06月18日

■陶胎の梅の箸置の木地を作りました。

いつも娘と水遊びをしている出水(湧水)には、二匹のカメさんが仲良く暮らしています。
大きなカメと中くらいのカメさんです。ミドリガメが大きくなったような子なんですが…。先日、大きい方のカメさんを松本が、中の方のカメさんと私が捕まえました!(だって、すぐそこにいたから;;どっちもすぐ逃がしましたが…)
娘は大喜び。でも、その日以来、カメさんはいっそう用心深くなり、足音が聞こえるだけでソソクサと逃げてしまいます。
…でも、隠れたつもりの石の足場の下で、ちょこっと甲羅や足が見えているのがカワイイですよー。ムード

さて、そんな今日はこれをお見せしたいなと思います〜〜。


バッド(下向き矢印)梅の箸置の木地を作りました。
梅の箸置 木地
陶製です。先日から木地を型抜きしていたんですが、それを焼成しました。
並べているのを見ると、まるで和菓子のようにコロコロしていて可愛らしいです。ハートたち(複数ハート) 型抜きといっても、きれいな木地に整えるのにいろいろ手間がかかっちゃいました。
でも、はじめて制作した時にはいろいろうまくできず、けっこうたくさんロスをしたのですが… その失敗を検証して作業内容を見直したので、だいぶ無駄がなくなりました。よかったよかった。あせあせ(飛び散る汗)

ウメ 箸置
実はこの箸置、最初はお客様からのオーダーで木彫で制作したのがはじまりでした。
とってもかわいく人気でしたが、いかんせん木彫ではたいへん高級な箸置となってしまい…(しかもちょびっとしか作れない)試行錯誤しつつ、陶胎バージョンを登場させました。素焼きの木地ですが、漆でしあげると艶やかになります。
今は赤い梅しかありませんが、白梅も作りたいと思います。わーい(嬉しい顔)


漆の実さて、今日のおまけ写真は…
だいぶふっくらしてきた、ウルシの実ちゃんです。
この夏でもっと太ってきますよ〜。ぴかぴか(新しい)


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posted by 宮崎佐和子 at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 工房の仕事

2015年06月17日

■桐角皿を修理中です。

今日は、工房の近所で全国ニュースになるような事件があったらしいです。がく〜(落胆した顔)
深夜に起こり、犯人逃走→その朝に逮捕 というスピード解決だったせいか、ぜんぜん気付きませんでした…。たらーっ(汗)
そういえば、今日の朝、娘を登園させたとき、「逃げてたんだってねー」「見つかってよかった」という、職員さんの小さな会話を聞いたんですが、てっきりイノシシでもいたのかと思いました。(のんき)
でも、1〜2キロ圏内という、ほんとにすぐ近くだったので、事後ですがヒヤッとしました。平和なところですが、社会はいろんな人のいろんな人生が錯綜しているので、どこで何が起こるかわからないですね。
娘はまだ2才ですが、小学校とかに通うようになったら、いろいろ敏感にならざるを得ないんだろうな〜と思いました。

さてさて…、そんな今日はこれをご紹介したいなと思います。


バッド(下向き矢印)お客様からの修理品です。
2015IMG_8591.jpg
桐角皿です。この子もパッコリ系の故障で入院しています〜。
艶消しの塗り(2006年岩手県の大森俊三さんの盛辺天日精製漆が上塗り)で、はつりが入っており、渋い雰囲気のお皿です。
一見、重厚な雰囲気ですが、材がキリなので、とっても軽い! サラッと気持ちよく扱えるので、一度使った方はとても愛用して下さいます。
この角皿ちゃんは、うっかり角が欠けてしまいあせあせ(飛び散る汗) そのお直しとなりました。
塗りが良いので、欠けた部分のみつくろって、全体の塗り直しはしない方針です。つくろいの際に、よけいな漆が付かないようにマスキングテープを貼っています。


バッド(下向き矢印)お直し部分の拡大です。
2015IMG_8601.jpg
最初、欠けたお皿だけが届きましたが…。お客様に無理を言って、破片が残っていないか探していただきました。
結果、数ミリの破片をみつけてくださいました! やったラッキー!! お手数で申し訳なかったですが、お客様がまた送ってくださいました。ムード
…一番さきの角が見つからなかったのが残念ですがあせあせ(飛び散る汗) それでも大きな欠けだったので、パーツが少しでもあったので大助かりです。
とりあえず、見つかったパーツを漆で貼り付けていますよ。これがうまくくっついたら、足らない部分は漆を使った造形材で復元していく…という感じで、直していこうかなあ〜と。
夏期は、漆が締まるのも早いので、こうしたお直しには良い時期ですね。わーい(嬉しい顔)


2015IMG_8569.jpgさて、今日のおまけ写真は…

ビックリ。春に植えたヤブカンゾウのうちの2株につぼみがつきましたexclamation
成長がはやい〜〜。美味だというウワサの黄色いお花が咲くのが楽しみです。ぴかぴか(新しい)

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posted by 宮崎佐和子 at 23:34| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 工房の仕事
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