ショップ和×和に、店長の特選品をアップしましたので、ごらんください〜。



左の3つは、先日、松本が木工旋盤で挽いていた新作となります。※

白木地のとき。
新しく買った木工旋盤の刃物、HAP40を使ったところ、まあどういうことでしょう

木地の内側がどんどん削れて、今まで見たことのないような形状の木地を得ることができました。
その仕事を活かして、作ってみたかったフラワーベースを製作したというわけです。
…季節のお花をいろいろ買ってきて、素人なりにいろいろ生けてみるのはとっても楽しかったです。



爽やか〜。スイレンって、規則正しくお花が開いたり閉じたりして、とてもいじらしいです。


いずれも、黒溜のフラワーベースを使いました。
クス材で挽いた木地で、円錐を思わせるような形です。剣山などは使っていません。そのままお水を入れて生けています。


こちらは朱溜変わり塗りのフラワーベースです。小さいです。上の黒溜ときょうだいです。
赤い小菊を生けて、かわいらしく。いちばん小さく、口がすぼまっているので、一輪挿しにも向きそうです。
ほか、木工旋盤の木地以外にも、ちょっと変わった素材の花器をご紹介しています。


マダ…というと、ちょっと聞き慣れないですが、シナノキのことです。(シナとありますが、国産ですよ〜)
この木の樹皮をスポッと剥がし、その皮を使って器にしているという、いっぷう変わったものです。

今までマダは2回仕入れたことがあります。どちらも漆掻き職人さんからです。
1回目は長野県の和田佐七さんより。※
2回目は岩手県の大森俊三さんからでした。※
このマダ樹皮を使って漆掻きの道具の一つ、「タカッポ」が作られています。なので、漆掻き職人さんにとってはとっても身近なものなんですね。

漆掻きの道具、左よりタカッポ、掻きカンナ、掻きヘラ、掻きカマ。
…まさに丸太が届くというわけなんですが

とまあ、裏舞台をあかせばきりがないんですが、

