
先月イベントで参加させていただいた公園で遊んだんですが、遊具で遊んだり、初めてのヘビイチゴを摘んだり、ヤギさんにクローバーの花束を食べさせたり、ダンゴムシを集めたりと子供は自然の恵みを満喫していました。
しかしながら梅雨時の晴れ間なので、空が澄んで紫外線の痛いこと痛いこと。

夏本番の前なのに、先が思いやられます〜〜〜。
さて、そんな疲れ気味の今日は、これをご紹介します。


木地溜仕上げの茶櫃のオーダーです。
昨年末に絵付けのオプションが入りまして、春からその作業に入っています。茶櫃はシンプルな木地溜ですが、蓋の裏にミズナラの絵付けが入ります。茶櫃の蓋はお盆代わりになるので、その時にお客様の目に止まるという趣向ですね。
たしか、前回にご紹介した時はこんな感じでした。※
葉っぱはすでに描き終わり、少し前からドングリに取りかかっていますよ〜。
ドングリの存在感は偉大なり。木目を活かすため、葉はシンプルな線描ですが、主役のドングリちゃんの登場で一気に可愛くなってきました。

このドングリの部分だけ、少し盛り上げてふっくらさせています。実の部分は先に金箔を貼りました。
これからモコモコしたカサを描いていきます。(置き目をしています) ミズナラのドングリは、このモコモコがカワイイので、このモコモコを漆でぷくぷく膨らませていこうと思っています。
今の段階では、ささやかな仕掛けですが、上塗りをかけるとグッと陰影が出てきますよ〜。
私もすごく楽しみです。


亀さんにおやつの麩をあげる娘です。
今日の午前中は善通寺さんに行ってきました。人慣れして、口をパクパクさせながら一生懸命泳いでくる、お堀の亀さんたちに娘は夢中です。