夜8時過ぎても、周囲はほの明るいので、農道を中心にカエルの大合唱を聞きながら、娘は面白いものはないか目を光らせつつ、そぞろ歩きをします。…彼女のおもな目的は、お花摘み。(えーッ) シロツメクサのお花スポットやネコジャラシ群を求めて歩き、夜の野草ハンターになります。片手いっぱいの花束をこしらえるまでは、なかなか家に帰らないという筋金入りに、松本もへきえき?してます。
…今日もタップリ20分以上お散歩して帰りました。これって、あすもあさっても続くのか〜〜??

さて、そんな今日はこれをご紹介します。



見慣れない刃物たちだと思いますが…。
左から、エグリ、カンナ、カマ、ヘラ です。これから好みの柄を入れて、道具として完成させます。
ちなみに、2012年にはこのような道具が届いていました。※


ウルシの幹に傷を付ける前に、かたい樹皮を削り取ってなめらかにする道具です。
この下仕事をきちんとしないと、幹にうまく傷が入らなかったり、また樹皮を伝って漆樹液が逃げてしまい、漆の回収率ががくんと落ちてしまいます。


ウルシの木の幹に傷(U字形の溝)を付ける道具です。仕事の内容にいちばん大きく影響します。


ウルシの木の幹に傷(U字形の溝)を付けたあと、溝からにじみ出る漆樹液を「掻き採る」道具です。


漆掻きの終盤、裏目漆など秋の辺掻きの時に便利な道具です。全体として、使用頻度はすくないですが、辺掻きが残りわずかなシーズンに突入すると重宝します。
これって、なかなか一般の方は目にすることがほとんどないような、特殊な刃物たちだと思います。

今年も松本は、ひさしぶりに漆掻きをする予定ですので(とはいっても、工房の庭のウルシですが;;)すでにいろいろ道具は持っていますが、もしかしたら使うかもしれません。
好みの柄を入れて、使いやすくしたいなあ〜と思います。


初夏の風物?ニョロニョロ小ヘビちゃんを捕まえて、大興奮!のミルちゃんです。
かわいそうなヘビちゃんは、ミルなんかに引っかかって大迷惑…

松本が別の所へ放してやりました。