
深夜に起こり、犯人逃走→その朝に逮捕 というスピード解決だったせいか、ぜんぜん気付きませんでした…。

そういえば、今日の朝、娘を登園させたとき、「逃げてたんだってねー」「見つかってよかった」という、職員さんの小さな会話を聞いたんですが、てっきりイノシシでもいたのかと思いました。(のんき)
でも、1〜2キロ圏内という、ほんとにすぐ近くだったので、事後ですがヒヤッとしました。平和なところですが、社会はいろんな人のいろんな人生が錯綜しているので、どこで何が起こるかわからないですね。
娘はまだ2才ですが、小学校とかに通うようになったら、いろいろ敏感にならざるを得ないんだろうな〜と思いました。
さてさて…、そんな今日はこれをご紹介したいなと思います。


桐角皿です。この子もパッコリ系の故障で入院しています〜。
艶消しの塗り(2006年岩手県の大森俊三さんの盛辺天日精製漆が上塗り)で、はつりが入っており、渋い雰囲気のお皿です。
一見、重厚な雰囲気ですが、材がキリなので、とっても軽い! サラッと気持ちよく扱えるので、一度使った方はとても愛用して下さいます。
この角皿ちゃんは、うっかり角が欠けてしまい

塗りが良いので、欠けた部分のみつくろって、全体の塗り直しはしない方針です。つくろいの際に、よけいな漆が付かないようにマスキングテープを貼っています。


最初、欠けたお皿だけが届きましたが…。お客様に無理を言って、破片が残っていないか探していただきました。
結果、数ミリの破片をみつけてくださいました! やったラッキー!! お手数で申し訳なかったですが、お客様がまた送ってくださいました。

…一番さきの角が見つからなかったのが残念ですが

とりあえず、見つかったパーツを漆で貼り付けていますよ。これがうまくくっついたら、足らない部分は漆を使った造形材で復元していく…という感じで、直していこうかなあ〜と。
夏期は、漆が締まるのも早いので、こうしたお直しには良い時期ですね。


ビックリ。春に植えたヤブカンゾウのうちの2株につぼみがつきました

成長がはやい〜〜。美味だというウワサの黄色いお花が咲くのが楽しみです。
