2015年06月29日

■明日から、漆掻きをスタートします。

梅雨まっさかり、今年の七夕も曇り空でしょうか。
先日の夏至もバッチリ曇りで、日の長さのありがたみをぜんぜん感じませんでした…。ふらふら
そんな6月ももう終わりです。今月は決して数は多くないですが、日本各地の漆樹液産地で、「漆掻きスタート」のニュースが飛び込んできましたね。ムード
じつは今年は、うちの工房でも、数年ぶりに漆掻きをする予定なんですよ〜。
はたして、いったいいつ始まるのやら??


バッド(下向き矢印)ターゲットのウルシの木ちゃんです。
和うるし工房あい  ウルシ畑 漆畑
工房の庭のウルシの木です。工房の敷地内、木工場の隣に2本並んで立っています。
将来、漆掻きをするために育てている、五色台の漆畑の木ではないんですね〜。
※五色台の漆畑 (五色台のウルシの木は、2018年ごろに漆掻きを開始する予定です… まだ先なのね)


バッド(下向き矢印)それにしても… 今年は葉っぱがものすごく多いわあ〜!
松本和明 漆掻き
昨年と比べても、かなり葉っぱのボリュームが違うような気がします…。
これはとってもいいことで、木に勢力がある証拠なんですよ。葉っぱが漆樹液の工場なので、たくさん樹液が生産されます。

今年は大きい?ウルシの葉
しかも、葉っぱがやたら大きい…たらーっ(汗)
私の手のひらに匹敵するサイズの葉っぱが簡単にみつかります。

四国 香川県 うるし掻き

このウルシの木ちゃんは、工房スタートした時に植えた木です。
…だから、もう15才近くなりますね。でも、その間に2回ほどバッサリ切ってしまい、現在の木は更新木なんですよ。


バッド(下向き矢印)伐採のあと… 切株から箒状になっています。
うるしかき 国産漆 香川県 善通寺市 松本和明 和うるし工房あい

通常は、箒状から整えて、1本のみ残して大きくするんですが… 箒状に大きくなったウルシがほしいのでこのままにしてました。
頃合いの太さになったので、古典…からうけたイメージを庭の漆で再現するつもりなんですよ。
…と文章にしても、「??」という感じだと思いますがあせあせ(飛び散る汗) たんに漆樹液を得るための漆掻きではないってことです。
ほんのお遊び?松本が「こんな掻き方したら、こんな漆が採れるんじゃないかな〜〜」と以前から思っていたことを、条件に合うくらいに庭の木が成長してくれたので、今回確認してみるというわけです。(つまり、自己満足の実験の漆掻きなんですな〜)
さて、うまくいくのでしょうか?
あしたから、開始してみようと思います。ワクワク〜〜。わーい(嬉しい顔)



2015IMG_8949.jpgさて、今日のおまけ写真は…

ウルシの木の住人のアマガエルちゃんです。
今日もツヤツヤきらきらしています。ぴかぴか(新しい)
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posted by 宮崎佐和子 at 22:52| Comment(0) | TrackBack(0) |   松本の漆掻き
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