最近、私の目の下のクマがひどいです。
夜、薄暗い窓ガラスにうつった自分の姿を見て、「アレレ?芥川賞の芸人さんがなぜココに…?

」と思うことしばしばです。
(ウェーブのロングなのも、又吉風に拍車がかかってます) やっぱり睡眠不足なのかなーー。

昨日は、娘と早く寝てしまったので、さすがに今朝はスッキリしていました…。
昨晩は日記を更新しようと思っていたのに、日が飛んでしまいましたが;;昨日行った、漆掻きについてのご報告をしたいと思います。
(※注 以下は通常の漆掻きではなく、オタクによる実験の漆掻きです)
7/28に、4回目(4本目)の枝の漆掻きをしました。
※前回の様子はこちら
うわっ、みてください


随分柔らかめの、そして色が良いうるしが出るようになりました。

だんだん夏らしい漆樹液を出すように木が変化してきています。
ウルシの木って、傷を付けさえすれば、どんどん漆樹液が勝手に出ると一般に思われていそうですが(ゴムの木の樹液採取のイメージ)、意外とそうではありません。
一応、樹液はでますが… 最初は水分や糖分ばかりで、ちゃんと「漆」になるにはしばらく日数がかかるのです。
傷を付けると、ウルシの木が「自分の身体を守らねば!」と、中身のある漆樹液を出すようになります。

流れ出ていますね〜。けっこう量も出るようになりました。


木の幹からではなく、枝からの漆掻きをしています。
1回につき、箒状になった細い枝を一本ずつ漆掻きして、次回は新しい別の木に移るという、一般的でない漆掻きです。
でも、枝からとは思えない量の樹液ですよ〜。

一日経って、今日の写真です。漆樹液は取らないでそのままにしておいています。
こんなに流れ出した後でも、U字型に彫り込んだ掻き傷のなかいっぱいに、よい色の漆が溜まっています。


ちょっと見えにくいですが… 真ん中の木が今回掻いた木ですよ。

これから採取予定の枝は、少しづつ径が太いものにターゲットがうつります。
なので、ウルシの量に期待ですね。
ですが、しかし
私も先ほど松本から聞いてちょっとビックリしていたんですが、今回の漆掻きは実験なので、
漆 樹 液 は 採 ら な いということを、さっき知って驚いています…。

えーーっ、そうなんだ…。
(ガックリ)今回は枝メインの実験漆掻きですから、もともと量は見込めないと思っていましたが…。
それでも、おちょこ一杯くらいは採れて、何か小さいものでも作れるか、チョット楽しみにしていたんです。

…まったく、オタクの考えることはわかりません。ブツブツ。

さて、今日のおまけ写真は…
今日もお気に入りの場所でくつろぐうり坊です。
最近、うり坊の劣化が著しく;;ちょっと心配です。
いちおう元気ではあるんですが…
ションボリした後ろ姿を見ると、取り越し苦労でしょうが気になります。
いつもありがとう…→ 

posted by 宮崎佐和子 at 12:53|
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松本の漆掻き