2015年09月17日

■ドングリの絵付けをした茶櫃と茶托を納品しました。

キョワワ〜〜!キョワワ〜〜〜!!
工房は、連日おなかをすかせたむぎ君の雄叫びが響き渡っています…。ふらふら
工房の3ニャンズのうち一匹、キジトラのむぎ君。ストルバイト尿石症の持ち主なので、厳しい食事制限があり、ふだんはそれに甘んじているのですが…。もうガマンも限界です。ダッシュ(走り出すさま)
瞳孔拡大した目をギラギラさせて、赤ずきんちゃんのオオカミさんのように口を耳まで開き、カッと見開いた目のままでズンズン迫ってくる様子は鬼気せまるものがあります。あせあせ(飛び散る汗)
腹一杯のゴハン… むぎ君の願いが叶えられる日は来るのでしょうか。


さて、そんな秋らしい一日だった今日は、これをご紹介したいと思います。


バッド(下向き矢印)先日納品しました。お客様のオーダー品の茶櫃になります。ハートたち(複数ハート)
国産漆100% 茶びつ
いよいよ旅立つ直前の茶櫃と、茶托です。
茶櫃は径が一尺二寸(約36cm)、茶托は四寸五分(約13cm)。どちらもトチ材です。
オーダー当初は、すべて木地溜で仕上げる予定でしたが、途中でお客様のご要望により、茶櫃の蓋の裏に絵付けをすることになりました。


バッド(下向き矢印)主役の茶櫃です。
日本産うるし 茶櫃 茶器 茶入れ
シンプルですが、堂々とした風格があります。ぴかぴか(新しい)
もうずいぶん前に引退された、香川県のとある伝統工芸士さんの挽いた木地です。吸着旋盤ではなく木製のはめ木で丁寧に挽いた木地で、とっても姿がよい茶櫃なんですよ。もう木地がないかも…と思いましたが、入手できて本当に良かったです。
茶櫃は、蓋をひっくり返して給仕盆にもなるのですが、その蓋の裏に絵付けをしています。


バッド(下向き矢印)ミズナラのドングリちゃんです。ムード
ミズナラ どんぐりの図案 お盆
葉と実がついたミズナラがよい、とのご要望でしたが、絵でつぶしてしまうとせっかくの杢が見えなくなってしまうなあ〜と思い、葉は線描で描かせていただきました。
どの方向から見ても違和感のない構図にしています。
葉も表現はシンプルですが、その分、主役のドングリちゃんは、しっかりと仕掛けをして描きました。
実の部分は、立体感が出るよう、炭粉上げで少し盛り上げています。お盆の用途もあるので、少しの盛り上げで効果が出るようにがんばりました。
そして、ドングリのカサの部分は、モコモコした感じが出るように、漆で膨らませていた上に銀彩をしました。実の部分は、金箔を貼り、素材感の違いを出してドングリが可愛く見えるように工夫しています。
葉っぱが舞台で、ドングリちゃんが主役というようなかんじでしょうか。


バッド(下向き矢印)こちらは茶托です。
香川県 茶托
なんと、どれも虎杢入りです。ぴかぴか(新しい)(松本が木地屋さんから選ばせてもらいました)
2015_0772.jpg


2015IMG_0774.jpg2015IMG_0783.jpg
この茶托は「あさがお型」と呼ばれる形で、香川県ではよく見られるもの。この茶櫃と一緒に使われる事が多いようです。
この茶托の裏にも、ドングリをワンポイントであしらっています。ハートたち(複数ハート)

絵付けが追加になったこともありますが、予定よりかなり遅れての納品となりました。あせあせ(飛び散る汗)
ご注文は、2年以上も前にいただいたのですが、本格的に絵付けを開始できたのは、娘が保育所に通うようになって、落ち着いた頃になってからの遅いスタートでした。本当にお待たせして、申し訳なかったですが、おかげでしっかりと仕事をすることができ、有り難く思います。
…ドングリを描くのは初めてでしたが、とても楽しかったですよ〜。
ドングリについて調べたり、ドングリの実る木がある場所に敏感になったりと、とっても勉強になりました。
仕事が終わって嬉しい反面、ちょっと寂しいような気もします。
改めてドングリが好きになりましたので、また他のシーンでも登場させたいな〜と思います。わーい(嬉しい顔)


2015IMG_1339.jpg
今日のおまけ写真は、冒頭のむぎ君です。
…こわいでしょ、こわいでしょ、この顔!!!
一日分のゴハンをしっかり食べても、ぜんぜん足らないようです。もうやだ〜(悲しい顔)
ローカロリータイプのフードに切り替えた方がよいのかしら…。

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posted by 宮崎佐和子 at 23:13| Comment(2) | TrackBack(0) |   オーダー品制作

2015年09月15日

■サンプルSALE。ショップに根来風の朱溜皿をアップしました。

ショップ和×和に、昨日、朱溜のお皿を各種アップしました。ムード
すでに販売済みのものもありますが、ご紹介しようと思います。


バッド(下向き矢印)柄違い、サイズ違いで4枚ありますよ〜。
2015IMG_1102.jpg
19.5〜24cmの朱溜皿で、材はトチです。前回、好評でその企画の第二弾になります。
和紙のもんきりで、可愛らしい朱溜変わり塗りにしました。サンプル品価格でご紹介していますので、とてもお得な設定になっています。


バッド(下向き矢印)柿のお花のモチーフです。
2015IMG_1067.jpg
お菓子のようで、とってもかわいいでしょ〜。ぴかぴか(新しい) 分厚い和紙を切り抜き、糊漆で貼って「しかけ」をしています。
朱漆の下には、黒漆を塗り込んでおり、少し研ぎ出して根来風にしているのがこだわりです。
2015_1073.jpg
2015kaki_1077.jpg
このように、ぽってりと厚みのある木地のお皿です。

このお皿は、松本が木工旋盤で挽いた木地を使っています。
まだ、木工旋盤を導入して間もないころ、使える刃物の種類がまだ少ない時期に挽いた木地なので、松本としては、もう少し形を挽きたいフォルムに近づけたかったようです。
なので、なんとなく塗って仕上げしないまましばらく置いていた木地でもありました。でも、このぽってりとした感じがまた可愛いな〜と思い、こうした模様を試すサンプル代わりに、数枚制作したものだったりします。



バッド(下向き矢印)こちらは萩。
2015IMG_1001.jpg

バッド(下向き矢印)梅の花。
nicoume_0951.jpg
ユニークでしょ?私がひそかに「ニコちゃん」と呼んでいる、梅の花の文様です。「日向爪形光琳梅」というわれるもので、お花が笑っているような楽しいモチーフです。


使用イメージ。
2015IMG_0958.jpg
サイズは微妙に違いますが、どれもラインは似ています。浅く、内側は比較的平らなので、お干菓子盆にも向きそうです。
すっかり秋らしくなった今日この頃、暮らしの中にくわわるとまた楽しみが増すかと思います。
ゆっくりごらん下さると嬉しいです。わーい(嬉しい顔)


DSC_4969.jpg
今日のおまけ写真です。
息抜きに行った「偕行社かふぇ」のランチです。国指定重要文化財でもある、旧善通寺偕行社に隣接したおしゃれなカフェなんですよ。
先月、松本は誕生日だったんですが、バタバタでぜんぜんお祝いらしい事をしていませんでした…たらーっ(汗)
うどん屋さんで、パパッと済ます事が多いんですが、ちょっとゆっくりできました。

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2015年09月14日

■スプーンに金箔を貼りました。

あまりの眠さに、ここしばらく仕事がはかどりませんでした…。もうやだ〜(悲しい顔)
いろいろ失敗続きだったので、思い切って?昨晩は夜9時から娘と一緒に就寝。10時間睡眠を取りました。
途中、目が覚めるかも?と思いましたが、ぜんぜんそんなことはなく、一気に朝7時でした。おかげでスッキリしましたよ〜。ぴかぴか(新しい)
疲れをためたままだと、結局は何事も効率が悪い、ということは、若い頃から体験的に知っていたはずなんですが、貧乏性のため?「もうちょっといける!」と頑張ってしまいます。たらーっ(汗)
もう繁忙期突入していますので、体調に気をつけながら、頑張りたいと思います。

さて、そんな今日はこれをご紹介しますね。


バッド(下向き矢印)漆のスプーンに金箔を貼りました。キラッキラです。ぴかぴか(新しい)
金箔の漆スプーン1
このスプーンは、「ランチスプーン」といいます。その名のとおり、ランチシーンに向くスプーンです。
オムレツやキッシュなどの卵料理、カレーやグラタンなどを切ったりすくったりが気持よくできるスプーンです。使い心地がとってもよいので、栗の木カレースプーンに続いて、我が家でも愛用しています。


金箔の漆スプーン2
金箔を貼るのは、久しぶりの仕事だったんですが…。わりとよく貼れました。
このスプーンの材は、ミズメザクラです。堅くて粘りのある材なので、サクラなどと並んでスプーンにはよく使います。
木地はスプーンおたくの松本が制作。こだわりのフォルムです。
秋の夕日の中、濃厚な金色に撮影できました。ムード

2015IMG_1316.jpg
今回のこの金箔ランチスプーンは、お客様からの注文品になります。
贈答用だそうです。めったにないご注文ですが、こうした金のスプーンは、おめでたいことのお祝いにはぴったりかもしれませんね。わーい(嬉しい顔)
この金色を活かしたいので、塗り込まずに、すり漆仕上げにしたいと思います。


2015IMG_1232.jpg
今日のおまけ写真です。
木工場の中二階のハイジ部屋から、ノソノソと出てくるミルちゃんです。
今からゴハン食べて出動? ヤモリさんなどの獲物を狙います。
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posted by 宮崎佐和子 at 10:50| Comment(2) | TrackBack(0) | ■ 工房の仕事

2015年09月11日

■梅の花の蓋付き椀、上塗り中です。

毎日眠すぎます…。もうやだ〜(悲しい顔)
今日はこれをご紹介したいと思います。


バッド(下向き矢印)梅の花の蓋付き椀ちゃんの上塗りがはじまっています。
2015IMG_1013.jpg
色は濃いめですが、マットな良い感じの塗り肌になりました…。ぴかぴか(新しい)
2006年茨城県の飛田祐造さんの盛辺機械精製漆です。この漆も、のこりわずかなんですが、熟成されてますますよい表情の漆になりました。あと少ししかないと思うと、惜しいですね。
あまり垂れたりしない漆なので、回転室ではなく、置いた状態で乾かしています。
次は内側を塗りますよ。


バッド(下向き矢印)ちなみに、上塗りする前はこんな感じでした。
梅の花の蓋付き椀1

上塗り漆が乗ると、梅の花もグッと立体感が増してきます。
内側も塗り上がって、仕上がる日が待ち遠しくなります。ムード


2015IMG_1030.jpg
今日のおまけ写真です〜。
今年初めて買ったクリ。今夜は栗ごはんでした。(松本がむきました)

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posted by 宮崎佐和子 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 工房の仕事

2015年09月10日

■桜模様の丸重箱を制作しています。

強く今さら感であふれていますが…。
娘が遅まきながら「アナと雪の女王」にはまっています。
ブームのころは、まだ1才だったので、ピンと来なかったらしいのですが…。今は大好きになり、保育所ではお昼寝用のタオルケットを一日中首に巻いて、エルサになったつもりで過ごしているらしいです。(はずかしいよー;;)
先生も心得たもので、娘がバスタオルを引きずって登園すると、タオルをマント状に巻いて、すかさず洗濯バサミでロックしてくれているらしいです。そして、娘は一日中、タオルケットを引きずり回して、そのまま家に持ち帰ります。
はあ… 毎日タオルケットの洗濯かあ。これっていつまで続くのか、気になります。ふらふら

さて、そんな今日はこれをご紹介したいと思います。


バッド(下向き矢印)丸いお重箱の木地に、桜の花を描いていますよ〜。ぴかぴか(新しい)
桜模様のお重箱 漆器
まだ、途中なんですが… イメージは、満開の桜です。ハートたち(複数ハート)
蓋は、お花でいっぱいにしようと、先月から描いているんですが、なかなか埋まりません。
器物は三段重箱です。内朱にしているので、着物みたいな雰囲気になるかもしれません。


蓋に満開の桜が咲いて、お重箱の側面にひらひらと花びらが舞っているのが仕上がりイメージですが…。
2015IMG_0969.jpg
…まだまだ描きたさないと、イメージに近付かないようです。とほほ。
お花を一輪ずつ描いて埋めていくので、やはり時間がかかります。あせあせ(飛び散る汗)


バッド(下向き矢印)以前、ご紹介した、しだれ桜の角重箱ちゃん。
桜模様の重箱 国産漆100%
これを絵付けした時も、すごく時間がかかったなあ。
今回は、この角重箱ほどではありませんが、もうしばらくかかりそうです。
丸重箱は、角重箱よりも気軽なお重箱です。絵柄の位置を気にせずに、気楽にぽんぽんと重ねて使ってほしいなと思います。わーい(嬉しい顔)


2015IMG_0878.jpg
さて、今日のおまけ写真は… ナンテンの実です。
お庭に植えた、ナンテンちゃんに初めて花が咲き、実がついたのでウレシイです。ムード
冬には真っ赤な色になるんでしょうね〜〜 たのしみです。

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posted by 宮崎佐和子 at 22:17| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 工房の仕事

2015年09月08日

■お弁当箱の修理をしました。

今日は、めんぱ(曲げわっぱ)をお直しした話題です。わーい(嬉しい顔)

バッド(下向き矢印)患者さんは、このタイプのお弁当箱です。
めんぱのお弁当箱 国産 重ね おかず入れ付き
はめ込み式の2段重ねのお弁当箱です。(残念ながら、今は廃番)
おかずとご飯を別々にでき、蓋も深くしっかり落ちるので安定しています。
細長いフォルムで鞄にスッキリおさまるお弁当箱でした。
お客様のところで、しばらく愛用していただいていたんですが、ちょっと気になる傷ができちゃったよ〜あせあせ(飛び散る汗)とのこと。
早いうちに直してしまおうと、工房に入院しました。


バッド(下向き矢印)内側に縦に伸びた、こんな傷でした。(お客様撮影)
2015KIMG0664.jpg

傷は表のみで、裏から見たら何もありません。でも、このまま使っていたら木地に水分がしみ込んで良くないのだろうか…。たらーっ(汗)と心配されるお客様。
お弁当箱は、とてもきれいに大事に使ってくださって、この傷以外はいたって良い状態でした。なのに、なぜ…??
実は、めんぱ(曲げワッパ)のお弁当箱は、こんな傷ができやすいのです。漆の塗りの塗膜は丈夫なのですが、木地であるヒノキ、サワラなどの針葉樹は、たいへん柔らかいデリケートな素材なのです。(だから、あんなにふわっと軽いんですね〜〜)

こういった状態のお直しですが…。
一見すると、たいへんな状態に見えなくもないですが、修理としてはとってもカンタンな部類に入ります。
今回は、傷を漆で埋めて、内側のみを上塗りし直しました。ムード


バッド(下向き矢印)アフターの状態です。
めんぱ 曲げわっぱ お弁当箱 オーダー 修理例
あれま!
ぱっと見では、どこに傷があったか、分からなくなりました〜〜。
こんなふうにきれいにお直ししやすいのが、漆塗りの器のよいところですね。(ちょっと時間はかかりますが…)
こうした傷がなるべくできないよう、今は仕様を変えて蒔地の下地を全体に付けているのですが、下地のついたお弁当箱は木目が完全に消えてしまうので、お色は黒溜か朱溜になってしまい、こうした木地溜はできなくなってしまいます。
塗りの美しさと木地のナチュラル感のある木地溜は、やはり魅力がありますね。ぴかぴか(新しい)

なお、修理前のお弁当箱には、なかなか落ちにくいというあとが少し残っていたのですが、これは修理前の洗浄で落ちました。
どんなミラクルな洗浄かといいますと、実は薄めた漂白剤に漬けています…。(ボソッ)

お弁当箱のような、木地を貼り合わせた器物はあまり長時間水につけない方がよいので、もちろん様子を見ながらですが、スッキリきれいになります。こうした漂白剤を使う方が、塗膜に負担をかけないので、時々ハイター入りのお風呂でリフレッシュするとよいと思います。ハートたち(複数ハート)
純粋な国産漆は、薬品にかなり耐性のある素材なので、こういう時に便利ですよ〜〜。
ただ、他の工房さんでの漆器の場合は、確認してからお試しくださいね。

このお弁当箱ちゃんは、もうしばらく安静にして、持ち主さまにお返ししようと思います。わーい(嬉しい顔)


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posted by 宮崎佐和子 at 23:38| Comment(4) | TrackBack(0) | ■ 工房の仕事

2015年09月07日

■たくさんの漆刷毛を切り出しました。

先日の朝、プチ事件が起こりました…。
娘を保育所ヘ連れて行く朝のこと。玄関を出ると、工房のネコのうり坊&ミルミルが、テンション高く私の車の前でウロウロしていました。(なんかすでにイヤな予感が;;)
また獲物〜?と気づいた私が近寄ると、小さなヘビ(たぶんヒバカリ)が、可哀想にちぢこまっておりました。あせあせ(飛び散る汗)
しかし、そのヒバカリちゃん、私の出現によって「もう絶体絶命じゃ〜」と思ったらしく… スルスルと移動を始め、こともあろうか、私の車のタイヤのホイールの中に入っていくではありませんか。ひええ、やめて〜〜〜がく〜(落胆した顔)
ヒバカリちゃんの長ーい身体が、すべてタイヤの内部のどこかに収まってしまい、周囲はしーーーーんと静寂が…。
おーいおーいとタイヤを叩いても、まったく反応はありません。(当たり前か…)
ことの張本人のネコたちは、そそくさと立ち去り、外出の時刻が刻一刻と近付きます。
このまま走行?イヤイヤありえないexclamation タイヤの中でヘビさんがシェイクなんておそろしすぎる〜〜。
…結局、松本がホイールをバキッと外してくれ、なかで鎮座していたヘビさんを無事レスキュー。遅れずに保育所にたどり着くことができたときは、心底ホッとしましたよーーーー。たらーっ(汗)

さて、そんな今日は、これをご紹介したいと思います。
松本はまる一日中、漆刷毛の先を出す作業に時間をかけていました。


バッド(下向き矢印)今日、一日かけて穂先を出した、漆刷毛たちです。
漆刷毛 国産漆 和うるし工房あい 松本和明
こうしてみると15〜16本くらいあるような…。
めったにしない作業なので、穂先を新しくしたい刷毛がたんまりありました。
漆刷毛は、長い女性の人毛で作られており、穂先が傷んだら、鉛筆の芯のように切り出して新しい穂先を作って使います。
※漆刷毛の切り出し/1 ※漆刷毛の切り出し/2
※中塗り用の漆刷毛を切り出しました。


バッド(下向き矢印)こちらは、ちょっと特別仕様の漆刷毛です。
2015IMG_0933.jpg
穂先の短くなった刷毛を切ってしまい、歯ブラシ状?にした漆刷毛なんです〜〜。
深い器の内側を塗るイメージで制作しました。いま、そんなオーダーをいただいていて、その上塗りのために特別に作りました。(設計図をいろいろ書いて、どんな形の刷毛にしようかなやんでましたよ〜〜)

漆刷毛は、塗りの要で、出した毛の幅、穂先の厚み、切り出す角度、などによって塗りに大きな影響が出ます。
どんな柔らかさの漆を塗るかによっても微妙に調整が必要です。ほか、刷毛の毛の柔らかさ、粘り具合によってどの作業に使う刷毛にするか、腕の見せ所でもありますね。
手塗りで、うっとりするような、美しいコーティングをできるかどうか、道具にも大きくかかわってきます。

たくさん刷毛が新しくなりましたので、どんどん使ってなじませていきたいと思います。わーい(嬉しい顔)


2015IMG_0886.jpg
さて、今日のおまけ写真は… ミルミルちゃんです。
ハンター歴12年、いつも獲物がいないか目を輝かせています〜。

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posted by 宮崎佐和子 at 23:12| Comment(4) | TrackBack(0) |   道具

2015年09月05日

■しだれ桜の一口冷酒杯に金箔を貼りました。

昨日、松本が高松市で国産漆についての講演をさせていただきました。ムード
関西地区林業試験研究機関連絡協議会第68回総会の企画の一つです。
香川県漆器工業協同組合の、香川県森林センターでの漆植栽事業にかかわった者として、「香川漆器の現状と課題」について、短い時間ですが、お話をする機会をいただきました。(マニアックな話になりましたが…あせあせ(飛び散る汗)
各地から来られた、林業試験研究機関の方と意見交換をして、とてもよい体験をしたそうです。
いつもは、工房にこもって仕事ばかりですが、たまにはこんな機会もいいものですねー。
帰りは久しぶりに保多織さんにごあいさつに行き、新色の生地で作務衣も注文したそうです。出来上がるのが楽しみです。


さて、そんな今日はこれをご紹介したいと思います。


バッド(下向き矢印)しだれ桜の一口冷酒杯です。
金箔のワイングラス 冷酒の器 漆器
先日、金箔を貼りました。ぴかぴか(新しい) (つかれました…)
が、やはり内金がよく似合います。金箔を貼る前と比べると、ぜんぜん違いますよ。

2015IMG_0853.jpg
金箔は、工芸用の24金に近いものを使っています。
ジュエリーに多い18Kと違って、純金に近いですから、ふわりと柔らかくてよく器物に添います。
すごくデリケートな素材ですから、貼るのは神経を使いますが…。たらーっ(汗) 箔貼り、もっとうまくなりたいものです。

器を整えたあと、上塗りをして仕上げる予定です。わーい(嬉しい顔)


2015IMG_0895.jpg
さて、今日のおまけ写真は、うり坊です。
松本の車の上で、のんきに大あくびです〜〜〜。

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posted by 宮崎佐和子 at 13:46| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 工房の仕事

2015年09月03日

■季刊「うかたま」Vol.40 2015秋号 掲載のお知らせ。

創刊10周年を迎えた、季刊誌「うかたま」さん。
9/5発売予定の40号に、工房の漆スプーンが掲載されましたので、そのお知らせです。ムード

2015IMG_0861.jpg
とはいっても、本誌のほうではなく、特別付録のミニカタログ「うかたま市場 お取り寄せBOOK」の方なんですよ〜〜。


バッド(下向き矢印)掲載のスプーンは、このベビースプーン(ロングハンドル)です。
2015IMG_5138.jpg

「うかたま市場 お取り寄せBOOK」は、うかたまさんセレクトの、ていねいに作られた食品や暮らしの道具がいろいろ載っていて、見応えのある一冊になっています。
機会がありましたら、チェックして下さると嬉しいです。わーい(嬉しい顔)


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posted by 宮崎佐和子 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ お知らせ

2015年09月02日

■ショップ和×和に、茜色の飯椀&汁椀をアップしました。

今日は、このセットをご紹介しますね。


バッド(下向き矢印)ショップ和×和に、茜色の飯椀&汁椀セットをアップしました。黒ハート
飯椀 汁椀のセット 夫婦椀 国産漆 和うるし工房あい
きれいな色でしょう?私もお気に入りです。ムード
スッキリと透明感のある、ポジティブな雰囲気の赤だと思いませんか?
私が「赤とんぼカラー」と密かに呼んでいる、茜色をしたお椀です。飯椀と汁椀のセットになります。


バッド(下向き矢印)こちらが朱溜 飯椀です。
mesiwan_0686.jpg
ふちが端反となった、見込みの広いお椀ですよ〜。径は12.6cmほどあります。
容量約450ccなので、かなりゆったり使えると思います。材はトチで、やさしい風合いのお椀です。ハートたち(複数ハート)


バッド(下向き矢印)そして、こちらは汁椀です。
siruwan_0707.jpg
飯椀よりやや小ぶりの径11.2cmです。
同じく端反椀ですが、飯椀よりやや背が高い比率になっていて、キュッとチャーミングなお椀になっています。
容量は飯椀よりやや少ない、容量約350ccです。
こちらの汁椀ちゃんは、ケヤキ材なんですよ。なので、トチの飯椀よりも、自然に浮き出た木地の木目の模様が良く出ていて、見比べると楽しいです。
松本の好みで、どちらも根来風の仕上げになっています。


バッド(下向き矢印)裏もきちんと作り込んでいます。
2015IMG_0718.jpg
飯椀&汁椀とも、松本による木工旋盤で挽いた木地です。手に持ちやすいよう、高台は高く作っています。
端反ですが、ふちは玉縁に近い形状なので、ちょっとしたアクセントになっていますよ。

IMG_0743-89c8d.jpg
和×和の飯椀&汁椀は、ビギナー向けに制作したもので、かなり小さめなんです。それでは、もの足りないなあ〜という方におすすめですね。
持ち心地もしっくりくると思います。
また、この塗りはきれいなだけでなく、強い塗膜でその意味でもおすすめですよ。水はじきがよく、汚れも落としやすいです。
夫婦椀として、ご夫婦でお揃いで使ったり、単品使いとしても楽しいと思いますよ〜。ゆっくりページを見て、楽しんでいただけると嬉しいです。わーい(嬉しい顔)


2015IMG_0782.jpg
今日のおまけ写真は、ゴハンを催促するミルミルちゃんです。
…むぎ君のお皿の前で。ふらふら

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