
そんな中、松本が今年最後の漆掻きを終えましたので、そのお知らせをしたいと思います。
(※注 以下は通常の漆掻きではなく、オタクによる実験の漆掻きです)


もう10月の終わりなので、だいぶ木が寂しくなっています。

前回から、1ヶ月以上あけておりましたので、どうかなーと思っていましたが…。しっかりと秋の漆が出ましたよ。
↓最後は、残り3本ぜんぶ掻いちゃいました。

掻いたあと、雨が降ってしまったので、樹液は流れてしまっていますが、よい感じの漆でしたよ。
実験の漆掻きなので、漆樹液は採りませんでしたが…。(私的にはざんねん) 漆の木の作用についていろいろ推察していた松本は、その案件を確認できて楽しかったようです。
↓掻き傷が乾いたら、残りの枝をぜんぶ切り倒します。

庭にウルシの木があるって便利!
今年、ゆるゆると続けました、余人には計り知れないオタクの漆掻きですが… (マニアック過ぎて、私もよく分かってません;;) ウルシの木のおかげで楽しむ事ができました。ウルシの木ちゃん、ありがとうございます。

この切倒す木ですが、一見かわいそうに見えるんですが、のちに更新木が生えてあっという間に大きくなります。
本番の漆掻きは、五色台にある工房の漆畑※でしっかり行う予定ですので、また庭のウルシちゃんで実験をしてみたいなと思います。

今日のおまけ写真です。
工房から見える天霧山のふしぎな夕焼けですよー。
一気に日が短くなって、夜6時となるともう真っ暗ですね。季節が深まるのは早いような気がします。