伊勢丹新宿店さんで、工房の作品展がはじまります。


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和うるしの器展
12月2日(水)〜8日(火)
会場/伊勢丹新宿店 5階 リビングキッチン・和食器
個性豊かな日本産の漆に魅了され、2001年に国産漆専門工房として創業しました。
工房で長期熟成した国産漆を100%使い、国産漆ならではの魅力を生かした塗り肌にこだわっています。
自然をモチーフにした絵付けの上にマットな塗り肌をまとった重箱、輝くような塗り肌を持つ超薄挽きの酒器など、独創的なアイテムをそろえてお待ちしています。
この機会に、国産漆100%のめずらしい漆のうつわを、手に取ってごらんいただけますと嬉しく思います。
※会場では松本がお待ちしております。
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今回のイメージとして撮影したのは、三段重箱「枝垂桜」です。
約六寸サイズのお重で、三段重ねると18cm四方のほぼ正方形です。見栄えのするお重ですが、2〜3人の少人数のご家庭でゆったり気持よく使えるサイズとなっています。
写真には写っていませんが、内側は、箱の中央に実寸サイズの桜のお花をあしらっています。
※三段重箱「枝垂桜」制作の様子 1
※三段重箱「枝垂桜」制作の様子 2
木地は昨年に中塗りまですませていたのですが…。
絵付けはこの夏にしました。この五面の桜模様を描くのに2ヶ月ほどかかり


ほんとうに角重箱って、手間がかかりますが、仕上がった時の喜びも格別ですね〜〜。
上塗り漆は、2006年茨城県の飛田祐造さんの盛辺機械精製漆です。熟成がきわまって、ふんわりマットなのにきらめきを含む、不思議な品のよい塗り肌となりました。
明日からの会場で並びますので、ぜひ現物を間近でごらんくださると嬉しく思います。
