今日は嬉々として47円で灯油缶を4つ満タンにしてきました

工房は以前は暖房といえばほぼストーブだったのですが、娘が誕生してからは居住空間はエアコンがメインとなりました。(電気代の高いこと高いこと;;)
エアコンも便利ですが、やっぱりストーブのホコホコした暖かさは格別ですよね。

いつもストーブのまわりに猫だまりができるのも冬場の楽しみでした。子供が小学生くらいになったら、大丈夫かなあ…。
さて、そんなさむーい今日はこれをご紹介したいと思います。

↓ショップ和×和に、新しい丸メンパのお弁当箱をアップしました。

ショップでは初登場かな?
大きめの丸めんぱのお弁当箱です。実は数年前の作です。
なので、上塗り漆は工房のエリートだった2004年岩手県の大森俊三の盛辺機械精製漆を使っています。

(この漆、今はもう引退しています)

渋い、ナチュラルな木地溜に、内側は濃厚な朱溜変わり塗りという、当時凝っていたテイストです。
きれいな木地溜なので、「もしかしてすり漆仕上げなの?」と思われるかもしれませんが…。
すり漆とは、漆の塗り厚がぜんぜん違います。このお弁当箱は、よく透ける高品質の国産漆のみを8回以上塗り重ねて仕上げているぜいたくなお弁当箱です。

↓内側の朱溜変わり塗りに注目〜。

当時、松本がはまっていた作風です。
ケヤキ等、木目や導管がはっきりしている材はその木地感を活かした変わり塗りをしていましたが…。※こんなのとか
木目のおとなしい針葉樹やトチなどには、こうした朱漆の塗りに刷毛目や櫛目を立てた仕掛けで変わり塗りをしていましたよ〜。
↓身の器の手持ち写真です。

すりきりの容量が820mlの大きめサイズです。
約2膳のご飯を入れることができますよ。

天板と底の外側には彫刻刀ではつった味わいのあるテクスチャをつけています。

卓上に置いた時に傷が付きやすいのですが、それを目立たなくする効果もあるんですよー。

大好評の保多織の袋も付いています。
今回は私の好きな色と柄の組み合せです。外側は大きめの紫色の子持ち縞、内側は薄い茶色です。
無地のほうも渋くて素敵ですよね。(松本はこの色の作務衣を持っています)
この820mlの丸メンパももう二つで在庫が終了します。(もっと作っていればよかったな…

うち一つを今回出しました。また、ゆっくりごらんくださると嬉しいです。


さて、今日のおまけ写真は… むぎ君です。
ちょっといいカオをしていたんで撮ろうとしたんですが;;
視線を避けられてしまいました〜〜〜。
