保育所のお迎えの時間ですが、少し前は日が暮れていたのに、最近はずいぶん明るくなりました。
昨日はおひなさまを出す日にしていたのですが、松本も私も疲れていて、結局先延ばしにすることにしました…。

お日柄もいまいちだったし、まあいっかと思いつつ…。どうも冬場は体調がぱっとしなくてツライです。
そして、顔面はもう当たり前ですが、水仕事の多い仕事なので手の乾燥がひどいです。漆の作業に油気は厳禁なので (塗膜に油分があると、漆が乾かなくなる) ハンドクリームは寝る前に少しだけ塗っていますが、なんかすごい手になっておりますよー。
娘が 「まま いたい おてて に なってるよ!」 と気にして、絆創膏を持って来てくれます。
早く暖かい春になってほしい…。(さむがり)
今週後半は、一気に春に近付いた天気になるときいて、心から期待しています。

さて、そんな今日はこれをご紹介したいと思います。
↓サクラ材の小さなうつわです。

松本が旋盤で挽きました。先日、白木地をご紹介したものです。※
盃ではなく、おつまみを乗せる器なんだそうです。
木地固めが終わり、十分乾燥したので研磨して次の作業に入ります。
↓研磨したカサカサお肌にしっとりと漆を塗り込みます。

使った漆は、2009年岩手県産の大森清太郎さん盛辺生うるしです。

あっというまにしっとりうるおいお肌に変身です。(いいなあーーー)


全体に漆を行き渡らせて、余分な漆は拭き取ります。すり漆の作業ですね。
うーん、サクラの品のいい木目が急に引き立ってきれいかも…。

この器、シンプルな木地溜がいいかなあ〜と思っています。
いろいろ想像してみるのも楽しいですよ。


今日のおまけ写真はうり坊です。
きらきら光る夕日につつまれて幸せそうです。
