2016年06月29日

■大きな鉢の荒挽き木地です。

工房で育てていた、子スズメちゃん のその後です。
1週間前に、ついに野生に返してやったのですが、ずっとどうしているか気になっていました…。たらーっ(汗)

が、元気にしている姿を見ましたよ! ホッとしています。
工房が経営している?バードレストランがあるのですが、そこにマニキュアの目印を付けていたひよちゃんが、お友達に混じってやってきていましたexclamation
よかったあ…。もうやだ〜(悲しい顔)
親鳥からも(もちろん私たちからも;;)自立のレクチャーを受けなかったひよちゃんですが…。
すずめの学校の先生・同世代のお友達から、いろいろ教えてもらっているんでしょうね。
自然の世界は厳しいでしょうが、いきいきとスズメらしく生きてほしいなと思いました。
さよなら、ひよちゃん。

さて、そんな今日はこれをご紹介したいなと思います。


↓そろそろ中荒挽きをしてみようかなあと思っている鉢です。
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1年程まえに荒挽きした木地ですよ〜。
今は亡き松本の叔父が生前に、徳島県脇町から切り出していたケヤキ材を使っています。
今まで挽いた木地の中では最大容積…?とにかくデカイです。


↓松本が挽いた時の動画があります。


この小型木工旋盤で旋回させるには、けっこう難儀したそうです…。
松本いわく、カウンターウエイトを足しているので、切削はなんとか出来るけど、薄い鋳物のフレームに鳴きが入り、少々スリルがあるんだとか。1馬力のモーターも止まりそうなので、この木工旋盤では限界のサイズですね。あせあせ(飛び散る汗)

中荒挽きをしたら、かなり完成形の雰囲気に近付きますので、またご紹介しようと思います。わーい(嬉しい顔)


2016IMG_4949.jpg
さて、今日のおまけ写真は…うり坊です。
ずっと雨続きなのでたいくつそうです。
お庭に出ると、ずっとくっついてきて、足に巻き付くので転びそうになります。ダッシュ(走り出すさま)
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posted by 宮崎佐和子 at 22:25| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 工房の仕事

2016年06月27日

■夏のオーダー会用のめんぱのお弁当箱です。

工房のネコ、むぎ君(キジトラ11才)の食欲がおさまりません…。がく〜(落胆した顔)
煩悩だらけです。

以前から思っているんですが、シニア猫ってこんなに食欲があるのでしょうか?? 
ストルバイト結石症持ちのため、指定の処方食フードしか食べられないむぎ君です。
ヒルズのC/D、ロイヤルカナンのpHコントロール、ビルバックのミネラルコントロール、をローテーションして食べさせていますが、ただいま、3種の中でいちばん大好物のカナンがいま当たっているのも原因のようです…。
(むぎ君の嗜好図 →→ ビルバック < ヒルズ < ロイヤルカナン)
一日の食事量がキッチリ決まっているのに、ガマンがならないんだろうなあ〜〜。たらーっ(汗) 
(むぎ君の理想 →→ オカワリ自由)

また、トウモロコシが旬なんですが、うっかりすると、むぎ君が剥いたトウモロコシの皮を食べていたりと、油断ができませんよー。
まいにちまいにち、むぎ君のギラギラした視線を感じながら、暮らしております…。ふらふら


さて、そんな今日はこれをご紹介したいなと思います。


↓めんぱのお弁当箱、夏にオーダー開始予定のものですよ〜。
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夏のオーダー会に向けて、作業が進んでいます。ぴかぴか(新しい)
サイズは400ml、570mlの2サイズです。天板に刃物のはつりを入れず、シンプルな仕様です。蒔地の下地はなしで、漆のよさが引き立つ木地溜仕上げになります。
お好みで、銀彩の絵付けを入れることができます。
はつりがないので、蓋の上に大胆な絵を入れることもできますね。ムード

2016IMG_4895.jpg


来月には、開催できるかなあ…。
当初は木地溜のみ、と考えていましたが、やはりお弁当箱はこだわりを持ってらっしゃる方が多いので、黒溜や朱溜も受け付けた方がよいのかな?と思うようになりました。

また、ゆっくり考えたいと思います。わーい(嬉しい顔)



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さて、今日のおまけ写真は… 梅雨の中のミルミルです。
カメラを向けられると、意識しすぎてあくびがでます。ダッシュ(走り出すさま)

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2016年06月24日

■オーダーの端反椀を中塗り中です。

工房で育てていた、子スズメちゃん。
ある日の梅雨の晴れ間、ついに、大海原に飛び立って行きました…。
バードレストランに同じような巣立ちスズメがたくさん来ている時に、そっと遠隔操作でカゴの扉を開けてやりました。
前もって、子スズメちゃんの頭のてっぺんとシッポに、マニキュアをちょんちょん乗せて目印を付けてやったんですが、それが気に入らなかったらしく、私はめちゃくちゃ噛み付かれましたよ〜。もうやだ〜(悲しい顔)たらーっ(汗) 最後までクールな野生鳥でした。
もっと手元に置いていたいような気もしましたが、子スズメちゃん自身は、人間と暮らすのがもうイヤでイヤでという気配が満々でしたので;;
いつの間にか、飛ぶ虫もキャッチできるようになっていたのも、決心した一つのきっかけでした。
巣立ちスズメは、同世代の子供たちで群れを作って過ごすんだそうです。そんな子たちは、工房にはたくさん遊びにやってきます。

ひよちゃんも、そんなお友達と一緒になって、元気で暮らしてくれるといいなあ…。
毎日、バードレストランに来る子をチェックして、印の付いた子スズメを探すことになりそうです。あせあせ(飛び散る汗)


さて、そんな今日はこれをご紹介したいなと思います。


↓こちら、オーダーのお椀ちゃんたちです。
2016IMG_4856.jpg

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ケヤキの端反椀、2タイプです。ただいま中塗り中です。ぴかぴか(新しい)
それぞれ5客ずつのご注文となりますが、ちょっと多めに作っています。


↓サンプルの木地はこちら。
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左のお椀が、径12.5cm 高さ7.5cmくらいです。
右のお椀は径14cmくらい。高さはほぼ同じです。やや径が広がったものですが、容量は格段にアップしています。


↓径14cmの方のお椀はこんな感じです。
2016IMG_4859.jpg
こちらは見込みが広いので、ゆったりと使えそうですよ〜。
お椀は少し容量やフォルムが変わると、用途や映えるお料理がガラッと変わるから面白いです。
今回は2つのお椀をご提案したのですが、どっちも採用してくださいました。
とても有り難い限りです。

これらのお椀は、濃い木地溜に仕上げる予定です。また完成したらお見せいたしますね。わーい(嬉しい顔)


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さて、今日のおまけ写真は… ヤブカンゾウのお花です。
ユリに似たきれいなオレンジ色のお花ですが、食用になると聞き、お庭に植えました。
下ゆでして、おひたし等にします。ムード

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posted by 宮崎佐和子 at 15:33| Comment(0) | TrackBack(0) |   オーダー品制作

2016年06月22日

■ウルシの葉っぱの上のアマガエルちゃんです。

昨日は寝違えてしまい、体がうまく動きません…。はやく治らないかなぁ。もうやだ〜(悲しい顔)

ここ数日は、うちの工房にしては珍しく?ご来客が多く、バタバタしていました。
ほんもののウルシの木や、昨年行った実験漆掻きの様子、秘蔵っ子の漆樹液など、松本のマニアックな?仕事内容をごらんくださいました。
お客様も熱心にご質問されて、私どもも、とても充実したひとときを過ごさせていただきましたよ〜。
こんな小さな漆工房に、ご遠方からお客様がいろいろいらしてくださって、本当に有り難い限りです。
これからも国産漆の魅力をたくさんの方に知っていただくために、頑張らないといけないなあ!と改めて思いました。わーい(嬉しい顔)

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さて、今日の写真は、ウルシの葉っぱの上のアマガエルちゃんです。
香川県は梅雨らしく、ずっと雨続きですよ〜。
ムシムシしていますが、気温が上がらないので、娘の通う保育園のプール開きも伸びました。あせあせ(飛び散る汗)

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posted by 宮崎佐和子 at 15:47| Comment(0) | TrackBack(0) |   漆の木の住人

2016年06月19日

■今度は黒漆の乾漆粉を作っています。

子スズメのひよちゃんが工房にやってきて、はや1ヶ月近く…。
もう大きくなったのに、自分でエサをついばむことをせず、食べさせてもらってばかりのひよちゃん。
「ずっと、このままだったら、どうしよう? がく〜(落胆した顔)」と、あせっていた私です。以前隣県の博物館へ恐竜を見に行った時も、ひよちゃんが気になって気になって、急いで帰ってきたもんです。どうすればいいの〜〜〜。あせあせ(飛び散る汗)
…と悩んでいたら、けっこうあっさり問題は解決しました!
ひよちゃんは、自分でゴハンを食べるようになったんです。よかったーーーー!!!
保護センターのお姉さんにアドバイスをいただいたところ、心を鬼にして、長時間絶食させてハラ減りっ子にすれば、食べるようになるというのです。
小鳥はほ乳類ほど水分の摂取がシビアではなく、前日の夕方から給餌をやめてエサを与えて様子をみてもたぶん大丈夫とのことでした。そうすると、あっけなく、自分でエサを食べ始めたのです。ホント、ホッとしました。黒ハート
まったく、プロの助言に勝るものなしだなあ…。本当にありがとうございました。
自立に向けて、ひよちゃんの成長を見守ろうと思います。(※いつも暴れまくっているので、ひよちゃんの写真は撮れませんでした;;)



さて、そんな今日はこれをご紹介したいなと思います。


↓乾漆粉の制作が、進行しておりますよ〜〜〜。
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今回はどれも、ぜんぶ黒漆なんだそうです。鉄黒です。


↓先発で、前回作っていたのは朱漆でした。
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いろんな細かさの漆のかたまりです。
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しっかりと固めてから、刃物やミキサー等でどんどん小さくしていきますよー。
最終的には、最終兵器?の石臼ちゃんで仕上げ挽きをします。



↓写真では分かりにくいので、動画でごらんくださいね。(※音量注意、1分程度です)


いろいろ面白い表現に使えそうだと、期待の大きい乾漆粉です。(しかも国産うるし100%)
朱漆、黒漆、生漆と3色並べたカラーの乾漆粉をはやく見たいものです。わーい(嬉しい顔)


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さて、今日のおまけ写真は…松本が漬けている梅干しちゃんです。
だいぶ梅酢が上がってきましたよ〜〜。ぴかぴか(新しい)
(この梅酢がまたおいしんですよね)

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posted by 宮崎佐和子 at 16:41| Comment(0) | TrackBack(0) |   素材

2016年06月17日

■ショップに陶片の蒔絵ペンダントをアップしました。

今日はこれをご紹介しますね。


国産漆のうつわ専門店 和×和 にこんなものをアップしました。
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うちの工房ではちょっと珍しいですね〜〜。
瀬戸内海の浜辺でみつけた陶片を、気軽なペンダントにしました。ぴかぴか(新しい)

ごくごくシンプルな蒔絵でポイントを付けています。

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背景を空にみたてて、飛雁を描きました。

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牡丹の柄の陶片です。


娘が生まれて、数年ぶりに浜辺に行くようになりました。
小さな子供には、浜辺って宝物箱なんですね…。
久しぶりに海の鼓動を聞き、おそるおそる砂を踏みしめて歩き、潮が満ちて引いていくさまを眺めては、心に新しいものが流れこんでくるような気がします。
そこでいくつか見つけた陶片で、姿がよいものを選んで、シンプルなペンダントにしてみたものです。
潮で長年洗われた陶片は、すがすがしく不思議な魅力をかんじました。

ほんの気分転換に、思いつきで作ってみたものなのですが、ごらんくださいますと、うれしいです。わーい(嬉しい顔)


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さて、今日のおまけ写真は… 梅雨空の中のウルシの葉っぱちゃんです。
葉っぱのあちこちにはアマガエルちゃんがひそんでいたりします。

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2016年06月15日

■オーダー品のもみじのお弁当箱とさくらのお弁当箱です。

3週間前に、保護した子スズメのひよちゃん。
巣から落ちて、アスファルトの上に仰向けになっていたのを拾いました。
もう飛べるし、そろそろ自立してもらわないといけないんですが、ここに困った問題が…。
ひよちゃん、自分でゴハン食べないんですよ〜〜。ホントですかーがく〜(落胆した顔)!!
置いている粟つぶに興味ナシで、お口アングリなんです。
食べ方が分からないのかも?? と思い、バードレストランに来た同世代の子スズメちゃんの食欲おう盛な姿も見せているんですが、サッパリなんです…。
ももももしかして、このままニートスズメに一直線なのかあーーー??
この子を飼うのはぜんぜん構わないんですが、数時間置きのお給仕はカンベンです〜〜〜あせあせ(飛び散る汗)
はやく自立の一歩を願う私です。

さて、そんな今日はこれをご紹介したいなと思います。


↓オーダーのめんぱのお弁当箱です。
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400mlサイズの小さめのお弁当箱。同じサイズで柄違い、2つ制作しました。
先日、上塗りすみの状態で、チラッとご紹介していましたものです。
あれから養生期間を経て、納品することができました。ムード

どちらも外側はシンプルな黒で、内側に華やかな絵が入っております。


↓もみじのお弁当箱。黒ハート
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松葉もチラッと添えて、やわらかい感じに…。


↓こちら、さくらのお弁当箱です。
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今年の春に、隣町の桜の名所に行ってお花を観察し、松本が描きました。ぴかぴか(新しい)
さくらのお花って、いつ見ても心躍りますよね。もう季節は初夏ですが、今でもその光景が浮かびます。

ずいぶんお待たせしましたので、ぶじお届けできてよかったです。
お弁当箱を開けるたびに、日本のめぐる季節を感じていただけたらうれしいなあと思います。わーい(嬉しい顔)


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さて、今日のおまけ写真は… ニートスズメのひよちゃんです。
もうりっぱになったでしょう?とっても可愛いです。
でも、ぜんぜん懐いてくれないので、かなしいです。もうやだ〜(悲しい顔)

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posted by 宮崎佐和子 at 23:32| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 日記

2016年06月14日

■国産うるし100%の朱漆の乾漆粉を作ります。

1日お洗濯を休むと、すごい量がたまりますね〜〜〜。がく〜(落胆した顔)
朝は天気予報とにらめっこです。わずかなお天気の日をねらって洗濯機を回しています。
特に娘が保育園から持ち帰るお着替えが多い! 靴もすぐどろんこです。
ハア〜〜今日はどれだけの洗濯物予備軍がかえってくるのやら…。

さて、そんな今日はこれをご紹介したいと思います。


↓朱漆のかたまりです。
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松本が、今回の乾漆粉の制作のために用意しました。ぴかぴか(新しい) けっこうたくさんありますよ〜。
よく乾かしているので、ぱりぱりしてて、手に刺さります。たらーっ(汗)


↓その朱漆のかたまりを、すこしずつミキサーに入れて粉砕…。
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本来は、ジュース作ったりの仕事をするはずだった、ミキサーさん。
ミキサーは『ヴヴヴ…(なんじゃこれは?)どんっ(衝撃)』と鈍い怒りの声を上げます。あせあせ(飛び散る汗) ごめんなさい〜〜。


↓ミキサーのおかげでだいぶなれてきました。
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朱漆の乾漆粉ができますね! たしか1年前は顔料を入れない漆だけの乾漆粉を作りましたよ。


↓そして、この高性能の石臼さんでゴリゴリと仕上げ挽きをします。
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朱漆の乾漆粉、とっても楽しみですね〜!その次は黒漆の乾漆粉を作るそうです。
3色の乾漆粉を並べて見てみるのが楽しみです。わーい(嬉しい顔)



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さて、今日のおまけ写真は…梅干し用の梅です。デカイ!!
松本がお目当の商店さんで買ってきました。今年は梅干しを漬けるそうですよ。
春に咲いた花が実りを迎えて、季節の深化をかんじます。ぴかぴか(新しい)

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posted by 宮崎佐和子 at 16:03| Comment(0) | TrackBack(0) |   素材

2016年06月12日

■荒挽きの木地を中荒挽をしました

夜は娘と一緒にバタンキューで、日記の更新がはかどりません…。もうやだ〜(悲しい顔)
昨日は、恐竜好きの娘のために、隣県の博物館へ高速で出かけ、ものすごく疲れました。たらーっ(汗)
…この恐竜好きって、いつまで続くんだろう??
今ハマっているものは、恐竜とダンゴムシとお姫様なのですが、これらのカテゴリが違和感なく?娘の脳内で同居しているらしいです。
ホント、子供の柔軟さには驚きですね〜。

さて、そんな今日はこれをご紹介したいと思います。


↓荒挽きの木地を中荒挽をしました。
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小皿、皿、鉢、その他もろもろの木地たちです〜。秋から年末にむけての器です。
材はサクラ、トチ、ミズメザクラ、イタヤカエデ、クリ、ケヤキなどなど。


↓あっ、これは?
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1尺(30cm)くらいの大皿の木地ですよexclamation 材はトチです。
存在感のある器になりそうですね〜。


…そう言っていると、いつの間にかうり坊が〜〜。
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木工場の主、うり坊…。足に巻き付いてきて、通行のジャマをしてくれます。たらーっ(汗)
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あっ、うり坊はゴハンも木工場で食べますよ! 寝食をここで過ごしています。
(ときどき強いノラ猫に横取りされているらしいですが;;)


↓気を取り直して、さっきの1尺の大皿ちゃんです。
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松本のデッカイ手と比較しても大きいですね。早く仕上げ挽きした姿を見たいです。わーい(嬉しい顔)


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さて、今日のおまけ写真は、ティラノサウルスちゃんです。ハートたち(複数ハート) 
となりにはトリケラさんがおります。←この子も動く!!
ズシンズシン…という、不安な地響きを合図に、15分後ごとにクワーーッと動き、チビッコたちは大喜びです。

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posted by 宮崎佐和子 at 10:08| Comment(0) | TrackBack(0) |   木工旋盤

2016年06月09日

■今年の漆掻き道具が届きました。

梅雨らしくジメジメしますね。あせあせ(飛び散る汗)
毎日、天気予報を見ながら、お洗濯日を決めたり、娘の着ていく服を選んだりしています。
さて、そんな今日はこれをご紹介したいなあと思います。


↓じゃじゃん!!
2016IMG_4542.jpg
今年も、日本うるし掻き技術保存会から、新しい漆掻き道具が届きました。ぴかぴか(新しい)
左から、カンナ、ヘラ、カマ です。刃物だけの状態で届きますよ〜。
これから好みの柄を入れて、道具として完成させます。


↓一番大きい刃物は、やっぱりカマ。めだちます…。
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掻きガマは、ウルシの幹に傷を付ける前に、かたい樹皮を削り取ってなめらかにする道具です。
なりは大きいですが、仕事自体はちょっと地味めかな…。
この下仕事をきちんとしないと、幹にうまく傷が入らなかったり、また樹皮を伝って漆樹液が逃げてしまいます。せっかくの大事な漆の回収率ががくんと落ちてしまうので、大事な道具です。
また、ツルをはらったり、下草刈りなどにも便利なんですよ。ぴかぴか(新しい)

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小信さんの刃物ですよー。


↓そして、主役の漆掻きガンナ!!
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ウルシの木の幹に傷(U字形の溝)を付ける道具です。仕事の内容にいちばん大きく影響します。
シッポのように突き出した刃物がありますが、この部分も使います。


↓ギュッとUの字に曲がっていますね〜〜。
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この部分をウルシの幹に食い込ませて、溝を削り込むのです。
その溝にウルシ樹液が溜まるというわけです。(文章では説明しにくいですねあせあせ(飛び散る汗)


↓そしてこちらは、掻きベラです。
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ウルシの木の幹に傷(U字形の溝)を付けたあと、溝からにじみ出る漆樹液を「掻き採る」道具です。

新しい道具を見ていると、わくわくしますねexclamation
今年は、2002年から植栽を始めた工房の五色台のウルシ畑※で、はじめての漆掻きをする予定なんです。
こんな「どうやって使っているの??」と思うような不思議な刃物、漆掻き道具たちを使うところをご披露できればなあ〜と思います。わーい(嬉しい顔)


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さて、今日のおまけ写真は… うり坊です。
また私の車の上で昼寝している!!!がく〜(落胆した顔)


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posted by 宮崎佐和子 at 16:48| Comment(0) | TrackBack(0) |   道具
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