うるしにかぶれなくてすむ方法ってあるのでしょうか? かぶれる運命にあったとしても、少しでも回避することはできないものか。
前回、「漆かぶれの治療法」を書きましたが、今回は予防について少々…。
一番の予防はなんといっても「漆と名の付くものに近寄らない」「ウルシ科の植物があるところに絶対行かない」これに尽きます。そのため、ちゃんと正しい知識を身に付けておかなくてはいけません。
しかし、そうはいっていられない場合もあります。金継ぎの講習を受けるつもりでいる、お母さんが漆芸教室に通い出した… などなど、人生の中で1度や2度はどうしても漆に接触しなけれならない時があるかもしれません。
以前、私は漆を扱う関係者の皆さんにどう予防をとってらっしゃるのか聞き込みをしました。どれも有益なお話ばかりなのでご紹介します

<漆の作業の前に>
●ベルツ水を肌に塗っておく。※皮膚の荒れ止め用化粧水。グリセリン・アルコール・水酸化カリウムを主成分とする。薬局で入手。
●油分の多いクリームを肌にぬり込んでおく。(女性はお化粧をきちんとしておくとよい)
つまり、肌に薄い「保護膜」を作ってやるわけです。本当に薄〜いバリアですが、これがとても良い効果をもたらしてくれます。この「バリア」は手だけでなく、手首・腕・顔・首などの広範囲に作るとより効果的です。
<作業の後・漆がついていなくても>
●植物油で、手のひらをよくもみこんで、洗剤で洗い落とす。
●化粧用のクレンジングで手を洗う。
漆が付いていないように見えても、作業後は微細な飛まつが肌についた状態かもしれません。これらの方法はそれを取り去る作業です。
さてここで注意したいのは、水を先に皮膚につけない ということです。

上記の方法で手を洗う時も、まず先に植物油・クレンジング剤を濡れていない皮膚に付けてよ〜くもみ込み、そして洗い流します。これを間違ってまず水で落とそうとするとかぶれがさらに促進することがあります

※うちのお役立ちさん。

ローヤルという、工業用油汚れ洗浄剤です。中にきれいなピンク色の透明なジェルが入っています。これを作業のあと、ポンプで押して手を洗うのですが、とってもよく漆やての汚れが落ちます。(化粧水のような良い香りもする。ポイント高)
ちょっと高価なのですが、ハタノさん(高松市ある漆材料店さん)に小分けしたジェルを売っていて、これを試したら気に入ったので本ボトルを購入。水が使えないところでもOK、便利です。漆作業用に作ったものではないようですが…とっても調子が良いです

「漆かぶれについて」一覧の記事もぜひどうぞ。
「かぶれる木、うるしの木とハゼの木 葉っぱの比較」の記事もぜひどうぞ。
思い返すに、作業が終わった後、手袋を外して、「今回は漆は直に付かなかった」と勝手に考え、ついうっかりして手を水洗いしたのが間違いの元だったのではないかと。
とりあえず、ほとぼりさめるまでもう漆はいいって感じです。とほほ。まだ作業途中のお皿、どうしようかな・・・
とりあえず峠は越したようで私もホッとしています。
手や指先のかぶれのかゆさは、たまらないもんです〜(><)
(掻かずにおこうと思っていても、気が緩むと勝手に手が動いているんですよね…)
いいお医者さまにかかっているし、かさぶたが出来ているならもうすぐ良くなると思いますヨ。
手袋をして作業中はうまくシャットアウト出来ていても、手袋を外す時や片付けする時に、漆が付いたりしやすいんですよね〜(^^;)
続きは治ってから考えればいいと思います、
完治まであとちょっと、ガンバレ〜!!
日曜日に道路際の漆の木を切り左腕が最悪の状態です。
漆の汁がついたら真っ黒になるんでしょうか?
傷かと思い,風呂でゴシゴシ洗ったら次の日から腫れて,今日は3日目で水ぶくれも出来て痛くてたまりません。
次回からは水洗いしないように心がけます。
服についた漆って洗濯すればかぶれなくなるんですか?
皮の手袋してたんですが,真っ黒になってたので洗剤つけて水洗いして乾かしたんですが漆の成分が残っていてかぶれるってことないんでしょうか?
かぶれちゃいましたか‥ ほんとうにお気の毒です。
かぶれた人にしか分からない辛さです。(>_<) 早く良くなりますように!!
漆が付くと最初は目立ちませんが空気にふれて黒くなります。かなりひどいようですので、受診されたほうがいいと思います。ストレスが少なくなりますよ。
漆は完全硬化してしまうと、安定するのでかぶれることはありません、ただ硬化したように見えても完全硬化にはやや時間がかかるので、漆に弱い体質の方は漆のついた服は当分避けた方がよいかと思います。
漆はどんなに洗っても落ちません、もしお気に入りの服だったなら残念ですが‥。
病院へ行って飲み薬と塗り薬つけて治療中です。
だんだんと広がってくるようなんですが,患部の汁とかがつけばかぶれるのでしょうか?
そうなんです! この話はそろそろ触れようと思ってました。
水泡を掻きつぶすと、透明な体液が出てきますが
これが皮膚につくとかぶれが広がる…と私も前々から感じています。(珍しい例かもしれないけど、私の同期の研修生だった女の子は、かぶれが彼氏に移った、と証言していました;。ほか、直接漆にふれてないのに家族の方までかぶれたという話も…)
「どんなにかゆくても掻かずにガマンするように」と言うのですが、これは患部を悪化させないのとかぶれを広げないのと二つ意味があると思っています。
ところで、けんじさんはなぜ漆の木を切るはめになったのでしょうか??(・.・)
差し支えなければ教えて下さると幸いです。
道路にはみ出して邪魔だったんで地域の人たちと一緒に切ったんですが,かずらが巻いていて倒れなかったので近くによってかずらを切り,はぜの木も持ち運びしやすいように細切れにしたんです。それもチェーンソー使って。
服の袖が黒い汁がついていたので処分するようにしました。
履いていた長靴や手袋は天日干ししてるんですが大丈夫でしょうか?
水泡は,やっとおさまりつつあるんですが湿疹がどんどん増えてきてます。
冬場に切ればこんな被害はないんでしょう?
ハゼの木ですか… 比べてみたことはないのですけど、触れる機会も多いし(ほんとうにあちこちにある)樹液を採るウルシノキよりもかぶれやすい、と聞いた事があります。
チェーンソーで切った時に飛び散る木紛や液が、服のすき間など意外な所にまで入り込んで、直接肌に触れてかぶれてしまったのだと思います。
>履いていた長靴や手袋は天日干ししてるんですが
うーん、漆の木とちょっと違うので分かりかねますが、しばらく触れない方が賢明だと思います。(^^;)
>湿疹がどんどん増えてきてます。
わ〜それは気になりますね。(><)
私は水泡だけで湿疹とかは出ませんでした。お医者様にかかっているなら、もう少しガマンすれば良くなります。(この暑い時に本当に不快だと思いますが…)
もちろん、冬場の方がかぶれにくい環境だったと思いますが(冬場は木の活動が緩慢なので)、それでもチェーンソーで切った時の飛まつが直接肌に触れるとかぶれ可能性が高いです。
地元のために頑張られて、ほんとうにごくろうさまです。この様子では、たぶん、けんじさん以外の方もかぶれちゃったのではないでしょうか。
年寄りの人って結構強いみたい。
若者2人いたのは早々と非難して触ってないし。
被害者はわたくし一人みたいです。
最初はポツポツ湿疹が出てたのに,すべての湿疹が繋がって患部は真っ赤になってます。
盆前なので墓掃除やら,田んぼの草刈しないといけないんですが汗をかくのが怖い状態です。
とりあえず,この1週間は酒飲まずにいるので肝臓を労わることはできました。
そうですか! 身近でこの状況を共有される方がおいでにならないんですね…。やっぱりこの状態の肌に刺激は与えたくないなあ。でもそうは言ってられないのがツライ(><)
今はお辛い状態が少し続きますが(ご親戚からいろいろ質問攻めにあいそう…) 必ず良くなりますから。
私もけんじさんが心配ですので、また、ご様子を教えて下さるとうれしいです。
汁がついて水泡になっていたとろこはようやくかさふたになり回復傾向にあります。
でも,塗り薬の副作用か,まだ湿疹が出てるのかよくわからないんですが皮膚がところどころ赤くなってます。
今日仕事が終わって病院へ行ったら午後休診ってことで帰ったんですが,明日また行って診てもらおうと思います。
私もかたぶたができると、まだかぶれていても「峠は越したな」と思うようになります。(それにしても病院って木曜午後お休みってところ、多いですね)
湿疹、そんなにひどいのでしょうか。気になりますね。
どのみちこのお盆には、ご親戚の方から質問攻めに会いますよ〜
オカクゴを!!
まだ,完全に治ってないけど2週間も野良仕事してないので田んぼの畔や家の周りの草が伸びたので草刈作業してます。
稲の方もあと1ヶ月もしないうちに収穫のシーズンです。
台風が来ないで無事刈り取り出来れば美味しい新米食べれそうです。
湿疹は,体の内部からアレルギー反応みたいになんですけど。
通常のとびひ的には広がらないんですよ。
もう一週間飲み薬飲むように言われたのでおとなしく従ってます。
香川県の稲もよく育っていますよ〜〜。
おいしいお米がたくさんとれますように。
もう毎年になっていますが、台風が心配ですね。
「漆かき」も今まで台風で何度だいなしにされたことか…(> <)
湿疹、アレルギーだったんですね。
もうちょっと辛抱すれば、もう大丈夫そうですね。
ほぼ完治です。
木の汁がついたところは,まだ痒みが残ってますが通常の生活に戻りました。
一度ひどくかぶれたら次回からは抵抗力つくんでしょうか?
蜂とかは,何度も刺されると過敏に反応するって言うでしょ。
漆かきってこのシーズンするんですか?
機会があれば工房の方へもお邪魔して作品見たいです。
よ、よかったです〜〜、良くなってきて!!!
かぶれると「一生このままかも…」と不安ではち切れそうになりますが(笑)治ってしまうと案外いい?思い出になったりします。
かぶれると個人差がありますが、だんだん抵抗力がついてきます。
でも、常に漆を使っている仕事の人でも、肌についたまま放っておくとたいしたことないけど、やっぱりかぶれます。
(でも耐性がついてるので、痒くなるのは付いた所だけ。ぱんぱんに腫れたりとかはしないなあ)
だけど、しばらく漆仕事をしないと、耐性が薄れて、かぶれがきつくなる傾向があります(しばしば経験アリ…)
うるし掻きは、今がまさにピークです!(^^) 秋の終わりごろまで続きます。
うちは、ちょっと秋よりに採れる漆が上品で好みです。
台風とかの天候が漆の品質に影響するので、今年も心配だなあ…
台風の被害とかも大丈夫?
我が家は柿の木が折れてしまいましたが,その他は無事でした。
稲刈りも台風前に終え一段落してます。
かぶれの方は,一番ひどかったところが痕になり時々かゆみもありますが,ほぼ完治しました。
すっかり秋らしくなりましたね。
柿の木が折れた…って、それはすごく恐いじゃないですか!
今年のお米はどうでしたか?
漆の樹液にも「当たり年」があるんです。
今年の漆掻きは、岩手・茨木はとっても良かったと漆かきさんが言ってくれますので、楽しみです。
ただ、徳島がいまひとつだったとかで(天候の問題ではなくって木の環境が良くなかった)ちょっと残念です。
さて、うちの漆掻きの様子は…ちょっと変わった実験をしているのでナイショです。(^^)
春先の天気が悪かったのが多少影響してますが例年並の収穫は出来ました。
今年は化学肥料を使わず堆肥だけで作ったんですよ。その分収量は少なめですが,まぁまぁの出来です。
漆にも当たり年ってあるんですね。
質が違うんですか?量が違うんですか?
ぶじ大阪から戻って参りました!
漆の「当たり年」って、あるのですがちょっと説明が難しいかも。
私たちにとっての当たりは「塗ったらさぞきれいだろう」というオーラに輝いた高品質の漆が採れた年のこと、かな。そんな漆がきた時は、桶の蓋紙をめくって『わあ〜♪』と声をあげてしまいます。
でも『質はともかく、たくさん採りたい』という主義の漆掻き職人さんだったら、とにかくいっぱい採れる年が当たり年かも(笑)
それにしても、堆肥のお米ですか〜! 松本がすごく反応してました(実家が農家でもあるので)
私も選べるのなら、堆肥のお米が食べたいです(^^)
ただ単に手抜きなんですが40アールの水田で作ってます。今度米持参で伺ってみようなか?
今日,宮島へ行ってきたんですが,そこで漆塗りの箸を売ってたんですが結構言い値がしますね。
6人家族なので安いのを6膳買ったんですが漆塗りってのにひかれますね。
きょうはちょっと肌寒いです。
塗りのお箸ですか、いいですね(^^)
宮島って懐かしいなあ。私もかなり以前、友達と行ったことがあります。シカがいっぱいで船から降りたとたん襲撃?に遭ったような…。
秋や春は行楽シーズンで景色が美しいのだけど、こんな時期は作品展シーズンでもあるので、どこにもいけません… (^^:)
3月も終わりに近づいて,またかぶれのシーズンが近づきつつあります。
今年は,暖冬で雪もあんまり降らなかったので季節はどうなるのか不安ですね。
田植えに向けてただいま準備中です。
芽吹き時はかぶれ時?でもありますね〜〜
あっ、松本が
昨年切ったハゼの木の周囲に、新芽がばんばん出るので(根っこが枯れていなければ)どんどん切っちゃうか、草枯らしをするかしたほうがいいと言っております。^^: (でも3年くらい続けて新芽を切れば出てこなくなる事もあるとか…)
ううむ、なかなか手強そうですね〜〜
さて、もう田植えの準備が始まるのですね☆
今年も天候に恵まれて豊作だといいなあ。
しつこい木をやっつける方法です。
隣のうっとおしい木だろうと、天然記念物の銘木(これはやってはいけない)だろうと、あの撲滅不可能と諦められているカズラでもやっつけてしまうというスグレモノです。
その名は「ケイピンエ−ス」マッチ棒とつまよう枝の中間みたいなモノです。
使い方は標的のなるべく大本に打ち込むだけ。
末端の枝では効果が少ない。
なんでも木のホルモンに作用するとか・・・
購入は一般の園芸店ではたぶん置いてないので森林組合とかじゃないと販売してないと思います。それと、ロットが1000本なので少量の場合は難しいかも。
これが入手できない時は効果が少ないが、効かないこともないのが除草剤。除草剤の成分は界面活性剤だと思います。(製品によって違うかもしれないがそこまでは知らない)
原液のままをスプレ−すると良いでしょう。注意点は半日くらいは雨に当てないこと。よく晴れた日の朝がチャンスです。
(お返事おそくなってスミマセン〜〜)
うわさには聞きますが、すごくよく効くお薬があるんですね〜。すぐ枯らしたい!って時にはお役立ちですね。
でも慣れた方じゃないと難しそうだな。
(さてさて、どうやら松本は面倒でも薬を使わずに枯れさせる方法が好きみたいです)
今日は、山の方と「竹林はどうすればよいか」という話題で盛り上がっていました。竹の旺盛な繁殖力… けっこう深刻そうです。(> <)
カズラ退治は,博士推薦の「ケイピンエ−ス」が効果があるんですか?
ラウンドアップ原液を塗るといいって聞くんですけどダメですか?
それと,竹も退治したいんです。
とりあえず,竹の子を収穫してから退治に乗り出そうかと思ってます。
竹を・・・やっつける方法はよく知りませんが閉じ込める方法は知っています。
竹の増殖するのは地下茎が伸びて増えるのですが、ヤツらは地中深く潜るのが苦手なのです。
具体的には30cmほどの堤防を地下に設ければそれを超えられないと思います。
竹の子を徹底的にやつける方法を唱える人も居ますが、竹の子の芽はそれこそ無限にあるので難しいのでは?
すみません、わたし漆の木以外は詳しくないのですが
ハゼの木は種ですごく増えるみたいですね、漆の種はそうかんたんに増えてくれないのですが (^_^:)
竹ってたおやかに見えるけど、なかなかのツワモノらしいですね。
タケノコも魅力的だけど…う〜〜ん
(はやく今年のタケノコ食べたいな)
うるしについて調べていたらここに辿りつきました
あたらしく家を購入したんですが
庭にはえている木(山側)がどうも
うるしみたいなんです
木をなくしてくれる業者とかって
どういう所に頼めば
いいのでしょうか?
たくさんのサイトからこの日記を見つけて下さってありがとうございます。
>あたらしく家を購入したんですが
庭にはえている木(山側)がどうも
うるしみたいなんです
わ…きっとハゼとかが生えているんですね。(同じウルシ科ですけど、おそらく漆樹液を採る木とは違うと思います)
ハゼとかはけっこうやっかいです。生命力も繁殖力も強いんですよね。(しかもすごくかぶれるらしいです;;)
>木をなくしてくれる業者とかって
どういう所に頼めば
いいのでしょうか?
…う〜ん、うちは殖やすのが主流なんで、そっちは不得手なんすが…。(でも、松本とさっき電話して相談しましたよ)
その結果ですが、造園業者さんに相談してみてはいかがでしょう?
その際、「切って下さい」とお話するのではなく「生えてこないように処理できますか」と話してみることをおすすめします。(ただ切ってしまうだけだとすぐに再生します。しかも、切ったその時にたくさん切断された根っこが、それぞれ芽を出したりするので、木が倍増するおそれがあります)
恐るべし生命力です。;;
ハゼとかはけっこう民家の近くによく生えています。塀のきわとか、電信柱の隣りとか、ガードレールの脇とか…。
でも、新しく購入されたおうちの庭にあるのなら、気になってお手入れもできないですよね。>_<
ズバリのお答えにならなくて申し訳ないですが、何かしらのご参考になりましたら幸いです。
(もし、進展がありましたら、お返事を下さるととてもうれしいし、私たちも勉強になります。どうぞよろしくお願いいたします。^_^)
この日記とても興味深く読ませて頂きました。
一つ質問があるのですが、今ウルシについての研究を大学でやろうと思って予備調査をしているのですが、朝、昼、夜と時間帯によってウルシの樹液のでかたはちがうのでしょうか??
是非教えてください。
この日記にたどり着いて?コメントを下さいまして、ありがとうございます。^^
ふたつ書き込みをいただいていますが、同じ内容なので、ここにまとめてお返事をさせていただきます☆
>一つ質問があるのですが、今ウルシについての研究を大学でやろうと思って予備調査をしているのですが、朝、昼、夜と時間帯によってウルシの樹液のでかたはちがうのでしょうか??
わ、ウルシの研究ですか。
それはおもしろそうですね!
おっしゃるように、木は生き物ですので、時間帯によって樹液の出方は違います。
人も起きて活動しているときと、安静に眠っている時とでは、きっと血流のぐあいとか違ったりすると思いますので、それと同じではないでしょうか。
さて、けいさんは学生さんなんでしょうか?
(もし違ってたらごめんなさい)
どんな研究を考えてらっしゃいますか。
おもしろそうなので、差し支えない範囲で?教えてくださいますと嬉しいです。
ではでは、今後ともよろしくお願い申し上げます。
僕は卒論のテーマとしてウルシを研究しようと考えているのですが、朝まだ日の出ていないうちにハゼノキの枝を切ってみたんです。
当然白い樹液が出ると思っていたのですが、樹液が出てこなかったので、樹液の精製と光合成には何か関係があるのではないか?と思って今ウルシについていろいろ調べています。
あっ、でももしこれがすでに解明されていることだったら別の特徴に関して研究しないといけないんですけどね!
お返事を書いて下さって、ありがとうございました。^^
卒論なんですね。
ウルシがテーマなんて変わっていますね〜
と思ったら!
>朝まだ日の出ていないうちにハゼノキの枝を切ってみたんです。
…って、ええ〜大丈夫だったですか??
ハゼはものすごくかぶれますよ!? なんだか心配になってきてしまいました。;;
ハゼの木のことは、ぜんぜん詳しくなくって恐縮ですが…。
ハゼもキズをつけると液体が出ますが、いわゆる塗料となる「漆樹液」とは異なると思います。
ハゼも同じウルシ科だけど、ウルシノキとはやっぱり違うので、「漆」の研究をされるのでしたら、本当のウルシノキをごらんになった方がよいような気がするのですが…。
(松本も何度かハゼを切ったことがあるのですが、水みたいなものが出て、ウルシとは違っていたと言っておりました)
けいさんがかぶれていなければいいんですが…。
かぶれるということは知っていたし、対策もしていたので、幸いかぶれることはありませんでした^^
お返事をありがとうございます。
ホッ…。かぶれ対策をちゃんとされていて良かったです。(かぶれたという方は、けっこう無防備なことが多いのですよ;;)
沖縄で勉強されているんですね。
じゃ、ウルシの木はないですねえ… ^^;
ハゼで事足りる内容ならよいのですが、ウルシの樹液の生成のなら、やっぱりウルシの木の方がよいような…
(すみません、ハゼとウルシはぜんぜん別のものに見えてしまうので ;; 代用できるという発想自体がなかったです)
一応、沖縄で漆の植栽と研究をされている方は知っているんですが、たいへん有名な方なのでけいさんならきっとご存知かと思います。
これからいよいよ木が活発になっていくので、どうぞよい研究にしてくださいね。
楽しみにしております☆
ホームページか何かを!
今日の四国は初夏のようでしたよ ;;
沖縄の方はいかがでしょうか。
>もしよかったらその漆の研究をされている先生を紹介してもらえませんか?
ちょっと調べれば分かりますよ。^^
けいさんのお話を聞いて、沖縄、とくれば真っ先にその方を思い出しました。
でも堅気な方なので、ホームページとかは持ってないと思います。
それに、せっかくの大事な卒論なので、こんな場所?でカンタンに聞いたりしないで、教授とご相談しながら、ご自分でちょっと取材してみてはいかがでしょうか。(←いじわるなんで、スミマセン)
もし、手がかりが無いなら、地元の新聞社に聞き込むとか、いろいろ手はありますよ。
オタクな人が多い分野なので、ほか、参考になるような文献や変わった活動をしている会とかいろいろあったります。
ではでは、楽しみにしています。
がんばってくださいね☆
探してみます!
がんばってくださいね!
いい研究にして下さい。