2014年09月19日

■しだれ桜の絵付けをした酒器です。

「玄鳥去(つばめさる)」… 七十二候で今の時期を指し、文字通りツバメが南に帰って行く時節をあらわすそうです。
…そういえば、稲刈りが始まると、もうツバメの飛ぶ姿はみられなくなっていました。
ツバメあんなにフワフワした今年のヒナたちも、遠い南の島へ飛んでいってしまったんですね…。
先月は、ツバメの若い子たちが、田んぼの上を激しく旋回して、一生懸命飛ぶトレーニングをしていた可愛い姿を思い出します。
みんな、来年無事に故郷に帰ってくるといいなあ〜。




さて、そんな今日はこれをご紹介したいなと思います。
育児の合間に、少しずつ少しずつ仕事をしていた、酒器たちです。ムード


バッド(下向き矢印)銀彩でしだれ桜を描いていました。けっこう時間がかかりました。あせあせ(飛び散る汗)
しだれ桜のカップ ゴブレット
絵付けの様子を松本にちょっと撮ってもらいました。
絵付け中
こうした仕事は、いろんな筆を使い分けて、何回に分けて描いていくので、かなり時間がかかります。銀を乗せるタイミングもよく見計らないといけません。
また、キャンバスの絵画と違うのは、やはり立体の仕事ということ。また、角重箱なら一場面が平面ですが、こうした器は丸みがあるので、バランスを取ることに一番気を使います。
ゴブレット型の方は足がポイントなので、ここにも花をあしらい華やかにしました。ぴかぴか(新しい)

国産漆の美しい塗り肌が乗ると、銀白色の銀彩が立体感のあるゴールドに輝きますよ。
上塗りがうまくいくといいな…。


ミルさて、今日のおまけ写真は…

秋の夕日に輝くミルちゃんです。
御年10歳、工房がはじまって日が浅い頃から暮らしています。
今は優秀な子守り猫?としてがんばってます。

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posted by 宮崎佐和子 at 22:50| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 工房の仕事
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