…そういえば、稲刈りが始まると、もうツバメの飛ぶ姿はみられなくなっていました。

先月は、ツバメの若い子たちが、田んぼの上を激しく旋回して、一生懸命飛ぶトレーニングをしていた可愛い姿を思い出します。
みんな、来年無事に故郷に帰ってくるといいなあ〜。
さて、そんな今日はこれをご紹介したいなと思います。
育児の合間に、少しずつ少しずつ仕事をしていた、酒器たちです。




絵付けの様子を松本にちょっと撮ってもらいました。

こうした仕事は、いろんな筆を使い分けて、何回に分けて描いていくので、かなり時間がかかります。銀を乗せるタイミングもよく見計らないといけません。
また、キャンバスの絵画と違うのは、やはり立体の仕事ということ。また、角重箱なら一場面が平面ですが、こうした器は丸みがあるので、バランスを取ることに一番気を使います。
ゴブレット型の方は足がポイントなので、ここにも花をあしらい華やかにしました。

国産漆の美しい塗り肌が乗ると、銀白色の銀彩が立体感のあるゴールドに輝きますよ。
上塗りがうまくいくといいな…。

秋の夕日に輝くミルちゃんです。
御年10歳、工房がはじまって日が浅い頃から暮らしています。
今は優秀な子守り猫?としてがんばってます。