2014年10月10日

■栗の木のカレースプーン、中塗りに入ります。

いつも娘の寝かしつけの前には、おんぶして家のまわりを軽く散歩しています。
子供ってお月さま満月が好きですよね。分かりやすい大きな天体で肉眼でも観察できるし、刻々と表情がよく変わるので大人が眺めても楽しいものです。
空が晴れている日は、子供と「お月さま満月はどこかな?」と言いながら歩いているんですが…。
その日のお月さまは違いましたexclamation 
ちょうど、月がどんどん満ちている時期だったので「今日はまんまるになっているかな〜」と見上げた月はなんと!! 薄赤く染まって、しかもボンヤリ右半分が欠けていて異様な姿。がく〜(落胆した顔) ひょえーー天変地異? イヤイヤきっと今日は月食の日なんだ!!!
寝かしつけが終わったあと、改めてニュースを見て皆既月食だったことを知りました。あせあせ(飛び散る汗) 全国で話題だったそうですね〜。ピーク後半から見たのがちょっと残念でしたが… とても神秘的でしたよ。ぴかぴか(新しい) 皆さんはごらんになりましたか?



さて、来週に作品展を迎えて、ちょっとばたばたしている工房です。もう年末に続く先の作品展に向けて、どんどん仕込みをしていますよ。
今日は、スプーンを塗り込み前の研磨しましたので、お見せいたしますね。


バッド(下向き矢印)こちら、すり漆を重ねて塗りの厚みがついてきた、栗の木カレースプーンです。
スプーンの研磨

スプーン木地固め2

←木地固めをしたばかりの時の様子。








最初と比べるとだいぶ漆のスプーンらしい雰囲気になりました。塗りの厚み付けるため、ざっくりしたすり漆を重ねてきたんですよ。(一気に塗って厚みをつけるより、こうした薄い塗膜を重ねるほうが漆の強度が得られると考えています)
でも、あるていど厚みがついてくれたので、そろそろ塗りを入れようかな…と思うところ。
そのために表面をなめらかにする研磨を軽く入れます。こうしてから中塗りをして、上塗りにむけての準備をするのです。


バッド(下向き矢印)ペーパーで表面を研ぐ松本。
研磨中
研磨中2
当てゴムをした耐水ペーパーを使って、表面を軽く研いでいきます。研ぎすぎないように注意しながら…。

研磨終わってスッキリ
研磨が終わって水洗いしたスプーン。表面がなめらかになってスッキリしました。ぴかぴか(新しい)


バッド(下向き矢印)つく棒をつけて、中塗りに入りま〜す。
つく棒についたスプーン
今回から回転する漆室で乾かしますよ。完成までまだまだですが、少しずつ進んでいます。わーい(嬉しい顔)



青いどんぐりさて、今日のおまけ写真は…

いま、娘が夢中になっているものの一つ、公園のドングリです。
毎回持ち帰るので、家にはドングリ専用の箱があります。ゴロゴロしてますよ〜。
見た目は可愛いドングリたちですが…。娘が床の上に散らかしているので、マキビシのように対人攻撃能力がある手ごわいドングリさんです。あせあせ(飛び散る汗)
まだ青い実が木に残っているので、まだまだ収集してしまいそうです。
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posted by 宮崎佐和子 at 22:25| Comment(0) | TrackBack(0) |   漆のスプーン制作
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