
まだ実感がありませんが、いよいよ年末が近付いていますね…。
ショップ和×和では、毎月1日恒例の特選品として、かわいい梅の花の蓋付き椀をアップしています。
また、今週の水曜日から、広島で作品展を予定しています。※松本和明 宮崎佐和子和うるし展
もっと日が近付きましたら、また改めてご案内いたしますねーー。

さて、今日はこれをご紹介したいと思います。
新しい機材を導入しました。


強い圧力を素材に押し当てるための機材です。
これは2トンもの圧力をかけることができます。いろいろ使えるのですが、革抜きなどに使いたいと思っています。厚い牛革などにも使えるんじゃないか?と期待してるのです。

これは以前制作した、革の装身具…。
写真のパーツの素材は、豚革です。これを作った当時は、手で切り抜いていました…。

厚み1mm程度なんですが、革は硬くて粘りがあるのでなかなか苦心しました。
抜き型が用意できれば、パンパン抜く事が出来るのでは…とさらに期待が高まります。



頼もしそう〜〜〜2トンの圧力に耐えてくれます。
ほか、貝を抜くこともできそうですね。(これも抜き型必須ですが;;)
いろいろ夢が膨らみます。

木工旋盤の導入後、木地挽きの方はだいぶこなれてきた感があり、いろいろ好みの形の器を気軽に挽くことができるようになりました。
これからは、小さな装身具なども充実させて、漆や木、革、貝などの魅力的な素材を、もっと活かしていきたいなあ〜と思っています。


もうお使いになられた方もきっと多いでしょうね。
10月24日に発売されたばかりの記念切手「伝統的工芸品シリーズ 第3集」です。
この切手シートの五番目に、香川漆器が入っています。

蒟醤といわれる、唐風の技法で加飾をほどこされた、食籠(菓子等を入れる蓋付きの器)です。
赤黒のエキゾチックな風合いが香川県っぽくて、可愛いですよ〜。