2006年07月30日

■漆の森つくり現地見学会・下草刈りに参加しました。


平成15年の3月、香川県森林センター(仲多度郡まんのう町)にて、香川県や漆器組合が、漆の森つくり事業を行いました。この漆畑で定期的に見学会を兼ねた下草刈りのイベントを行うのですが、松本和明も参加してきました。

7/30草刈1暑い中、集まったボランティアの皆さん。

7/30草刈2五色台の工房の漆畑とおなじく、こちらもすごい背丈の草にうるしの木が埋もれてます。

7/30草刈3森林センターさんで支給してくれたりっぱなカマを使って草をばさばさ。さすが、ご年配の方は上手に刈ります。

7/30草刈4若い人も慎重に草刈り。後で植えた、小さな苗もあるから気を付けて。

7/30草刈5大きな草があっと言う間に刈られて、りっぱな漆の木が出てきました。ちょっと見ないうちにすごく大きくなっていてびっくり!!

7/30草刈6松本が昨年の文化庁の研修で集めた、日本各地の漆の苗もちゃんと姿をあらわしました。育っていてよかった!

※研修先の苗の植栽の様子


この森林センターに植えられているのは、徳島の漆の木です。
夏の草刈りは、見学会を兼ねてボランティアの方が参加しますが、ふだんはセンターの方がきちんと管理してくださってます。

この見学会&草刈りの主催は、香川県経営支援課(もと産業振興課)なのですが、もう部署を移動された前任の方も参加されて、久しぶりにお会いすることができました。(しかもこんなに暑い中、わざわざまんのう町まで‥。お役所の方は移動になったら、もう前の仕事は忘れちゃうのではと思ったんですが)
皆さん、やっぱり漆が好きなんだなあ!とすごくうれしく思った1日でした。ムード

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posted by 宮崎佐和子 at 22:48| Comment(2) | TrackBack(0) |   展覧会鑑賞・イベント参加
この記事へのコメント
うらやましいかぎりの‘漆三昧の生活’というより‘生活そのもの’ですね。松本さんも宮崎さんも立派です。 松本さんの写真もただものではないとは思っていましたが、カナヘビ君の写真などを見ると作品の売り上げの半分は彼の撮影技術によるものだと確信しました。ネットで出したら個展に持って行く作品がなくなるというのも納得します。 それから蝉は羽化するときに漆の木を選ぶという話を聞いたことがあるのですが、実際のところはどうなんですか?その話によると漆の葉裏にしがみつくと漆が接着剤の役割をして安全だからという説明でした。ちょうどスズメバチの巣と同じレベルの話だと思います。 東京ではクマゼミが鳴くと大ニュースになります。なつかしい画像をありがとうございます。 滝川
Posted by 滝川 at 2006年08月01日 00:22
滝川さん、こんばんは(^^) 毎日暑いですね。

もう本当にまいにち漆が身近にある生活です。(私はここ10年来ですが、松本は子供の時からですね〜ふしぎ)

セミさんは漆の木でも羽化するのかもしれませんが、みた感じでは、塀とか適当な立木に登って羽化しています。
幼虫の手足の爪先が鋭くカギになってて、絶妙なムリのない体勢でしがみついたまま固定して殻を脱ぎ捨ててます。

都会では、あまりセミは見られないのかなあ‥
セミの鳴き声がしないと「夏が来た!」って感じがしないんです。
お盆ごろにはもうコオロギの声が時々聞こえて、暑さが厳しくっても秋の近づきを感じます。(^^)
Posted by 宮崎佐和子 at 2006年08月02日 00:10
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