2008年02月07日

■大阪で「貝」を仕入れてきました。

大阪では、摺貝工場におじゃまして、黒蝶貝の原貝とあわびの摺貝を少しですが仕入れて帰りました。
大阪府高石市は地場産業で貝細工があり、漆芸用の貝素材を作っている工場があるのです。
摺貝(すりがい)、というとなじみのない言葉かと思いますが、あの美しい「螺鈿細工」に使われる薄く加工した貝、というとなんとなく分かるでしょうか。
ある種の貝には美しい真珠層がありますが、その真珠層を薄くすりおろすには熟練の技術が必要でたいへん貴重な素材として使われます。

2/7 あわびの薄貝
わ〜〜きれいです。ぴかぴか(新しい)
今回仕入れた、あわびの薄貝。
(日本あわびの玉虫貝といわれる部位、10グラム)
青、緑、ピンクといろんな色に輝きます。

松本は「メキシコあわびみたいだ」ということしきりです。

それにしても貝の輝きって不思議です。
宝石に例えるなら、オパールに近い素材感ですね。
…そういえばアンモナイトの化石の宝石、アンモライトもファイヤオパールとかにそっくりです。以前、とある会場で見ましたがぎらぎらと強く虹色に輝いて、圧倒される美しさでした。
貝って神秘的だなあ。


さてさて、そこの工場では原貝も扱ってらっしゃるということで…。
2/7 黒蝶貝の原貝1
黒蝶貝の原貝、約3.6キロ。
こうしてみるとけっこう迫力あります。
(↑クリックすると拡大します)


私たち、原貝大好きなんですよね…。
そういえば去年はメキシコあわびを買っちゃったし、夜光貝も白蝶貝も原貝たちが倉庫で眠っています。
そこに黒蝶貝も加わって、大満足〜!です。^^

2/7 黒蝶貝の原貝2
黒蝶貝さんの表側。
南の海で生きた証が残ってます。

2/7 黒蝶貝の原貝、大きいのと小さいの
重量単位で買ったので、
大きい貝と小さい貝が混じってます。

2/7 黒蝶貝の原貝の真珠層の輝き
貝の内側をちょっと磨いてみました。
真珠層の輝き…いわゆる黒蝶真珠と同じですね。


堅いので、加工はなかなか大変ですが…(松本の仕事)
タイミングをみていつか手を入れてみようと思います。


さてさて、松本はいまちょっとダメージを受けてます。
もともと扁桃腺が弱いのですが、近年発症したアレルギーのせいで(アレルギーになってから漆にかぶれるようになった)喉や鼻が腫れ上がってしまい、いま苦しんでいます。
来週から横浜に出張なのに… 
大丈夫かなあ。



posted by 宮崎佐和子 at 20:58| Comment(6) | TrackBack(1) |   素材
この記事へのコメント
宮崎さん、始めまして、ブログいつも楽しませて頂いてます。
漆なんてすてきですね。
これこそが工芸品なんですね。
これからも頑張ってくださいね。それでは。
Posted by ダイヤブロック at 2008年02月08日 16:31
ダイヤブロックさん、はじめまして。^^
いつも見て下さっているそうで、ありがとうございます!

>漆なんてすてきですね。

はい、とってもすてきな素材です。^^
ますます頑張っていきますので、これからもよろしくお願い申し上げます。
Posted by 宮崎佐和子 at 2008年02月09日 00:18
趣味で夜光貝、日本アワビ、白蝶貝などの原貝を加工している東京の者です。また、摺貝も加工しています。摺貝は作れないので原貝ではなく、出来合いのものを購入していますが、都内では流通が少なく、いい色味のものが中々入手できません。ネットでも色味は選べません。貴殿のブログを拝見していて、大阪に摺貝の地場産業があり、当地で摺貝を購入したとありました。選んで購入できるのでしょうか?もしよろしければ、大阪の店(製作所?)をお教えいただけないでしょうか?
Posted by 有坂 at 2008年04月06日 12:46
有坂さん、はじめまして。
この日記を見つけてくださって、ありがとうございます。

さっそくですが、この行った貝屋さんを紹介しますね。

中尾シェルさん
http://abcde.daa.jp/raden/

欲しい色味の貝がほしいお気持ち、とっても分かります。
いろんな種類の貝を扱ってらっしゃいますので、一度お問合せをしてみてはいかがでしょうか。

どうぞよろしくお願いします。^^

Posted by 宮崎佐和子 at 2008年04月06日 21:52
宮崎さんこんにちは、初めて書きこみします。
私は貝細工はまったくの素人なのですが?趣味で横笛を吹いて居ます。その笛に貝細工をしてみたいのです。笛は黒塗りなのですが、貝を貼り付ける時にどんな材料で貼り付けるのでしょうか?分かる範囲で構いません。教えて頂けないでしょうか。宜しくお願いします  
Posted by 三浦 孝 at 2008年08月18日 19:17
三浦さん、初めまして。
このたびはコメントを下さいまして、ありがとうございます。^^
横笛を演奏されるなんて、素敵ですね。
そのご愛用の笛に貝細工を…と言うお気持ちは分かるような気がします。

蒔絵で貝を貼り付ける時は、漆で接着します。
ただ蒔絵はとても高度な技術ですので、申し訳ないですがこのコメント欄のやりとりで、お教え出来る内容ではないです…申し訳ありません。(_ _);

そこで、参考になる書物をご紹介します。
「漆芸の伝統技法/佐々木英」
http://waurusi.sblo.jp/article/8879590.html
http://www.rikogakusha.co.jp/products/8532.html
↑大枠で紹介されています。

もし、もっと知りたいと思われるなら、お近くの漆教室に行かれることをおすすめします。
どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by 宮崎佐和子 at 2008年08月18日 22:31
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Excerpt: 日本橋高島屋や三越日本橋本店の建材として使われている大理石の中には数多くの化石が含まれている。≫日本橋高島屋が重要文化財に指定されたという情報を追加した。
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