2008年02月18日

■高島屋横浜店での作品展、あと1日です。

早いものでもう6日目が終わろうとしています。
ご来場下さった方々、本当にありがとうございます! 
最近、いつも感じることですが見に来て下さる方たちで「ブログ見ていますよ」とおっしゃる方の多いこと多いこと…。
「和うるし日記」を始めた当初は、そんなことはあんまりなかったので、うれしい驚きです。
いつも見て下さってありがとうございます。
そして、これからもよろしくお願いいたします!^^


さて、今回の横浜会場は今まで一番狭い会場ということで…。
作品群も前回の阪急梅田店よりもうんと内容を絞って、展示しています。
しかし、会場に来られるお客様の好みが予想と違ってて「あっ○○をもっと持ってくれば良かった」「あの色違いを持ってくれば良かった」と現場で思うことが、よくあります。
そこで、工房の在庫でまだあるものなら留守番の私が準備して、せっせと松本が待つ会場に送っています…あせあせ(飛び散る汗) 
悩ましいのは、時たま混じっているレア物(特に変わった漆で面白い表情に塗り上がっているもの。超艶消しなど。その時期だけまとめて制作し、それ以後は再現できない。例えばこんなのとかこんなのとかこんなのとか)を会場でお客様にめざとく見つけられ「これって1個だけですか?」と言われるとドキッ!がく〜(落胆した顔)とします。 
「いや…これは1個だけでもう作れないんですよ」
「でもすごく気に入ったの!できれば夫婦で使いたいし、1個だけじゃ…」
「う〜〜ん… (心の声)やっぱそうだよなあ。でも、あの時はけっこうたくさん作ったんだから探せばあと1個くらい残ってるかも? よし! じゃあ、ちょっと在庫を確認してみましょうか!」
…という感じで私が在庫探しに走るのでした。

レア物の大半は、工房立ち上げ間もない頃に作ったもので、天候にも恵まれ当時の漆樹液はたいへん出来がよく、すごく面白い表情を生み出してくれたものです。
しかし、その時は私たち作り手のバランスがうまく取れていなかったことや(だからこそ作れたものも多々あるのですが)そして立ち上げ時はお客様の層が今とは異なる会場で展示会をしていたので、逆にレア物は好まれず、あまり日の目を見ないままやがて倉庫の奥にしまい込まれたり、塗り直し置き場に安置されたり…と工房内でも冷遇されて(ごめんなさい)だんだんなくなっていったのでした。
しかし今、とても目の肥えた方にごらんいただくことが多くなったので、必死に過去のレア物を探す私でした。(^_^;)
探してもやっぱりないことが多いのですがたまにぽつっと残っていることもあって、そんな時は「やった!」と嬉しくなります。
そしてこれを作った当時のことを思い出して「あの時は大変だったなあ」と胸が熱くなります。

今作っているものには今の良さがあるのですが、たまたま心のチャンネルが以前作ったレア物にぴったり合う方に出会えるのは、やっぱりうれしいものです。
「国産漆らしいきれいな表情だと思うんだけど…どうして、見向きもされないんだろう」と弱気になっていた当時の自分に「しっかりしろ!」と言いたくなってしまいます。

和うるしの器展
2月13日(水)〜2月19日(火)
会場/横浜高島屋7階 特選漆器売場

      



posted by 宮崎佐和子 at 19:40| Comment(0) | TrackBack(0) |   作品展の様子
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