いろんな形の砥石が入り用なので、貝よりも先に砥石をバンバン切ってしまいました。べ、便利だわ〜〜。



こんなふうにペラッペラに生まれ変わりました。
バンドソーの刃物はダイヤモンドブレードを使いました。※ とってもよく切れて調子良いです。
こんなへんな形の砥石、何に使うの?とお思いかもしれませんが… いろいろ使えるんですね。


松本は「おもちゃみたいなバンドソーだよ」と言いますが、なかなかよく働いてくれていい感じです。


ウィンウィンうなるダイヤモンドブレードに、数ミリ単位の厚みで砥石を通します。
これがけっこう怖いですよーー お指ギリギリのところまで、うなる刃物が通りますから。

真珠屋さんが「極小真珠の穴開けがコワイ」と言っていたのを思い出します…。慣れていても、ドキッとすることがあるかもしれませんね。摩擦で生じる熱を冷却するため、水を落としながらの作業です。
そんな緊張する作業のかたわら、ウロウロする迷惑なうり坊です…。

(あっちいけーー

こうしてたくさん小さな薄い砥石を作りましたので、オーダー品の作業も少し進みましたよ〜。
このお椀の朱溜変わり塗りになる研磨も、今回の砥石を使いました。

なかなか楽しい、雰囲気の出そうな塗り肌でしょう? たくさん「しかけ」をしています。

お椀の研磨に使ったのは、この「伊予砥石」です。スッキリとよくおります。
新しい作品作りのため、いろいろ小さな機材を導入しましたので、だいぶ小回りが利くようになってきてうれしいです。
この春は忙しいです。苗も畑に植えに行かないといけないし…。
どんどん片付けていきたいなと思います。


お雛様を見ながら、先日娘とひなあられをいただきました。
お雛様にもあられをお供えです。ヒノキの小さな高杯に盛りました。

和菓子屋さんのひなあられなのですが、シンプルに餅米の香りのあられで美味しかったです。
…しかしながら、お供えのあられを娘が虎視眈々と狙っているのが気になりますが…。
