
「スプーン」2002年制作 Kazuaki Matsumoto
漆/岩手産うるし使用 木地/トチ
ひそかな自信作、漆のスプーンです。
松本はスプーン作りが大好きで、幼少のころからスプーンの試作を彫っては改良し、彫っては直しで、さまざまなラインのスプーンを作りまくっていたそうです。
この写真のスプーンは、かなり大きいもの。(別名/視力検査のスプーン)
数年前の作なので、いまはまたラインが少し変わっています。
手削りで、一枚板から立体に彫り出していくので、木地づくりだけでも相当時間がかかります。それに塗りも意外と難しいのです。
でも、それだけあって、やっぱりおすすめなんです。
(お椀とおなじくらいのお値段ですが、リピート率がとっても高いのです)
「百円のプリンが高級デザートの味に変身する」というこのスプーンは、漆そのものの触感が官能的に楽しめます。
私も自分用の漆スプーンがほしいのですが…。
お椀はいっぱいMy椀があるんですが、スプーンは元々たくさん作れないので、私の方までまわってきません。(^^:)
ところでつい先日、松本が新作のスプーン(というかレンゲ)を開発しました。
試しにこの作品展で白木地を展示していたら、さっそくお客様から注文をいただいてしまいました…。なので、また多少まとめて作る予定です。
その時にちゃんと写真を撮って、お知らせしたいと思います。
おっと、そこにつっこみますか〜!!
今までありそうでなかった質問です! (o o)
それがですネ、京都とかは外国人のお客様が多くって、
ちょっとでも意味をなす英文が会場にあると
『OH〜、◎☆※△…』(ここで英会話ができる店員さんが駆けつける)
…と、良いように反応して下さることが多く… 買って下さることがしばしばあるんです。
つまりは、ちょっぴり国際仕様にしているんです!
なあんてね(^^)(でもホントです〜)