2008年04月03日

■工房のネコ、ミルミルを紹介します。

工房の大事なメンバー、猫さんたちを紹介していきます。
今日は、ミルミルです。^^

2/19ミルミル
ミルミル 雌 2003年7月生 体重3.6キロ
体毛・黒(濃い褐色) 目・グリーン
生家・松本の実家(高松市)

今年の夏で5才になります。
松本家では、同じ血縁の猫が何代にもわたって暮らしているのですが、ミルはその中の子です。
母猫はシャム系の雑種(松本家の猫)、父猫は近所のボスだったアメショの飼い猫でした。3匹兄弟のうち、2匹はきれいな銀トラで、ミルだけが黒くて小さいもじもじした子でした。
私がペットは「小鳥派」で、ずっと鳥を飼っていたのですが(文鳥、メジロ、ウズラ等)どの子もなぜか長続きせず(死んじゃったり飛んで行ってしまったり)ふと切れ間ができた時に、松本(猫派)が私に内緒で連れてきたのがミルなのです。

ミルはお母さん猫の特長を色濃く受け継いでいます。
昔のシャム猫の体型に近く、線は細く、感情も繊細で不安定です。自由を愛するいっぽう、つねに飼い主の愛情を求めて求めまくりで満足することはない、困った子です。あせあせ(飛び散る汗)
お客様が来られて、ミルの姿をまともに見られた方はラッキーです。人見知りが激しくて知らない人の前には姿を現しません。

4/3新緑の中のミルミル
体毛は完全な黒ではなくて、
かすかに縞模様があります。
黒ヒョウもこんな感じでしょうか。

工房の3匹の猫のうち、外へ出入りできるのはミルミルだけです。
ちょっとしたことですごくストレスを感じる子なので、外出は欠かせないんですよね…(むぎとうり坊は完全室内飼いです)

なので、ときどきハンティングで獲物を捕らえて帰ります。
バッド(下向き矢印)ミルの「お持ち帰り」戦歴です。
4/3 ミルの戦歴の数々
昆虫系は関心ないみたいです。
トカゲ系、そしてネズミ、
たま〜に小鳥という感じです。

「お持ち帰り」があると玄関の外で呼ばわります。
そして、意気揚々と家に入るのですね…(むぎ君は獲物に大興奮します)

野ネズミはけっこう捕まえています。獲物は、地べた系が得意みたいです。
バッド(下向き矢印)よく捕まえる野ネズミさんはこんな子です。
4/3よく捕まえるネズミ

この2タイプのネズミを野っぱらで捕まえてきます。(でも食べませんね…お手玉にしてよく遊んでます) 
あまりネズミの種類は詳しくないのですが… なんというネズミかなあ。
ちょっと調べて、下の顔がとがったネズミは「トガリネズミ」とかという種類で、ネズミというよりモグラに近い生き物だ、ということを最近知りました。

ネズミさんたちは迷惑ですが、ミルのおかげで思わぬ生き物に出会えたりします。


実は、ミルが来てから1週間後に、ミルの兄ネコ、にぃーもうちに来て、兄妹で飼っていました。
でも1年半後のある日、夜遊びからにぃーだけ帰って来ず、その日の晩に近くの国道で死んでいるのを見つけて松本と連れて帰りました。
ちょうど福知山線の事故のと同じ日でした。
にぃーを庭の漆の木の根元に埋めながら、無力な飼い主であることが悔やまれて、猫でも死ぬとこんなに悲しいなら、事故で家族や友人を突然亡くした人はいったいどんな気持ちだろうかと思ったものです。
すでにミルの両親も兄弟もみんな死んでしまって、健在なのは一番小さくて弱々しかったミルだけになってしまいました…。
でも元気いっぱいのずうずうしい?猫になり、きっと家族のぶんまで長生きしてくれると思います。

明日は、むぎ君を紹介します。^^

posted by 宮崎佐和子 at 20:28| Comment(8) | TrackBack(1) |   工房のメンバー
この記事へのコメント
ミルミルちゃん、精悍さ―いや女の子だから凛とした感じといったほうがいいかも―が漂いますね。
シャムの血筋からくるものでしょうか。
おしゃれな首輪もとってもお似合い♪
Posted by monaco at 2008年04月04日 12:00
今晩はアサリの吸い物にしようっ!と思ってアサリと三つ葉を買ってきたのに白だし醤油を買い忘れてきたドジないちご納豆です…。

>むぎ君は悲しいかな尿石体質でお魚ご法度

そうですか…むぎさんはお魚食べられないんですね。う〜ん、ミルさんやうりさんに比べると少し恰幅がある感じですね。

今日、歯医者さんにメンテナンスに行ってきたのですが待合室で瀬戸内出身のおばぁちゃんと
話していたら「こっちは若い人が随分歯医者さんに来るんだねぇ〜。わたしらんとこは小さい頃から小魚を沢山食べてるからあんまり来ないけどねぇ〜。」と言われてしまいました。
小女子や白魚の山椒炊きはとっても美味しいですよね。
こちらは(というか私は)骨ごと食べられる魚としてはサンマかイワシしか思いつかないです。
先日のつみれですが私はフードプロフェッサーを使っています。イワシ2匹にそば粉大さじ2です。歯ごたえが欲しい時にはこれに卵1個を加えてます。
Posted by いちご納豆 at 2008年04月04日 22:13
monacoさん、こんばんは。
いつも見て下さってありがとうございます!

>ミルミルちゃん、精悍さ―いや女の子だから凛とした感じといったほうがいいかも―が漂いますね。

ミルをほめてくださってうれしいです。
最初、松本がうちに連れてきた時には、灰色でしかもネズミみたいなぱっとしない子で「えっ不細工かも!?」と思ってしまいました。;;
でも、大きくなったらきれいになりましたが…(松本はミルが生まれた時から目を付けていたらしいです)

>おしゃれな首輪もとってもお似合い♪

わ〜うれしいです。
首輪選びは、いつも悩みます。
特にミルは外猫なので、ネーム入り首輪は欠かせません。
先日「女の子らしく見えるように…」と、赤のギンガムでフリル付きの首輪を新調してやりましたが、ぜーんぜん似合いませんでした。(悲)
やっぱりすっきりした方が似合うみたいです。

黒猫なのでなかなか写真がうまく撮れず、あんまり出番がない子ですが、これからも応援?して下さるとうれしいです。^^
Posted by 宮崎佐和子 at 2008年04月04日 23:34
いちご納豆さん、こんばんは。
せっかくのアサリのお吸い物… うーん残念ですね。(私ならかまわずふつうのお醤油で平気です;;)

>そうですか…むぎさんはお魚食べられないんですね。う〜ん、ミルさんやうりさんに比べると少し恰幅がある感じですね。

むぎは、子ネコの時にたくさんごはんを食べさせたので、おかげででっかい猫になりましたが、1才ならないうちにストルバイト尿石が出まして…(だめな飼い主です >_<)
それから食事には気を遣ってます。

>今日、歯医者さんにメンテナンスに行ってきたのですが待合室で瀬戸内出身のおばぁちゃんと
話していたら「こっちは若い人が随分歯医者さんに来るんだねぇ〜。わたしらんとこは小さい頃から小魚を沢山食べてるからあんまり来ないけどねぇ〜。」と言われてしまいました。
小女子や白魚の山椒炊きはとっても美味しいですよね。
こちらは(というか私は)骨ごと食べられる魚としてはサンマかイワシしか思いつかないです。

そういえば松本は、子供の時から煮干しがおやつだったそうで、かなりの骨太です。
松本がお腹にいる時に、お母さんが煮干しをいっぱい食べていたせいか、誕生時の体重は4.5キロ!もあって病院では「ジャンボちゃん」と呼ばれていたんだとか。(でも翌日にはもっと大きい子が産院で生まれて、一日天下でした)

小女子の釘煮、パックにいっぱい大阪の親戚からいただいて、せっせと食べている最中です。^^:
なかなか減りません。

>先日のつみれですが私はフードプロフェッサーを使っています。イワシ2匹にそば粉大さじ2です。歯ごたえが欲しい時にはこれに卵1個を加えてます。

いつもご自分でお料理されるんですね、すごい。
つみれのつなぎはそば粉なんですね。
フードプロフェッサー、お料理で使うことはないです。これだと簡単に下ごしらえができますね。
一度、挑戦してみます。^^




Posted by 宮崎佐和子 at 2008年04月04日 23:57
ミルミル殿の記事にひかれてやってきました。
こまめに写真を撮ってらっしゃるようで貴重な記録になることでせう。
あれから栗林公園では猫が退治されて黒猫は3匹か
4匹になってしまいました。
キジトラの子はまだ母親のおっぱいを吸っています、そんな親子を見ていると人間と変わらないなあと感じます。
Posted by 鮭缶 at 2008年04月08日 06:21
鮭缶さん、こんばんは。
コメントを下さいまして、ありがとうございます。

>あれから栗林公園では猫が退治されて黒猫は3匹か4匹になってしまいました。

えっ!?
退治されちゃった…って、捕まっちゃったんでしょうか。
心配です。
お花見ですごいにぎわいだったので、この子たちにもいいことがないかなーって思っていたんですが、難しいですね。

>キジトラの子はまだ母親のおっぱいを吸っています、そんな親子を見ていると人間と変わらないなあと感じます。

キジトラ親子の子ってもう大きいですよね。
まだまだお母さんに甘えたいんですね… 可愛いです。
猫の表情はどこか人間っぽいので気になります。
「独りでも平気」って顔していながらどこか寂し気な気もします。

以前、鮭缶さんが黒猫が子供を産みそうだというお話を聞いていて、その子がどうなったか気になっています。
元気にしているといいのですが。(でも公園の方には頭の痛い話かもしれませんね…)

Posted by 宮崎佐和子 at 2008年04月08日 19:21
キジトラの子どもは生まれてから半年以上は経つと
思いますが甘えん坊です、たいがい母親とぴったりくっついています。
件の黒猫は生きていれば子を産んでいる頃でせうが
最近みかけません。

むぎ殿は私がキジトラ4号と呼んでいる猫の後姿が
よく似ています、当方の本日のブログに写真をのせておきました。このキジトラ4号は要領が悪いせいか空腹そうに歩き回っていることが多いです。
せめてひもじい思いはしないで猫たちが暮らせると
よいのですが。
Posted by at 2008年04月08日 22:52
鮭缶さん、こんばんは。^^
今日は夕方から雨が降り出しましたね… あまり冷え込まないといいんですが。

>キジトラの子どもは生まれてから半年以上は経つと
思いますが甘えん坊です、たいがい母親とぴったりくっついています。

生後半年…っていったらおとなと子供の間くらいですね。
もうそろそろ独立を余儀なくされるころかな…
キジトラ君は、お母さんと双子みたいにそっくりなのが、可愛らしいです。

>件の黒猫は生きていれば子を産んでいる頃でせうが最近みかけません。

山にでもこもっているんでしょうか。
…気になりますね。
でも逞しいネコなので、子供が歩けるようになったら連れて姿を見せるかもしれませんよ。
(可愛いだろうなあ)

>むぎ殿は私がキジトラ4号と呼んでいる猫の後姿が
よく似ています、当方の本日のブログに写真をのせておきました。このキジトラ4号は要領が悪いせいか空腹そうに歩き回っていることが多いです。

えっと「しまちゃん」ですね。^^
女の子らしいきれいな顔だちをしています。
この子もおなか大きいんですね… ちゃんと食べているのか気になります。

深く入るとむつかしい話になるのですが、やっぱり猫は人間とかかわらないと生きて行けないなあ、と思います。
猫を飼いたい人は、ペットショップで高価な猫をわざわざ買わないで、動物愛護センターや里親募集を見てほしいなってつくづく思います。
(血統書付きの子ってすごく高いです)
猫はそこらでいる子のほうが絶対かわいいですもんね。

これからも公園の猫さんの様子を楽しみにしています。^^

Posted by 宮崎佐和子 at 2008年04月09日 20:33
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Tracked: 2008-04-05 23:06
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