2008年04月26日

■漆のフリーカップを納品しました。

今回の作品展の前に、昨年の秋頃からお客様にご注文いただいていたフリーカップ20個を、納品していました。
ずいぶんお待たせしていたものですが…。
お渡しできてホッとしています。^^

4/26フリーカップ
溜めと朱溜めの無地2種と、柄2種をそれぞれ5個ずつという、比較的大口のご注文でした。
なんとこれらは山梨県の御師(おし)の家で使ってくださることになっています。
こちらは一度閉めていた御師の家を、若いご夫婦ががんばって再開したところなのですね… 私は富士山信仰をよく知らなかったのですが、日本文化の懐の深さをかいま見るようで驚きました。
御師の家を再開するにあたっていろいろドラマもあっただろうと思うと、なんだか通じるものがあって応援したくなります。  ※富士山ぱぴぷぺぽ

バッド(下向き矢印)クリックで拡大します。
4/26フリーカップ
20個並ぶとかわいいフリーカップでも
かなりの迫力がありますね。


この29日に胎内祭という行事があって、この子たちにとってはそれが初お披露目という形になるらしいです。
そんな晴れがましい場所で…と思うと、ちょっと感慨深いですね。
ちゃんとお役に立ちますように!
また、ご様子を聞いてみたいなあ、と思ってます。^^


posted by 宮崎佐和子 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | ■ 工房の仕事
この記事へのコメント
岡山の作品展、お疲れ様でした。充実した展示会だったようですね。そこそこの活き活きとした実感を感じられたことでしょうね。

山梨県の御師(おし)って全く知らないことばでした。リンクを見せていただきました。日本にもいろんな世界が繰り広げられていて、そこで頑張って日々を暮らしってあることにちょっとした感動でした。そこにこのフリーカップが昔からあったもののように活躍したことでしょう!自分のことじゃないのにワクワクしちゃいました。

Posted by ききょう at 2008年04月27日 08:28
ききょうさん、おはようございます!
コメントをくださってありがとうございました。^^

>山梨県の御師(おし)って全く知らないことばでした。

私も知りませんでしたよ〜。('o')
でも、少し前にNHKの特集が出ていたことがありました。仕事をしながらだったので、もっとよく見ていれば良かったなあと思ってます。

>日本にもいろんな世界が繰り広げられていて、そこで頑張って日々を暮らしってあることにちょっとした感動でした。

そうなんです。
土着の信仰文化が今も続いているって、素晴らしいことですね。
そんな中、うちのうつわたちがお役に立てるなんてとっても光栄です。^^
Posted by 宮崎佐和子 at 2008年04月28日 05:52
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/14456356

この記事へのトラックバック
Powered by さくらのブログ
y
<!-- [FC2 Analyzer] -->