自分の子供がふだんどのように過ごしているのか、一緒に過ごすという企画で、私はランチタイムをはさんでおじゃましてみましたよ。
自宅では偏食の多い娘…。すぐご飯に集中できなくてウロウロするし;;お友達とのランチはどんなふうに過ごしているのか、見てみたかったんです。
そこには驚きの光景が!背筋を伸ばして、ちゃんとスプーンを使って、もくもくとゴハンを食べる娘の姿が…。エエーッ!!
先生によると、毎回ほぼ完食とのことですが、家ではなぜ食べなかったりゴゾゴゾしたりするんだろう??
謎です…。
さて、そんな今日はこれをご紹介したいなと思います。


今は亡き松本の叔父が生前に、徳島県脇町から切り出していたケヤキ材を使いました。
叔父は、半割の丸太材まで加工して天然乾燥させていて、松本がそれを受け継いでいたのですが、分厚いので中まで乾燥が進んでいませんでした。
その材を円柱材に荒取りして、2年ほどたったので、荒挽きしてみたというわけです。


今まで、一馬力しかない工房の木工旋盤では挽いた事のないサイズなんです。
挽いている最中の動画を撮っています。(とあるマニアの方以外には、ちっともおもしろくない動画です長いですし)
ホント、この小型木工旋盤で旋回させるには、けっこう難儀しました…。

カウンターウエイトを足しているので、切削はなんとか出来ますが、薄い鋳物のフレームに鳴きが入り、少々スリルがあります。1馬力のモーターも止まりそうです。

動画の後半は間違って削除してしまい、裏側の切削動画のみとなりました。


近いサイズの鉢といっしょにここでしばらく乾燥させます。
中荒挽きをしたら、かなり完成形の雰囲気に近付くと思います。


さて、今日のおまけ写真は…
工房のお庭に自然発生した?ジャガイモさんです。
(そういえば、食べられなくなったイモを以前埋めた事があるような…?)
木工旋盤のおがぐず山で育ったので、けっこう太ってました。

旋盤1号君か2号君苦しそうですね(笑)。
掘削量を多くすると回転数に影響が出てきますね。
でも、最初の形決めの場合はどうしても掘削量は多くなりますね。
旋盤君に頑張ってもらわないと。
写真では大きさが推定できませんが、30センチ弱の大きさでしょうかね?。
そのくらいの大きさなら、荒削りで250〜400rpm、仕上げ削りで600〜700rpmが標準的ですね。
自分の旋盤は3馬力ですのでもう少し速いスピードで回してます。
お椀程度の大きさなら1馬力で十分でしょうが、大きな作品では低回転数で力強い馬力が必要になりますね。
ある程度形が出来てしまえばだましだまし使えますので旋盤君に頑張ってもらわないと…。
でも気持ちの良い削りくずが出ていますね(笑)。
回転数ですが…計測設備が無いのでわかりません。カウンターウエイトをさらに重くしてからは600〜1800の中速プーリで、目盛りが7〜9位で荒削りを初めています。アナログな表現ですいません。
ある程度旋盤に付随した重量を重くして偏心を押さえ込んでも、フレーム強度とモータが一緒なので、刃幅一杯素材をくわえると馬力が足りなくなります。
軽い対象物は回転する慣性が小さいので意外と切削量は多く出来ないようです。