2008年05月20日

■ウルシの雄花と雌花の比較。

今日の香川県はやや強風でしたが、晴れでした。晴れ

さて、昨日失敗したウルシの雄花と雌花の写真。今日撮り直してなんとか見られるものができましたので、ご紹介したいと思います。

バッド(下向き矢印)雌花さんたちです。(拡大します)
雌花

バッド(下向き矢印)こっちが雄花さんたちです。(拡大します)雄花


ぱっと見は大きな黄色いしべを持つ、雄花の方が華やかに見えます。
雌花は、淡緑色ですごく地味です。大きさはどちらもほとんど変わりません。
そしてウルシには雄の木、雌の木に分かれているみたいで、雌雄の花は同じ木に咲く事は、今のところ工房の木ではないようです。

花のアップです。
雌花
雌花。
雄花
雄花。
雌花
雌花。
雄花
雄花。

…今、気づいたのですが花びらは5枚の花と6枚の花、両方あります。(てっきり5枚と思っていました)
ほとんどは5枚の花ですが、目算したところ1割くらいの比率で6枚花が混じっているようです。


バッド(下向き矢印)さて、花の大きさです。(拡大します)
花の大きさ
全開した花は5ミリ前後あります。


バッド(下向き矢印)こちらはつぼみ。(拡大します)
つぼみの大きさ
このつぼみは2ミリくらいでした。


ちょっとまだ見にくいですが、なんとか記録写真が撮れました。今のカメラでは接写がきついです。また、松本の新カメラ購入欲が再燃しそう。^^;


こうして見ると、小さなウルシの花もなかなか興味深いものです。
花が咲くと花の周囲には、いろんな種類のハチやハナムグリたちが花粉や蜜を求めてやってきて「こんな小さな花をどうやって探し当てるんだろう」と不思議に思うくらい、熱心にお目当てのものを採取していきます。
そしてこの時期だけは、甘いような蒸れるような独特の花の香りがウルシの木の周囲を漂います。(きっとこの香りが目印なんですね)

花の時期はあっという間に終わり、花が散ると雌花たちはさっそく実を結びます。
今年もその様子をじっくり見ていきたいと思います。


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posted by 宮崎佐和子 at 22:50| Comment(2) | TrackBack(0) | ■ ウルシの木の記録
この記事へのコメント
宮崎殿、ごぶさたしています。
接写につきましてはカメラのレンズの先端に3倍から5倍程度の虫眼鏡をかざすことにより名刺程度のものは画面に一杯に写せるようになります。もっと格好よくするのであれば写真屋でクローズアップレンズというものを2千円くらいで買ってレンズに装着すればよいです。
Posted by 鮭缶 at 2008年05月21日 01:16
鮭缶さん、こんばんは!
お返事が遅くなってしまいました。^^;

ふむふむ、そんな手があるのですか…
てっきりカメラかレンズを変えなきゃどうしようもないものとばかり思ってました。
いいアイデアをありがとうございます。
二千円くらいなら、クローズアップレンズを試してみても損はないですね。
今度、試してみたいと思います。


Posted by 宮崎佐和子 at 2008年05月22日 21:05
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