
さて、昨日失敗したウルシの雄花と雌花の写真。今日撮り直してなんとか見られるものができましたので、ご紹介したいと思います。




ぱっと見は大きな黄色いしべを持つ、雄花の方が華やかに見えます。
雌花は、淡緑色ですごく地味です。大きさはどちらもほとんど変わりません。
そしてウルシには雄の木、雌の木に分かれているみたいで、雌雄の花は同じ木に咲く事は、今のところ工房の木ではないようです。
花のアップです。

雌花。

雄花。

雌花。

雄花。

雌花。

雄花。

雌花。

雄花。
…今、気づいたのですが花びらは5枚の花と6枚の花、両方あります。(てっきり5枚と思っていました)
ほとんどは5枚の花ですが、目算したところ1割くらいの比率で6枚花が混じっているようです。


全開した花は5ミリ前後あります。


このつぼみは2ミリくらいでした。
ちょっとまだ見にくいですが、なんとか記録写真が撮れました。今のカメラでは接写がきついです。また、松本の新カメラ購入欲が再燃しそう。^^;
こうして見ると、小さなウルシの花もなかなか興味深いものです。
花が咲くと花の周囲には、いろんな種類のハチやハナムグリたちが花粉や蜜を求めてやってきて「こんな小さな花をどうやって探し当てるんだろう」と不思議に思うくらい、熱心にお目当てのものを採取していきます。
そしてこの時期だけは、甘いような蒸れるような独特の花の香りがウルシの木の周囲を漂います。(きっとこの香りが目印なんですね)
花の時期はあっという間に終わり、花が散ると雌花たちはさっそく実を結びます。
今年もその様子をじっくり見ていきたいと思います。
接写につきましてはカメラのレンズの先端に3倍から5倍程度の虫眼鏡をかざすことにより名刺程度のものは画面に一杯に写せるようになります。もっと格好よくするのであれば写真屋でクローズアップレンズというものを2千円くらいで買ってレンズに装着すればよいです。
お返事が遅くなってしまいました。^^;
ふむふむ、そんな手があるのですか…
てっきりカメラかレンズを変えなきゃどうしようもないものとばかり思ってました。
いいアイデアをありがとうございます。
二千円くらいなら、クローズアップレンズを試してみても損はないですね。
今度、試してみたいと思います。