お風呂上がりの娘が、目を離したすきに引き出しからハサミを取り出して、自分の髪の毛をジョキジョキ切っていて、ビックリしました。

私はものすごく娘を叱ったので、娘はショックでショボ〜ンとなってしまい…。

のち、叱り過ぎだということで、今度は松本に私が叱られてショボ〜ンとするはめになっちゃいました。
ハア〜、3才になったらなったで、いろいろやらかすなあ〜と思っていたら…。今日は私のお気に入りの真珠の指輪をかじって、台座からバキッと外しておりました。ほんと、トホホなかんじです。

さて、そんな今日は、お客様のオーダーのお品をご紹介したいなと思います。
↓素朴さと落ち着きを持った、木地溜の蓋付き椀です。


径が11cmの使いやすいサイズのお椀です。まるいフォルムが可愛い。
材はケヤキ、木地溜なので木の生きた証である美しい木目を景色として楽しむことができます。
あまりにも漆が透けているので、一見、すり漆仕上げに近いように見えるかもですが…。
「しっかりと10回ほど塗り込んでいますよ〜」と言ったら、ビックリされるかもしれませんね。

(ていねいに仕上げたので、通常よりさらに回数がふえてしまいました…)
上質な漆ほどよく透けると言われますが、工房の持っている国産漆は、松本のオタク収集によるものなので、やっぱり普通じゃないなあと再認識しました…。
↓蓋付き椀の楽しみは、蓋をあける瞬間ですね。


ちょっとしたお料理でも、特別感が出るのが蓋付き椀のうれしいところです。
シンプルなのでいろんなシーンで使えると思います。

蓋を小皿として使ったり。
年末を意識するシーズンになると、こうしたお椀のよさがグッと引き立つ場面が多くなりますね。
ご注文から1年近くかかってしまいましたが…



今日のおまけ写真は、ダラダラするむぎ君です。
寒くなったので、ホットカーペットを出しました。(むぎ君のために…ブツブツ)