ふだん、紹介している漆の木は、主に善通寺の工房の庭に植えてあるもの。これらの木は樹液を採るためではなく、主に観察のためにあります。

高松市と坂出市の間にある五色台。この山の中に、2002年から苗を植え続けている、漆畑があります。
ここの漆の木は、同じ四国の徳島県から来た「阿波うるし」。将来樹液を採るために育てられています。

きのうは、研究所展を見るために久々に高松に行ったので、畑に寄りました。そして、今年実った種を高枝ばさみでパチパチ。

工房の庭の木は伸びはたいしたことなかったのですが、山の畑の方はすごい! 1メートルは伸びています。

ウルシの実もけっこう採れました。
けど、こっちの畑は実は少ないようです。

ブドウのような草。この五色台の畑にはいっぱい生えています。カラスや小鳥がこの実が大好きなんですよね〜(ムラサキ色のフンをする)

道の途中、きれいなはぜの木を発見。
みんな、これをうるしの木と思っているんだろうなあ。
・・・この草は「ヤマゴボウ」と、言うんですよ。
やまごぼう懐かしいです。
綺麗な色水が出来るんですよね。
小学校の頃よく採ってました〜♪
ヤマゴボウですね。(いつもお詳しいですね〜)
こんな草がいつもあちこちに生えるんです、ウルシの苗が小さい時はぱっと見「どっちを育ててるんだか」って感じでした…^^+
まあ、つゆくささんも、ヤマゴボウの思い出が…
美味しそうな実に見えたけど、実を摘むとあのすんごいムラサキ色が指から取れずにおののいたなあ。(今思えば、ポリフェノールの宝庫だったりして)