
3才の娘は、だんだん服の好みがはっきり出て来て、その日の気分でない服が出てくるとガンとして着ないことがあり、毎朝苦労します。

ピンク、うさぎさん、ふわふわ、といった分かりやすい要素の服は好む傾向にあるんですけど、結局は気分なんですよね〜〜〜。
最近は私もコツを覚えてきて、「あ、今日はぐずりそうだな」と感じた日は、2〜3パターンの服を用意して選ばせるようにしています。(めんどくさい…)
そのうち、お母さんが買った服はイヤと言って着なくなるんでしょうか。

さて、そんな今日はこれをご紹介したいなと思います。
↓ショップ和×和にお椀をアップしました。

珍しい形でしょう? 工房初期(2003〜2005年頃)に制作したお椀です。
…こう書きましたが、もう10年以上経つんですね;;我ながら驚いています。
↓一見、黒いお椀に見えますが、濃い色の木地溜です。

ほんのり木目が透けて見えますね。

高台の高い個性的なフォルムで、この形は南部(青森県東半分から岩手県中部)のお椀の形にならったものです。古い作のため、使用した漆の明細は不明ですが、時期的に岩手県産の漆のみを使用したものと思われます。
上塗り漆だけは、ある程度分かっていて、大森俊三さんの裏目の生うるしです。
↓この塗り肌に注目です。(超アップ)

この大森俊三さんの秋の漆は、漆の粒子の大きさが不揃いで、つや消し具合もどこか立体的な感じなんですよね…。面白いです。

また、ごゆっくりごらんくださると嬉しいです。


今日のおまけ写真はむぎ君です。
…胴長ネコですよね
