アオンアオンとよその猫がやってきて、工房の庭を闊歩したり、木工場に押し入ったりしています。

工房の国境を固める?うり坊は、もう気が気でありません。
このよそ猫たちは、ミルミル(雌12才)に興味があるらしく、ミルを追いかけたりわざと近くに腰かけたりしております。
シニア猫なのに、なぜか昔から、無頼者にモテモテのうらやましいミルちゃんです。※
仲良しだった、列強黒猫君に失恋したときはかなり荒れたミルミルでしたが…。※ 今年はどうなんでしょうか?
さて、そんな今日はこれをご紹介しようと思います。
↓新作の湯飲みの木地です。

ほお〜〜〜! これまた新ラインですね。

ほわっとした卵形のやさしい雰囲気の湯飲みたちです。
↓手に取ると、こんな感じ…。

かなり薄挽きみたいで、軽いですよ。材は能登産のケヤキです。
ふちの薄さにもご注目。


内側もスッキリと気持よくきれいに削れています。
↓高台はこのような感じです。小さめ。

目が細かく、かなり良材だと思います。
さて、こんな新ラインの湯飲みが挽けるようになったのはワケがあります〜。
↓ダイヤルキャリパーゲージのおかげでした。

ふつう、測定が困しいと思われる部分の外径や厚さ測定に使う、簡易測定器なんだそうです。
これのおかげで、こんな形の器もきれいに挽けるようになりました。
…やっぱり道具って、大事ですね〜〜〜。実感。


たしか、1年前は木工旋盤の刃物、HAP40を新しく買い、今までできなかった口のすぼまった逆三角形の器を挽けるようになって、驚いてたっけ…。※
またこのほわんと可愛らしいフォルムの器をいろいろ作って、お客様に見ていただきたいなあ〜と思います。


今日のおまけ写真は…。
よそ猫の侵入にナーバスになっているうり坊です。