
今年の梅雨はいつ明けるのでしょうか?? 梅雨が明けたら、五色台にある工房の漆畑で、ついに!!松本が漆掻きをします。
最初の植栽を行ったのが2002年の春… なんと14年経ちますよ〜。
十分成長してから漆掻きをしたい、という松本のポリシーで、とっても長いこと待ちました。
今年は、とりあえず1本だけの漆掻きですが、待ち遠しいですね。

※工房の漆畑 ※仕事のコンセプト
さて、そんな今日はこれをご紹介したいなと思います。
国産漆のうつわ専門店 和×和 に店長の特選品をアップしました。
↓今回は「縄文黒シリーズ」ですよ〜。

こちらはサラダボールです。
「縄文黒」は、工房初期に松本がよく制作していた作風です。
炭粉と漆で織りなす、独特の表情が面白く、当時の木地を使っていろいろ展開していました。
今回、ショップでご紹介しているのは、当時、表現のテストとして制作していたものの、表情が強過ぎて?よい着地点が見つからず;;完成に至らなかった作を、近年になって仕上げたものたちです。

↓こちらはめんぱのお弁当箱です。

やわらかい形が魅力のめんぱ。
そのめんぱに硬質なテクスチャをまとわせてみたものです。リッチブラックに目が惹き付けられそうですね〜。
↓仕切り板が一枚付きます。


めんぱの木地に使われる針葉樹はたいへん柔らかく、凹んだりしやすいのですが;;このお弁当箱はかなり丈夫だと思います。
使っている漆の量は半端ではありませんよ…。

ボールも同じ木地で普通に仕上げたものは90gくらいなんですが、この子は130gあるし。

おたくの探究心から生まれた、マニアックな作となります。
ごらんくださいますと嬉しく思います。

さて、今日のおまけ写真は… 工房の水槽のハスです。
今年もきれいは立ち葉がたくさん出て、癒されます。
