受診の結果、今週の土曜日に手術をすることになりました。

この傷は治らないそうで

かなり短くなるらしいです。 (がーーん)
娘が生まれてから外猫になりましたが、傷が化膿しないように室内暮らしに戻しました。
ミルも不安なのかな? 私の布団にそっと乗っかってきて、今日は数年ぶりに一緒に寝ました…。
ミルミルのシッポがなくなるとは、なんだか想像がつきません。
でも、シッポよりもミル本体の方が大事ですもんね。13才だけど、麻酔とかうまくいくんでしょうか。
だんだんとわたしも不安になってきております。

さて、そんな今日ですが、これをご紹介したいなと思います。
オーダーのお椀を先日納品いたしました。
↓木地溜の蓋付き椀たちです。

明るく透明感あふれるお椀でしょう? 蓋のみに絵付けをしています。
材はトチ、透け感のある木地溜です。一見すり漆仕上げっぽく見えるかもですが、しっかりと塗り込んだお椀なんですよ〜。
工房の国産漆の透明度、おそるべし。ふつうの漆ではこうはいきません。

トチ材ですが、杢を含んだ部分がところどころあって、木地溜なので見ていて楽しいです。
↓蓋を開ける瞬間がやっぱり蓋付き椀の醍醐味ですね。



この蓋は小皿にもなります。

この蓋の絵柄は、吹きガラスの泡模様がイメージとなっています。
お客様のこだわりがあって、表現するのが難しかったですよ〜。

↓木地制作の様子です。


当時はまだ木工旋盤を導入して間もなかったこともあり、複数の同形のお椀を挽くのに時間がかかりました〜〜。

今は仕事も慣れて、刃物も増えたのでやりやすくなりましたが…。
↓手に取ったかんじ。蓋のつまみもお客様のこだわりありです。

こうしてみると、工房独特のクリアな木地溜に、この流れ模様はよく合いますねー。

お客様のセンスにはいつもハッとさせられます。
ご依頼いただいた時期から、かなり年数がかかってしまいましたが

とても気に入ってくださったそうで、有り難い限りです。
いろんなシーンでご愛用くださるとうれしいなあと思いました。


さて、今日のおまけ写真は… ゲージが部屋に入って来て、ソワソワするむぎ君です。
ミルちゃん用に出してきたんですが、自分が入ってみたりして。