↓断尾手術終わりました。おつかれさまです。

初の入院でした…。
そもそもは、シッポの先端にできていたしこりの表面が破れて、出血が止まらなくなったために、断尾するために入院していたのですが…。
術前の血液検査で、慢性腎不全が発覚。
数値が悪過ぎて全身麻酔ができず、シッポどころか、腎不全で余命宣告されそうないきおいでした。

ごめん、ミルミル… 気づかなかったよ。
局所麻酔でなんとかシッポは切りましたが、いたかったかなあ。
本来は、断尾のための入院でしたが…
それどころではなくなり、慢性腎不全の治療がメインの入院のようになってしまいました。

その結果…。
2日間の病院での濃厚ケアにより、ミルミルはお医者さんもビックリの
奇跡のV字回復をとげました。

点滴で、たちまちの数値は正常値に近くなったのでした。ミルってスゴイ…。
↓工房に戻ったミルミル。

シッポは根本から切れなかったので、10cmくらい短くなりました。
腎臓ケアフード(ロイヤルカナン)をたべています。
(食欲の鬼、むぎ君の家政婦視線がコワイ…)

(ハッ!!)
高齢猫の多くに発症するといわれる、猫の慢性腎不全。
はずかしながら、病院で指摘されるまでぜんぜん気づきませんでした。

でも、ミルミルは療養食と定期的な点滴でケアしてあげれば、まだまだ長生きできると先生に言われて、ホッとしています。
でも、シッポの件がなかったら、本当に間に合わなかったかも…。ぞっとしました。
猫飼いの方がごらんになっていましたら、こんなこともあると、留意してくださるとうれしいです。
そういえば、娘が生まれて、赤ちゃんのそばにたくさん猫がウロウロしているのはどうも…と思い、むぎ君以外の猫はだんだん外猫にしてしまいました。
仕事も忙しく、むぎ君はともかくミルやうり坊のこまかい健康管理に目が行き届かなかったです。
もう反省しきり…。



地味で我慢強いミルに申し訳なかったです。

ミルは、この10年歴の工房ブログよりも前から、この工房にいます。
ある日私が帰宅すると、松本が仰向けになって、ネズミみたいな小動物を手に乗せてあやしていたのです

(それがミルミルでした…)
松本と国産漆専門工房を立ち上げて間もない頃からいるので、思えば苦楽を共にしたなあ。
最近、影が薄くなっていましたが、戦友のような存在でもあります。

※こちら、11年前のミルとむぎ君です。
猫たちも、みな10才超えのシニア群になりましたねえ…。
私たちも立派な中年となりましたしね。

これからは、もっと健康管理に気をつけて、工房の運営をしていこうと思いました。
