シッポの切断&慢性腎不全で入院していた、工房のネコ、ミルミル(♀13才)。
一時は余命宣告されそうなほど弱っていましたが… ダメもとの治療が功をなし、だんだん元気になってきました。
そして今日。病気が発覚してから、はじめてミルは「仕事」をしました。
あさ、玄関に出ると、ヤモリのおシッポがちょこんと置かれていたのです

(ヤモリさんには申し訳ないけど) ミルミルよくがんばった〜〜。
飼い猫が捕った獲物を玄関に置くという習性は、飼い主へのギフトとよく言いますが、本当はどうなんでしょうか。
若い時には、生きのいい野ネズミやスズメを捕らえていたミルですが、だんだん獲物が小さくなって現在に至ります。
さて、そんな今日はこれをご紹介したいなと思います。
以前に、製作中のスズメとヒナゲシの丸重箱をお見せしましたが ※、その後です。
↓こんなふうになっています…。

だいぶ、頭の中のイメージに近付いてきました!!
主役はスズメちゃんです。

そして舞台はヒナゲシ畑… 春のうきうきした雰囲気を思い浮かべながら、制作しています。
木地が朱溜のお重箱なので、そのまま銀彩をしたのでは、あまり映えません。
なので、スズメもお花も、すべて金箔を貼って、それを表現のベースにしています。
金地の段階では、かなり硬質な雰囲気だったのですが、表現を重ねることでだんだんふんわりした感じになってきてホッとしています。
今年最後の作品展、伊勢丹新宿店さんのイメージ写真に使いたいのでがんばって進めていますよ〜〜。
もう少しで上塗りへいけそうですので、引き続き急ぎながらも慎重に進めたいと思います。


さて、今日のおまけ写真は…
ミルちゃんのヤモリさんのシッポです。ヤモリさんもミルもシッポが半分になってしまいましたね。
