
こないだからやっと盛漆になりました。
が、さいきんマイ漆山元気たんないのか50本で500から650gしかとれません。キズはMAX伸びているのですが…<7/22 本間さん>
漆山も、やっと盛りですねえ…。^^
ほんとう、キズは最大限伸びています。(キズを最大限伸ばしている→幹の周囲に対しての長さのこと。木を生かすギリギリの長さで、これ以上伸ばすと木を弱らせたり枯らせたりする可能性がある)
『盛り』というのは、うるし掻きシーズンのまさに盛りで、真夏の太陽のもとで最も内容の濃い漆樹液が一番多く出る時期のことです。
この時期に高品質の漆を、たっぷり木に出してもらうわけですね。
…本間さんの採った盛り漆、いつか一度見てみたいです。
今までの研修日誌からするとこの時期で浄法寺で10辺というのは今年は少し遅れているんでしょうかね。
生漆に顔料を混ぜるというのを試してみました。
まず、'07・Sさんの初漆に黒田朱の顔料を混ぜられるだけ混ぜてガラスの厚板の上でガラス瓶でゴリゴリと6千回練ったあと1対1の比率に仕上げてテストピースを作りました。
同じく'06の漆屋さん製消朱合漆に黒田朱顔料を上記と同様に3千回ゴリゴリして1対1に仕上げ、22度64%(ぐらい)の環境で翌日の色味を比べてみたところ後者のほうが発色は良かったです。
勿論、数年後の両者の状態がどんなものかは分かりませんし、皆さん夫々に練り方もありますのでこの比較がどうこう言える物ではないと思うのですが現在の時点でテストピースの結果はこんな感じでした。
暦の上ではもう秋なんですが…こちらはあいかわらず暑くて、疲れています。;;
いちご納豆さんのところはどうですか?
>この画像は10辺と見て良いのでしょうか。
今までの研修日誌からするとこの時期で浄法寺で10辺というのは今年は少し遅れているんでしょうかね。
たぶん、画像のとおり10辺目だと思いますよ。
盛りのシーズンなので、うるし掻き現場は活気づいていることでしょうね。^^
…さてさて、詳しいテスト結果を教えてくださってありがとうございました。
私たちでは試さないような内容の試験なので、とても興味深いです。('o')
きっといちご納豆さんのコメントを読んだ方たちも『わ!色漆を作るのってこんなに奥が深いんだ』とびっくりされていると思います〜。(そうです、既製品を使えば早いのですが、凝り出すとこれまたたいへんな世界なんです;;)
これからもよろしくお願いいたします。
浄法寺の漆は今年は出ていないのでしょうかね?気候のせいなのかもしれませんね。
神長さんも今年の漆は良く出るといっていました。 健司先生頑張ってください!
もうお盆ですね。(そして暑いです…;;)
おのせさんも、神長さんもたくさん採れているんですね。良かった〜。
暑い時にいっぱい出てくれると、仕事のしがいがあります。^^
>健司先生の漆の掻き方が綺麗なので感心していたのですが、漆の出方がイマイチだったのですね。私は今日漆を掻いたのですが結構イイ感じに出ていました。
浄法寺の漆は今年は出ていないのでしょうかね?気候のせいなのかもしれませんね。
そうです、本間さんとても仕事がうまいです。
やっぱり経験者だなあと思いました。
茨城ほど豊作ではないかもしれませんが、浄法寺では、よく採れているところもあるそうです。
本間さんの畑は、たまたま出にくい木が多いんでしょうか。(それでも、よく採れていると思います)
それにしても今年の茨城は調子良さそうですね。
ぜひぜひがんばってください。楽しみにしています。^^