今日は、愛媛県西条市のだんじりを愛するKさんご一行が工房に来られました。
だんじりの修理のため、輪島に行き、そして漆が大好きになったという方たちです。

せまい工房ですが、漆はいっぱいありますよ〜^^
だんじりは、素材にこだわって日本産漆をいっぱい使って仕上げたそうです。

なんとその修理に使った漆とほぼ同じもの
(同じ漆かきさんが同じ時期に採った漆)
がうちの工房にもあったのです


だんじりの一部を持ってきて見せてくださいました。
(だんじりはお祭りが終わると分解して箱にお仕舞いする)
古くから受け継がれたものを修復しながらかついでいるそうです。

これはだんじりの柱の一部。
このほか、蒔絵や木彫りのパーツも見せていただきました。
(輪島で仕上げただけあって本格的なものです。
日本産漆をたっぷり使った上品な塗りでした。
漆もきっと喜ぶだろうな〜)
西条祭りは毎年10月15.16日でした。(KさんたちはNHKのBSにも出演されたそうです) 練習と本番、だんじりを担いだ首のこぶもチラッと見せてもらったりして…(番組に出ていたから)スゴ〜ほんとにありました

“ちょうさ”の町、香川県豊浜町にしばらく住んでいた松本によると、お神輿は町で一台、フェラーリを所有するようなものなんだって。
まさに地元の誇りなんですね。


※追加。だんじりの勇姿です。
組み上がったらこうなるんですね。
だんじりの車って漆塗りなんですね、知りませんでした!
白木のだんじりと、きれいに漆を塗っているのがありました。それぞれ名前が付いていて、大事にされています。
それにしても、お祭りってすごい人を引きつけるんですね〜。
> お祭りってすごい人を引きつけるんですね〜。
・・・ 恥ずかしながら、おじさんになったこの歳でも、「お祭りの日のために1年がある・・・」と、TVで言ってしまいました!
でも、これって本心だから仕方ないですよね。
お返事が遅くなってスミマセン〜。
でも、お祭りを愛するってことは地元や家族を愛するということだから、西条はとても素晴らしいところと思いますよ。
ほんとに一番の宝じゃないでしょうか^^