2008年10月11日

■和うるし作品/梅の花の帯飾り。

梅の花の帯飾り
「梅の花の帯飾り」2008年9月制作
(銀座くのや本店出品)
漆/岩手県産うるし 木地/クス

径3センチほどの梅の花を木彫した漆の帯飾りです。
お干菓子みたいに可愛くコロンとした形にしました。
下地をした木地に、金箔を全体に漆で貼ったうえに、色漆、生漆で彩色をしています。彫りあとをなるべく残した仕上がりにしています。


梅の花の帯飾り
組紐と結んでみました。

帯に挿す爪は、水牛の角を削り出したもの。
水牛の角は柔らかい半透明な部分と不透明な部分、そして黒く斑の入った部分といろんなニュアンスを持った素材で、とてもよく漆の質感に合います。
そして、この梅の花は、取り外しできる金具になっていて、ペンダントトップにも使えるようにしています。

さて、和装小物は今まであまり作ったことがなかったのですが…。
とても楽しいです。
私は着物を着る機会がない人間ですが、着物の取り合せで四季を感じる粋は、きっと日本女性ならではの楽しみなのでしょうね。


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posted by 宮崎佐和子 at 23:38| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 和うるしの作品
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