2008年10月08日

■高島屋日本橋店さんでの作品展初日。

高島屋日本橋店さんでの作品展が、始まりました。
今回は、クロスロード7という会場です。和洋問わず個性豊かな展示会が行われる催事場で、初めての会場ですよ。


バッド(下向き矢印)今回も、実演場があって松本が木地つくりの仕事を実演しています。そして、今回はこのたくさんの竹が料理の素材です!!
10/8松本実演1
何を作っているかというと…
「竹筒のお箸入れ」の木地を用意してます。


10/8松本実演2
どんな仕事かといいますと…。
節ごとに切った竹の周囲の皮を、鉈でざくざくと落としていきます。こうすると「竹を割ったような」という言葉どおり、まっすぐな繊維の通りに割けてくれます。
ここでだいたい均一の厚みに肉を残して削り落とします。

10/8松本実演3
そして豆鉋(まめがんな)で
きれいに仕上げていきます。


10/8松本実演4

こうして、こんな美白の竹筒が仕上がります♪


でも、この状態はお料理に例えると、まだ下ごしらえの状態でお野菜の皮をむいてカットしたような感じでしょうか。
まだ完成にはほ遠くて、これから長〜い道のりを辿ります。
まずは、こんな剥き身の筒を山のようにたくさん作って、お箸入れにちょうどいい大きさの身と蓋にペアを組んでいくことから次の工程が始まるんですよ。(最後まで相手の見つからない可哀想な?竹筒もたくさんできますあせあせ(飛び散る汗)



さてさて、作品展の方は、ちょっと緊張の初日でしたが…
びっくりするほどのたくさんのお客さまがいらして、夕方までほとんど休憩できませんでした。
(せっかくの実演もあんまり進まず…;;)
本当に興味を持って見て下さいまして、また、この日記を見て楽しみにしていらして下さって、本当にありがとうございました。ムード
まだ始まったばかりですので、どうぞよろしくお願いいたします。
もし、いらっしゃいましたら、お気軽に声をかけてくださるとうれしく思います! ^^
さて今夜はゆっくり休んで、明日も元気に頑張ります。





posted by 宮崎佐和子 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) |   作品展の様子
この記事へのコメント
こんにちは。
松本さんに今使っている溜塗汁椀の変色理由、時期の違いによる漆の表情など丁寧に説明していただき本当にありがとうございました。
結構良いものを使っていると思っていたのですが漆にはいろいろ入ってしまっているのですね。
早速子供二人の汁椀を使い始めるとわれわれ親の椀より見るからに立派になってしまいました。来年の展示会では自分たちの分をと考えています。
Posted by masako at 2008年10月10日 16:09
masakoさん、こんばんは!
このたびはお忙しい中、作品展会場まで足を運んでくださいまして、ありがとうございました♪
おかげさまで、とても楽しくお話をさせていただきました。

>松本さんに今使っている溜塗汁椀の変色理由、時期の違いによる漆の表情など丁寧に説明していただき本当にありがとうございました。
結構良いものを使っていると思っていたのですが漆にはいろいろ入ってしまっているのですね。

いえいえ、つたない説明でしたが…
漆の御理解を深めるきっかけになりましたら嬉しいです。^^

>早速子供二人の汁椀を使い始めるとわれわれ親の椀より見るからに立派になってしまいました。来年の展示会では自分たちの分をと考えています。

まずはお子さんから使って下さっているんですね!
とても嬉しいです。
昨年より、漆の価格がガソリン並みに上がってしまい、これからはお椀をたくさん作るのは難しいなあと松本と話していたりするのですが、やっぱりこういうお声をいただくと、お椀ってやっぱりいいなと思ってしまいます。
これからも頑張りますので、こちらこそよろしくお願いいたします。(_ _)
Posted by 宮崎佐和子 at 2008年10月11日 02:49
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