2009年01月07日

■お嫁入りした、工房のお重箱のお正月。

お客様のところへ、昨年末に納品したお重箱
「ちゃんとお使いになれたかなあ‥」と気になって、年明けてからご様子をおうかがいしたところ、なんと写真付きでどんなお正月だったかを教えてくださいました。ムード

なかなか、お渡ししたうつわがどうなっているかを知る機会って意外とないものなのでとても嬉しく思いました。
OKをいただきましたので、ご紹介いたしますね。^^

バッド(下向き矢印)1年ほど前にご注文いただいて、やっと年末に納品したお重箱です。
1/7おせち
輪島の木地です。6寸サイズ(縦、横、高さとも約18センチ)の三段重箱になります。外黒内朱のすっきりした色の重箱です。
上塗りはもちろん、大森俊三さんの2004年の盛り漆(真夏に採った漆)。半艶消しの塗り肌で、落ち着きがあります。

さて、この中にはすでにおせちが入っているんですね‥!

バッド(下向き矢印)おせちの写真も撮ってくださいました。
1/7おせち
おいしそう‥。ぴかぴか(新しい)
シンプルな内朱がよく映えていると思います。


いまどき、本物の漆のお重箱(しかも純日本産漆)にお手製のおせちで迎えるお正月って、少なくなってきていると思います。やっぱりいいものですね。


バッド(下向き矢印)ついでに、お雑煮の写真も見せて下さいました。
1/7
こちらでは、おすましのお雑煮なんですね。

ほかの地域のお雑煮は見る機会がないので、新鮮でした。
(一度、食べてみたいなあ‥)
香川県は白みそのお雑煮なんです。(白菜、人参の具で、丸餅←しかもあんこ餅だったりします ;;)なので、白く濁ったお雑煮しか見たことがありません。

そして、実はこのお椀。
ありがたいことに、このお雑煮に使ってくださっているお椀も工房のものなんです。(これと同じ形の端反椀)この椀の刷毛目のついた朱溜の塗りです。
うちの食卓での愛用のお椀なんですが‥
かなりたっぷり入るものなんですね。

それにしても、お客様のおかげで、いいものを見せていただきました。^^ 
将来、メンテが必要になることがあるかと思いますが、よろこんで見させていただこうと思っています。ムード

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posted by 宮崎佐和子 at 23:53| Comment(4) | TrackBack(0) | ■ 日記
この記事へのコメント
いいお重箱やねーーーー
あたしも使いたいかも。
あたしはお正月、先生が作った合鹿椀でお雑煮いただきました。先生オリジナルのお箸で。
ぷーーんと木の香りと漆の香りがしたような気がしたのですが先生は「漆は匂いがない!!」といいます。どうなんでしょう??
またいつか先生の作品を写真で載せる事ができたらいいなと考えています。
Posted by 塩田 詔子 at 2009年01月09日 01:48
塩田さん、おはようございます。
お返事がおそくなってしまい、ゴメンナサイ。

>いいお重箱やねーーーー
あたしも使いたいかも。

ありがとうございます。^^
きちんとした塗りのお重箱は、ご家庭に一つはほしい器ですよね。

>あたしはお正月、先生が作った合鹿椀でお雑煮いただきました。先生オリジナルのお箸で。
ぷーーんと木の香りと漆の香りがしたような気がしたのですが先生は「漆は匂いがない!!」といいます。どうなんでしょう??

お手製の合鹿椀でのお雑煮、ぜいたくですね〜。お箸までオリジナルなんて、すてきです。^^

「漆のにおい」に関しては‥
いろいろと要因がありまして、簡単にお返事がしにくいです。;;
同じお椀を使ってても匂いを感じる人と感じない人もいますし、感じ方の個人差がまずあります。
また、漆の作業で大量に使う灯油やテレピンなどの溶剤も、必ず器から匂うものなので(特に熱いものを入れると揮発して匂いが強くなる)
これも、どれだけ石油系のものが仕事で使われているかによって匂いが違うし、さらに個人の感じ方の違いが+されます。
そして、かんじんの?「漆の樹液」じたいですが‥こっちもいろんなケースがあります。
うちの工房にある質も貯蔵状態もよい国産漆にも、漆本来の匂いがいくらかあります。でもこの「匂い」も、採取時期や年度や貯蔵のぐあいによってぜんぜん違ってくるし‥(ワインのような感じなんです)
でも、腐りかけた漆のものすごい匂いに慣れている方がこの漆の嗅いだとしたらぜんぜん「この漆は匂いがない!」と思われるかもしれません。
‥と、ざっとですがこんな感じで、「漆のにおい」という事柄だけでも、いろんなシチュエーションが考えられるので、かんたんに「漆には匂いがあります」とか「ないです」というような形では、お答えしにくい事柄だったりします。^^;;

(漆のこのあたりは、つっこまれるといろんなものが出て来るところなんです。ちょっとした玉手箱です。笑)

>またいつか先生の作品を写真で載せる事ができたらいいなと考えています。

わ、きっとすてきなものをお作りになられるのでしょうね♪
日本伝統工芸展に出品されている方なのでしょうか。それなら、もしかしたら私どもと多少はご面識のある方かもしれません。
Posted by 宮崎佐和子 at 2009年01月10日 10:47
丁寧な返事と解説ありがとうございました
そかーーー。先生の言うことまんざら嘘でもないんですね。なんせええ加減な先生やから・・(大笑)うちの先生は、そんなにすごい人ではありません。かなりへんこな人ですが。。。ただ、作品はとっても好きです。木のもくめを生かした作品です。
お箸は去年の秋から作り始めたのですが、ヒノキの木に少し彫をいれ、生漆を5〜6回塗ります。その間に砥ぎしたり、ケープ紙で拭き取ったり、漆残したりって行程です・・。
Posted by 塩田 詔子 at 2009年01月11日 01:32
塩田さん、こんばんは!
お返事をくださいましてありがとうございます。

>そかーーー。先生の言うことまんざら嘘でもないんですね。なんせええ加減な先生やから・・(大笑)うちの先生は、そんなにすごい人ではありません。かなりへんこな人ですが。。。ただ、作品はとっても好きです。木のもくめを生かした作品です。

なんだか、あたたかみのあるよい先生ですね。^^
こうした仕事は、教えてくださる方にいろいろ左右されるものです。
塩田さんに「しばらく研ぎを中心に」とご指導されていたので、もしかして呂色をとるお仕事をメインにされてそれを教えてらっしゃる方かな?と思ったのです。

>お箸は去年の秋から作り始めたのですが、ヒノキの木に少し彫をいれ、生漆を5〜6回塗ります。その間に砥ぎしたり、ケープ紙で拭き取ったり、漆残したりって行程です・・。

お箸って意外と手間がかかりますよね。
作業中も持つところが少なくてやりにくいですし‥
でも手作りのお箸って、すてきですよね。(しかも時間もお金もかかっています。笑)
早く全快して、思いっきりお仕事ができることをお祈りしています。
Posted by 宮崎佐和子 at 2009年01月12日 19:22
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