本当にほんのちょっとしかいたんでなかったので、お直しは簡単でした。うちの工房にしてはスピード納品です。



夕方に撮ったので、ちょっと映りがよくないですが…。
そして、漆のちびていたスプーンのお尻もきれいになりましたよ。

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ちょっとしたことなら、塗り直しで新品同様になるのが、やはり漆のものの良さですね。^^(下地の仕事がきちんとしていることが前提ですが…)
これからも、大事に使っていただけますように。
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ところで、話は変わりますが、工房の窓の近くに植えている漆の木が1本あるんですが、この木の枝にはこれ見よがしに?ミカンの輪切りを刺しています。
これは、この季節になるとやってくるメジロさんのためにやっているのですが、今年も1月20日ごろから可愛いメジロさんが来るようになっています。

この鮮やかなミカン色を目指して、
甘党の小鳥さんがやってきます。
甘党の小鳥さんがやってきます。
窓に近づくと逃げてしまうので、なかなか写真が撮れないのですが…。でも、何日か経つと小鳥さんも慣れてしまったのが、観察してもすぐには逃げなくなりましたよ。



きれいですねえ。
以前、スズメが少なくなったという話をしましたが、実際に半世紀前の10分の1に減少しているというニュースをどこかで見たと友人が教えてくれました。なんだか悲しいです。
きっとメジロも同じように厳しい状況でしょうね…。
小さな小鳥たちになにもしてやれませんが、大事に見守りたいと思いました。