ここ数日は刃物研ぎをしています。研ぎの初歩の初歩から学んで、鉋の刃を仕上げるのに一日以上かかってしまいました

はじめに、刃先をダイヤモンド砥石で少しだけ研いで、落としました。
次に、刃裏の刃先を研いで平面を出す裏出しをしました。荒めのダイヤモンド砥石で砥面を合わせたセラミック砥石1000番で研ぎました。均一にあてるのはなかなか大変で、どうしても研ぎの癖が出てしまいます



1000番があたったら、1200番、2000番、人造仕上げ砥石8000番とだんだん細かい砥石に切り替えて研ぎました。8000番があたらないので、再びたたいて調整し、1000番から研ぎました。


裏が出たら、表です。表は刃の角度が30度程になるように補助を付けて研ぎました。補助があるのになかなかうまく研げません。

刃先ぎりぎりまでダイヤモンド砥石で落としてから、裏と同じく1000番から順々に研いでいきます。ダイヤモンド砥石で研ぎすぎて、刃を欠けさせてしまい

鉋の刃の次は、”へらたち”という長い刃物を研ぎ、今は彫刻刀に入っています。まだまだ続きそうです。
ありがとうございました。
* * * * * * * *
こんばんは、宮崎です。
弟子は、ここ数日ずっと刃物の裏出し&研ぎをやっています。一日中コンコンコンコンコンコンコンコンコンコン 刃物を打つ音が聞こえるので「ここは鍛冶屋か?」と思うくらいです。^^;
漆に負けず研ぎにはうるさい松本ですから、自分の刃物を松本に見てもらい、いろいろ指摘されてショックを受けていた彼女ですが、今は「ちゃんと研げるようになりたい!」と一生懸命がんばっているんですよ。
おかげで、短期間でかなり上達したようです。
刃のぐあいが「見える」ようになれば、あとはしっかり訓練するのみではないかと思います。
うーん、がんばってほしいですね!
鉋は台の調子がすぐに狂うので、いつも手入れしないといけないので大変ですよ〜〜。
頑張ってください。
私も刃物の研ぎは好きな方なのですが(笑)
前に、鉋を三日掛かりで研いだことありました。
その時、仕上がりを確認するため、軽く爪を当てたら
すっ、と吸い込まれそうな感覚があってびっくりしたのですが
怖かったと言うより、刃物のすばらしさを感じて
刃物に敬意を払いたいような気持ちになりました。
・・・って書くと私が変な人みたいですが(笑)、
貴重な経験だったと思います。
研ぎも、やってると結構楽しくなるような気もしますね ( ^−^)
砥石の面出しをこまめにしないと番手を変えるときに泣きますよ。(先生が近くにいるから大丈夫ですよね)
最近の鉋(包丁も)は鋼が厚く付いてますからガンガン裏押しする方も多いようですが、押しすぎると寿命が極端に短くなりますのでご注意を。
お師匠さんお気に入りの砥石やさんに良い金版を売っています。1枚は持っておくことをお勧めします。
きっとコメントをくださると思っていましたよ。^^
この鉋は、漆芸研究所の研究生の先輩(だったと思います;;)にもらったものなんだそうです。
ここの工房に持ってきて、イソイソと使っていたところ、松本に「ちょっと見せて」ということになり…
現在に至る、です。^^;
金床のこともぜったい聞かれるなあ〜と思ったのですが、松本の方針なのですよ。
>鉋は台の調子がすぐに狂うので、いつも手入れしないといけないので大変ですよ〜〜。
頑張ってください。
ありがとうございます。
本人も頑張る気まんまんですよ!
これからもよろしくお願い申し上げます。
ご期待に副えて光栄です?
刃物は使ってなんぼの道具ですから、あんまり気合を入れすぎると使うのが惜しくなったりしたらいけないのでほどほどで妥協するのもありかと思います。
コメントを下さいまして、ありがとうございます。お返事がおそくなってスミマセン!!!! (当日、書いている途中で眠ってしまい…;;消えていました)
>私も刃物の研ぎは好きな方なのですが(笑)
前に、鉋を三日掛かりで研いだことありました。
やっぱり刃物の研ぎがお好きなんですね〜〜 私はその方面はさっぱりダメなのですが、GILさんのそのお話を聞いて、松本が深夜まで一心不乱に刃物をシャッシャッと研いでいる後ろ姿を思い出してしまいましたよ。^^;;
>その時、仕上がりを確認するため、軽く爪を当てたらすっ、と吸い込まれそうな感覚があってびっくりしたのですが
怖かったと言うより、刃物のすばらしさを感じて
刃物に敬意を払いたいような気持ちになりました。
・・・って書くと私が変な人みたいですが(笑)、
貴重な経験だったと思います。
研ぎも、やってると結構楽しくなるような気もしますね ( ^−^)
いえいえ、ちっとも変な人じゃないですよ。個々の刃物にもそれぞれの使命があると思っています。またきちんとした刃物でしたらそれを作られた方の思いや生き様もそのまま現れていることでしょう。
その念が、持ち主のGILさんに一瞬リンクしたなんて、すばらしい体験じゃないですか。
ここにコメントを下さる方々は、一筋縄で行かない方が多かったりするのですが、勉強させていただくことも多いです。
これからも、よろしくお願い申し上げます☆
タナゴさんも「きっとコメントを書かずにはいられないのでは…?」と思いましたが、期待を裏切らないで?ありがとうございます。
>頑張ってますね!
砥石の面出しをこまめにしないと番手を変えるときに泣きますよ。(先生が近くにいるから大丈夫ですよね)
最近の鉋(包丁も)は鋼が厚く付いてますからガンガン裏押しする方も多いようですが、押しすぎると寿命が極端に短くなりますのでご注意を。
お師匠さんお気に入りの砥石やさんに良い金版を売っています。1枚は持っておくことをお勧めします。
タナゴさん、ありがとうございます。
↑しっかり弟子に読ませておきますね。漆芸研究所とは刃物や砥石のメンテをはじめ使う道具も方向性がぜんぜん違うので、かなり戸惑っていました。(学校だから仕方ないですよね;;)
やはり、プロおたくにかなうものはなしです。
そういえば、昨日弟の結婚式に京都に行って来た時にお世話になっている木工家さんのところにおじゃましてきたのですが、刃物や砥石がズラ〜リでした。(この方も研ぎが上手いのですよ)
また、御紹介したいと思います☆