2009年06月05日

■弟子の作業様子です。

さて、工房に来て今月で3ヶ月になる弟子の芝吹ですが…。彼女の仕事の様子をちょっとお見せしようと思います。^^
帯留の小さな木地作りが、楽しくてしかたないって感じです。ずーーっと座ったまま、こつこつと仕事に没頭しております。

バッド(下向き矢印)さて、先日はじめて自分の「定盤」を使っていました。
弟子

「定盤」とは、漆の仕事に欠かせない大事な道具で、漆の調合などに用いる箱形の作業台のことです。
塗師職人さんは、しっかり漆を塗り使い込んだ「定盤」を持っていたもので、それは風格のあるものでした。
最近は、管理がしやすいことから、このようにガラス板を使う人も多いんですよ。


バッド(下向き矢印)この赤い部分がそうですね。(赤いのは滑り止めマットの色)
弟子
このガラス板は、作業台のサイズを測ってガラス屋さんにぴったりサイズを用意してもらいました。漆の作業が済んだら、ガラスを片付けるとほかの作業にも使える台になるんですね。

バッド(下向き矢印)ちなみのこの時の仕事は…。
弟子5
木地に「拭きさび」をしているらしいです

…また、このあたりの作業の様子は、彼女が自分自身で日記で詳しく書くと思いますよ。^^

バッド(下向き矢印)いま、芝吹が使っている下地用の漆のお茶碗。
弟子
昨年採取した、浄法寺の大森俊三さんの末辺の生うるしです。下地には使いやすくてもってこいの漆ですね。



…さて、余談ですが…。
今日、ちょっとだけうり坊が脱走していました。あせあせ(飛び散る汗)

4/16うり坊

弟子がごみを捨てに外へ出た時、「ぼくも〜♪」という顔で、するーっと一緒に外に行ってしまいました。
最近、こういうことはよくあって、すぐに捕まえて「おしまい!めっ!」という感じだったのですが、今日は捕まえるのに時間がかかりました。;; 隣りのおじさんも応援にきて、ちょっとしたことに…。
まあ、うり坊自身も本気で逃げ出そうという気はないので、遠くにいかずにすぐ捕まったんですが…。
なかなか油断のできないやつです。ふらふら

posted by 宮崎佐和子 at 21:29| Comment(5) | TrackBack(0) |   弟子の日記
この記事へのコメント
こんばんは。

定盤って、ガラスなどの板の部分だと思っていましたが
箱形の作業台の事だったんですね。

うちではうるし作業に、
古いテレビ台のガラス扉を使ってました。

十分な大きさですし、強化ガラスですし
何より処分に困っておいていたやつなので(笑)
使い道が出来たりと、色々と便利です^^;
Posted by GIL at 2009年06月06日 01:09
GILさん、こんばんは!
コメントを下さいまして、ありがとうございます。^^
そしてお返事が遅くなって、申しわけありませんでした。;;

>定盤って、ガラスなどの板の部分だと思っていましたが
箱形の作業台の事だったんですね。

定盤にも、きっといろいろなタイプがあると思うのですが、王道?は塗師職人さんが代々使ってらっしゃるような、定盤じゃないかと思います。箱膳を思わせるような形で、上の面がきれいに漆で塗られており、ここが漆を出したりする場所となります。
また、引出しが付いていたり、中が開くようになっていて、道具をしまったりできます。職人だった松本の父も使っていましたし、漆芸研修所もこのタイプでしたよ。
とってもコンパクトで便利なのですが、胡座をかいて作業するスタイルなので、体格の良い今の人にはちょっと使いにくいかも… 今は椅子と机、そしてガラス板などの作業盤という人が多いので、GILさんのおっしゃるような板を指すことが多いかもしれませんね。

>うちではうるし作業に、
古いテレビ台のガラス扉を使ってました。
十分な大きさですし、強化ガラスですし
何より処分に困っておいていたやつなので(笑)
使い道が出来たりと、色々と便利です^^;

あっ!!私もそうですよ?
やっぱり思いつくことは同じですねえ〜('o')
そんな「使えそうな」ガラス板は大事にとって置いて、さびを練ったりするのに使っています。(便利ですよね)
ガラス板は、さびが残って乾き付いたりしても、カッターの刃で汚れを削ぎおとしてすぐキレイになるので、メンテが簡単なので欠かせません。
Posted by 宮崎佐和子 at 2009年06月07日 19:27
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