2009年06月16日

■帯留の木地に炭粉を蒔きました。

こんにちは、弟子の芝吹です。この間まで麦畑だったところが田んぼになっていくのを見ながら通っています。黄色から緑、土から水の変化はとても楽しいでするんるん


さて、工房の作業は、帯留めに炭粉蒔きをしました。
炭粉蒔きは、漆を塗った上から炭の粉を蒔いて、付着させる方法です。

バッド(下向き矢印)蒔く前の漆塗った状態です。
P1050748.jpg


バッド(下向き矢印)炭粉を蒔いた直後です。
P1050751.jpg


バッド(下向き矢印)かなりモサッと炭粉が乗ってますが、湿し室で乾かしてから余分な炭粉を掃除機で吸うとこうなります。
P1050754.jpg


塗りの厚さぶんの炭粉がくっつきました。この炭粉を定着させるために、更に漆を吸わせて固めます。

バッド(下向き矢印)吸わせた直後です。湿し室で乾かします。
P1050759.jpg


炭粉を一回蒔くとかなり雰囲気が変わりました。
これから仕上げに向かっていくので、更に変わっていくと思いますわーい(嬉しい顔)

ありがとうございました。

* * * * * * * *

宮崎です。
この「炭粉蒔き」は、工房立ち上げ初期によく使っていた技法です。最近、やり方を変えてまた復活しました。
下地ですが、味わいのあるテクスチャも期待できるので、なかなかお気に入りですが、こうした装身具に取り入れるのは初めてかも…。

6_16_はつがま_.jpgさて、先日ちょっとお知らせしましたが、弟子の漆かき研修がはじまりました。工房の庭の漆の木で、もう切らないといけない木が2本あったので、せっかくなので弟子に掻かせることにしました。
また、弟子が「漆掻き日記」を書くと思いますので、詳細はそちらを見てくださると幸いです。6_16_掻きカンナ_.jpg
そして、道具の掻きカンナも、今日刃を研いで、柄を入れました。(ウルシ材です)柄が入ると、一気に生きた道具に変身するから不思議ですね。^^



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posted by 宮崎佐和子 at 22:06| Comment(0) | TrackBack(0) |   弟子の日記
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